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セックスレスなのに妊娠したい妻を支える「秘密の彼氏」の献身

秋山謙一郎 [フリージャーナリスト]
2016年8月13日
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処女懐胎でイエスを妊娠したと伝えられる聖母マリア。物理的には「あり得ない」話なのだが、医療技術が発達し、不妊治療が一般的になった現代では「セックスレスでも妊娠」が可能になった。そして、実際にそれを望む夫婦が増えているのだという。

夫の精子だけあれば妊娠は可能だが…
増える「セックスレスでも妊娠希望」女性のなぜ

 今、セックスレスだが「夫の子」を産みたいという女性がにわかに増えているという。不妊治療で定評のある、関西のレディースクリニックの医師のひとりが語る。

 「夫との仲は悪くはない。でもセックスレスという女性が不妊治療に通うケースは少なくありません。夫の精子さえ持ってきていただければ医学的な妊娠、出産は可能ですから」

夫とはセックスレスだけど、子どもは欲しい!そんな女性たちは、愛人男性たちのサポートを得ながら、妊娠・出産の大仕事をやり遂げる(写真と本文は関係ありません)

 そんなセックスレス夫婦だが夫との子を欲しいと望む女性たちの声を聞いた。

 「愛にもいろいろな形があるのではないでしょうか?家族愛、恋愛、性愛…、すべて“愛”です。夫とは家族愛です。夫とは結婚して3回しかセックスはしていないです。でも夫として尊敬しています。だから夫との子を産みたいです。いけませんか?」

 こう語るのは兵庫県芦屋市に住むアイコさん(40)だ。地場メーカー創業者の孫である彼女は、関西の名門私立大学を卒業後、「どうせ両親が決めたお相手と結婚するのだから」と就職せず、海外に語学や料理留学をした後、「親の決めた相手」と24歳の時に結婚した。

 夫(45)は灘校から京都大学卒、一部上場企業勤務という超エリートだ。アイコさんの実家が経営する地場メーカーの有力取引先の御曹司の次男でもある。そう遠くない将来、アイコさんの実家企業に後継者として入社する予定だという。いわば現代版の“政略結婚”といったところだろうか。

 「夫も私も、お互いに背負っているものがあるんです。結婚にも“企業同士の関係を深めるビジネス”という側面があることは、創業者一族のひとりとして幼い時から自覚していました。夫もそうです。双方の従業員と、そのご家族への責任もあります。だから夫との子を産むことが私の使命なんです」

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