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マルチリンガル・新条正恵のリオ五輪ボランティア日記

毎日がオリンピック、ボランティアもオフは観戦三昧

──初めてのオフ

新条正恵 [マルチリンガルファシリテーター]
【第8回】 2016年8月17日
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ポケモンGOはブラジルでも大人気。日本から持ってきたピカチュウの被りもので歩いていると、テレビカメラや各国の観客から写真撮影を頼まれる

8ヵ国を話すマルチリンガル・新条正恵が、2016年リオ五輪に通訳ボランティアとして参加。4年後の東京大会でボランティアでの参加を考えている人たちのために、五輪ボランティアの仕事について現場から日々の様子をレポートする。第8回は、開幕4日目訪れた初めての休日の話。

大会中は毎日がオリンピック

 オリンピックボランティアなので当然なのだが、期間中は毎日がオリンピックだ。もちろん、お休みの日もオリンピック観戦である。

 開幕4日目は休日だったので、テニス2回戦の試合を見に行った。勤務表が7月初めにマネージャーから送られてきていたので、休日に見たい種目の観戦チケットをあらかじめ購入していたのだ。

 いつもはスタッフとして利用するオリンピック専用バスを降りると、案内係のボランティアスタッフが「ボンジーア、ボンジーア!ハロー、コニチハ、ボンジョルノ」といろんな言語の「おはよう」で出迎えてくれた。案内スタッフは大きな矢印を持ち、音楽をかけてダンスしながらだったり、ポルトガル語と英語で交互に「リオ2016へようこそ!」と笑いかけながらだったり、楽しそうに会場まで案内してくれる。

 この案内係のスタッフは“おもてなしの心”が素晴らしくて、いかにも外国人の私が立ち止まってキョロキョロしていると、走ってきて「どこに行きたいの?」とポルトガル語で聞いてくる。英語で私が行きたいところを告げてもちゃんと理解して、ポルトガル語でとても丁寧に行き方を説明してくれるのだ。

 実はこの”おもてなしの心”はオリンピックパーク内だけではなく、リオ市内の一般人でも同じ。開幕前のニュースでは、リオの治安、ジカ熱、工期遅れなど懸念要素ばかりが取り沙汰されていたが、オリンピック開催中のリオは意外と安全。蚊もほとんどいないし、会場もなんとか間に合った。そして、人がとても優しい。

 4年後の東京でもこの”おもてなしの心”をしっかりリオから引き継ぎ、世界中の人たちに日本の心をしっかり伝えたいと思う。

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新条正恵(しんじょうまさえ) [マルチリンガルファシリテーター]

日本では最大級の社会人多言語サロン「マルチリンガルクラブ」主宰。
関西外大卒、ユタ州立大学ビジネススクール留学後、外資系企業に就職。ニューヨークメロン銀行ヴァイスプレジデント職を経て、その後独立。
イギリス、アメリカ、オーストラリアに在住および赴任した経験を活かし、英・米・豪の3つの英語を使い分けることができる他、独学で6ヶ国語を1言語につき1ヶ月で習得してきた。
2014年より活動している語学学習コミュニティ「マルチリンガルクラブ」では、話せるようになりたい社会人向けに、独自のメソッドを使った講座を展開。活動開始からわずか1年で国産プチバイリンガルを100名以上輩出している。
著書に『30日で英語が話せるマルチリンガルメソッド』(かんき出版)、『たった2時間で目覚める英語』(ポプラ社)


マルチリンガル・新条正恵のリオ五輪ボランティア日記

バイリンガルどころか、8カ国語を話せるマルチリンガルファシリテーターの新条正恵さんが、リオ・デジャネイロ・オリンピック・パラリンピックの語学ボランティアとして参加。
来たる東京五輪でボランティアをやりたいと漠然と考えている読者諸氏に向けて、五輪ボランティアの仕事とはどんなものなのか、生の情報を五輪期間中、現地からどんどんアップします。

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