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短答直入

兼松 下嶋政幸社長
「身の丈に合わない投資はせず
EVへの早期着手で独自路線へ」

週刊ダイヤモンド編集部
2010年10月7日
著者・コラム紹介バックナンバー
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Photo by Masato Kato

──電気自動車(EV)事業に力を入れ始めた。勝算はあるか。

 自動車関連事業は、日本製自動車部品の輸出や、車体生産工場の生産ラインの建設などにより、古くから兼松の収益を支えている。今年に入って三菱自動車のEV、「i‐MiEV(アイ・ミーブ)」を改良した光岡自動車のEV、「雷駆」の法人向け販売事業を始めることができたのも、これまでの自動車に関する知識やノウハウの蓄積があるからだ。

 EV市場は、現在の自動車メーカーの独壇場ではなく、今後さまざまな企業の新規参入で業界地図が塗り替わる可能性が大きい。「メーカーになる」とまでは言わないが、そのチャンスを逃すわけにはいかない。当社のEV事業は始まったばかりで収益への寄与はないが、独自のノウハウを最大限生かすためにも、いち早く事業に乗り出すことが重要だと考えた。

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