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2016年7月21日

ボーナスでスタート! 少額からの資産運用!“マイナス金利”時代に
中心になる資産をどうつくる?

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まとまったお金が入るボーナス時期は、資産運用を考える絶好のチャンスだ。そうはいっても、この“マイナス金利”時代に資産運用の中心になる「コア資産」づくりにどのように取り組めばいいのか。ファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんに聞いた。
取材・文/河合起季 撮影/和田佳久 イラスト/熊野友紀子
 

資産運用の基本は いつの時代も同じ

 経団連によると、大手企業の夏のボーナスは昨年比3.74%増と、4年連続でプラスになった。中小企業を含めた民間企業でも2年ぶりに増加傾向に。こうしたなかボーナスで「資産運用の次の一手」を検討している人も多いのではないだろうか。だが、FPの深野さんはその前に家計管理の見直しをするようアドバイスする。

深野さんファイナンシャルプランナー
深野康彦さん
ファイナンシャルリサーチ代表。多くのメディアを通して資産形成のための投資や家計管理の重要性、手法を説く。マクロ経済からミクロ経済までマネー全般に精通。

 「春闘の基本給(固定給)と夏のボーナス(変動給)の増加率を比べると、後者のほうが高いんですね。これは賃金と業績の連動性を高めたいという企業の狙いがあるからです。業績が悪くなれば、有無を言わさず、ボーナスカットで賃金を減らしてくるでしょう。ですから、ボーナスは何かあった時のバッファーと捉え、まずは毎月の給料で家計がきちんと回るようにすることが大切です」

 例えば、年払いの保険料や固定資産税などもボーナスを支払いに充てるのではなく、月々積み立てて用意するといったプランニングが必要という。リーマン・ショックのような経済危機や大災害はいつ訪れるかわからない。

 そうした事態を乗り越えられる家計づくりをしたうえで、資産運用の中心となるコア資産づくりに取り組むことが重要というわけだ。

 「資産運用の基本はいつの時代も変わりません。今年に入って円高・株安の流れになったからといって日本株投資や外貨建て投資をやめるというのは近視眼的な見方。やっぱり中長期の資産形成では、どんなマーケット環境でも株式や債券に幅広い国際分散投資を行ない、なおかつ時間分散を取り入れながらコツコツ続けるのが基本です」

 では、どんな金融商品を選ぶべきか。そのポイントの1つは…>>次ページへ続く

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