これまでの連載では、メールで失敗する人、成功する人の事例を中心に紹介してきました。2017年はより具体的なノウハウを紹介していきます。新年あけての今回は復習も兼ねて、新刊『モテるメール術』から、メールを送るのに一番注意しなければいけないポイントを紹介します。

2人だけの食事に誘いたい!

 つき合う前に必ず通るのが、2人で食事をするという行為です。

 女性が仕事関係以外の異性と2人きりで食事することをOKした場合は、次のステップに進んでいいという覚悟が少しはあると考えていいでしょう。

 異性を食事に誘うことは、つき合うためには必ず攻略しなければならない重要課題です。ここでは、食事に上手に誘える方法をお伝えします。

 多くの方が、食事に誘いたいときに、「あなたと行けるならばどこでもいい」とやってしまいがちですが、これは気遣いに見えてもやってはいけないことです。

 そこで、私は食事に誘うときにOKをもらいやすい「2択URL法」を編み出しました。さっそく使ってみましょう。

 メールに選んだお店のURLを2つ並べて、
「おいしい店を見つけたんだけど、どうかな、選んでみて?」
 と軽い雰囲気のなかで誘います。

 お店のURLにアクセスすれば、そこにはあなたが言葉を尽くすよりもはるかにたくさんの情報が詰まっています。おいしい料理に雰囲気まで、相手がリアルに想像しやすいので、YESをもらいやすくなります。

 貼付するURLは、グルメ情報検索サイトや、個人のブログなどなんでもOKですが、相手に「面白そう!行ってみたい」と思わせられれば、第一関門突破!

 大切なのは、複数の選択肢を用意しておいて、最終的に相手に選ばせることです。自分で選んだ場合、人は断りにくいという性質を利用しましょう。

 さらに、確実にOKをもらうには、第三者からのお墨付きを加えると万全です。「友だちがおいしいと言ってたんだけど、行かない?」「テレビで芸能人が絶賛してたよ」と付け加えるだけで、信頼度が上がります。また、たとえ結果として店選びに失敗したとしても、自分のせいにならず、「何でココを絶賛したんだろうね?」と笑って流せるので、おススメですよ。