株式レポート
7月5日 17時55分
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マネックス証券

日経平均円高進行を嫌気して7日ぶりに反落 - 市況概況

日本株式市場

日経平均円高進行を嫌気して7日ぶりに反落

1.概況
本日の日経平均は106円安の1万5669円と7日ぶりに反落しました。TOPIXやJPX日経400、新興市場のマザーズ指数など主要指数は総じて下落しました。昨日の米国市場は休場でしたが、欧州市場の主要指数が下げたこと、また昨日まで6日続伸していたことから日経平均は93円安と反落して寄り付きました。本日の日経平均はマイナス圏でのもみ合いとなりました。日経平均は9時半頃までに下げ幅を160円超まで広げましたが、その後再び寄り付きの水準まで下げ幅を縮めました。ただその後再び170円超まで下げ幅を広げる場面があった日経平均は、結局前場を137円安で終えました。後場に入ってもマイナス圏での推移が続いた日経平均は、ドル円が一時101円台まで円高に振れたこともあってやや下げ幅を広げる場面もありましたが結局106円安で大引けをむかえました。東証1部の売買代金は1兆5773億円と昨日を下回る低水準でした。東証33業種は繊維製品やゴム製品など9業種のみ上昇し、水産・農林業や機械など24業種は下落しました。

2.個別銘柄等
売買代金上位銘柄は上げ下げまちまちでした。東証1部の売買代金トップに入ったブイ・テクノロジー(7717)は12%超の大幅高となりました。液晶パネルを安く生産できる装置を開発したと報じられたことが材料視されました。売買代金2位のトヨタ自動車(7203)やみずほフィナンシャルグループ(8411)、JT(2914)などもしっかりでした。一方、三菱UFJ(8306)や三井住友(8316)がそれぞれ1%台の下げとなったほか、ファーストリテイリング(9983)は4%超の大幅安で日経平均を45円超引き下げました。国内ユニクロの6月の既存店売上高は前年比プラスだったものの、客数が前年比3.6%の減少と顧客の減少傾向が続いていることが嫌気されたようです。また、その他にも小売各社が月次売上高を公表しており、株価も大きく反応しました。うどんチェーンの丸亀製麺などを展開するトリドール(3397)は全業態の6月の既存店売上高が前年比8.7%増と堅調だったことで5%超上昇しました。一方、カジュアル衣料店を展開するアダストリア(2685)は6月の既存店売上高が前年比1.9%増とプラスは確保したものの5月の3.1%増、4月の7.3%増から伸びが鈍ったことが嫌気され、8%超の大幅安となりました。

【VIEW POINT: 明日への視点】
円高進行を受け利益確定売りが優勢となり、日経平均は7日ぶりに反落しました。もちろん休場明けの米国市場の反応次第となりますが、足元でドル円が101円台まで円高に振れており、この水準では企業業績の下方修正圧力になることから日本株の上値は重く推移する可能性がありそうです。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 益嶋 裕)


中国株式市場

上海市場は3日続伸 節目の3,000ポイント回復  香港市場は4日ぶりに反落

上海総合指数:3,006.39(+17.79)
香港のハンセン指数:20,855.52(-203.68)

1.概況
<中国本土市場>
上海総合指数は3日続伸し、4月19日以来約2カ月半ぶりに終値で節目の3,000ポイントを回復しました。習近平国家主席が国有企業を「正しく堂々と強く、より良く、大きくしなければならない」と述べたことが好感され買いが先行した上海総合指数はしばらくして節目の3,000ポイントを回復し一時0.7%高近くまで買われました。しかし、3,000ポイントを上回ったところで利益確定売りが出やすく上値が抑えられるとその後は3,000ポイントを挟んで揉み合う展開となりました。引けにかけて節目の3,000ポイントを維持した上海総合指数は結局0.6%高で取引を終えています。

<香港市場>
ハンセン指数は4日ぶりに反落しています。前日の欧州株安に加え、前日までの3日間で4%超上昇していたこともあってハンセン指数は昨日に回復していた節目の21,000ポイントを割り込んで寄り付くとまもなく1.1%安まで売られました。その後は上海総合指数が節目の3,000ポイントを回復したことが好感され一時下げ幅を縮める場面がみられたものの、軟調な推移が続いています。日本時間16時時点で4業種が下げ、なかでも公益事業株指数が1%以上下落しているほか、金融株指数と商工業株指数も1%近い下げとなっています。

2.個別銘柄動向等(香港マーケット、日本時間16時時点まで)
香港市場では、昨日まで3日続伸していたカジノのサンズチャイナ(金沙中国・01928)やギャラクシー・エンターテインメント(銀河娯楽・00027)が利益確定売りから大幅に下落しています。昨日に上場来高値を更新していた値嵩株のインターネット大手のテンセント (騰訊控股・00700)も売られています。また、2016年1-6月の不動産販売額(成約ベース)が前年同期比で大幅に増加したことを受けて買いが先行した大手総合不動産デベロッパーのカントリーガーデン (碧桂園・02007)ですが、材料出尽くし感から一時大きく売られる場面もありました。さらに、アリババグループ傘下のオンライン決済サービス、支付宝(アリペイ)を運営する支付宝(中国)網絡技術有限公司と戦略提携の枠組みを合意したと発表したシャンハイフォースン (上海復星医薬・02196)も一時1%高まで上昇する場面がありましたが、下落に転じています。

一方で、中国軍の軍事演習を手掛かりに造船大手のCOMEC (中船防務・00317)が大幅に続伸しています。また、ディフェンシブ銘柄とされる小売のチャイナリソービアー (華潤ヒ酒・00291)も大きく買われています。

(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 林 宇川)

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(マネックス証券)


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