今秋(10月1日)から、東日本旅客鉄道(JR東日本)で初めての子ども見守りサービス「まもレール」がスタートする。コンセプトは、毎日の暮らしの中での親子の「信頼」。子どもの自立を後押ししながら、親の不安を解消し、親子の絆を深めるサービスだ。

  今秋(10月1日)から東日本旅客鉄道(JR東日本)とセントラル警備保障(CSP)は共同で、子ども見守りサービス「まもレール」を開始する。「まもレール」の仕組みはシンプルだ。子どもが、Suica® またはPASMO® などのICカード乗車券でJR東日本の駅自動改札機を通過すると、保護者へ「通過時刻・利用駅・チャージ残額」がメールなどで届く。JR東日本アプリによる通知も可能で、子どもの居場所を確認できるのが特徴である。

 同サービスには3つのポイントがある。まず、いつも使っているICカードで利用できるため、サービス専用の端末を購入するなどの面倒がないこと。また、いつも通り改札を通過するだけで通知が届くため、余計な操作を必要としないこと。そして、月額利用金額が通知1人につき500円(税抜き)で初期費用もないため、手軽に利用できる点だ。