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マルチリンガル・新条正恵のリオ五輪ボランティア日記

オリンピック大通りの巨大スクリーンで開会式を見る

──開幕日

新条正恵 [マルチリンガルファシリテーター]
【第5回】 2016年8月13日
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開会式は現地時間の夜8時にスタートする。過去のオリンピックボランティア経験者は「大抵は人が集まるバーに行き、その場で仲良くなった人とテレビで見る」というが、夜の街に一人で出るのはやや不安。そこで、オリンピック大通りの大きなスクリーンで見ることにした

8ヵ国を話すマルチリンガル・新条正恵が、2016年リオ五輪にボランティアとして参加。4年後の東京大会でボランティアでの参加を考えている人たちのために、五輪ボランティアの仕事について現場から日々の様子をレポートする。第5回、とうとう開幕を迎えた。

裏方スタッフの顔合わせを
同時通訳サポート

 2016年8月5日、いよいよ世界最大のスポーツイベントの開幕だ。開会式場であるマラカナンスタジアム以外の競技場では、翌日から観客を迎えるための運用テストが行われていた。

 私たち通訳サービスチームの業務は翌日スタートだが、この日ジャパンチームからリクエストがあったため午前中だけ出勤だ。サポートするのはスタッフミーティングでの同時通訳。スタッフミーティングには各国チームよりコーチやスタッフが参加する。翌日から全チーム、全選手がベストパフォーマンスを発揮できるよう、裏方をサポートするスタッフ同士が顔合わせをするのである。

 ホッケーの裏方をサポートするのは多国籍チーム、公用語は英語だ。本来なら見ることのないゲームの裏側を見ることで、このオリンピックがたくさんの人の手によって作り上げられる空間なのだと、改めて実感する。

 2時間弱と短いサポートだったが「出勤日じゃないのに来てくれたから」と通訳サービスチームマネージャーのカミーロがランチクーポンをくれた。

食堂はカラフルな制服姿でいつもいっぱい

 ホッケーセンターで働くスタッフの食堂に行くと、さまざまな制服で賑わっていた。セキュリティを担当する軍隊、ボールボーイ、売店スタッフは、大会スタッフとは制服デザインが違う。

次のページ>> 開会式はどこで見る?
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新条正恵(しんじょうまさえ) [マルチリンガルファシリテーター]

日本では最大級の社会人多言語サロン「マルチリンガルクラブ」主宰。
関西外大卒、ユタ州立大学ビジネススクール留学後、外資系企業に就職。ニューヨークメロン銀行ヴァイスプレジデント職を経て、その後独立。
イギリス、アメリカ、オーストラリアに在住および赴任した経験を活かし、英・米・豪の3つの英語を使い分けることができる他、独学で6ヶ国語を1言語につき1ヶ月で習得してきた。
2014年より活動している語学学習コミュニティ「マルチリンガルクラブ」では、話せるようになりたい社会人向けに、独自のメソッドを使った講座を展開。活動開始からわずか1年で国産プチバイリンガルを100名以上輩出している。
著書に『30日で英語が話せるマルチリンガルメソッド』(かんき出版)、『たった2時間で目覚める英語』(ポプラ社)


マルチリンガル・新条正恵のリオ五輪ボランティア日記

バイリンガルどころか、8カ国語を話せるマルチリンガルファシリテーターの新条正恵さんが、リオ・デジャネイロ・オリンピック・パラリンピックの語学ボランティアとして参加。
来たる東京五輪でボランティアをやりたいと漠然と考えている読者諸氏に向けて、五輪ボランティアの仕事とはどんなものなのか、生の情報を五輪期間中、現地からどんどんアップします。

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