人品は足元に表れるといわれる。同様に時計も持ち主を反映し、ビジネスパーソンにはその投資も必要だ。だが大事なのは値段の多寡だけではなく、機能とデザイン、品質のバランス。そんな価値ある時計の選び方とは?

ビジネスシーンに不可欠な
信頼感と清潔感

 ビジネスパーソンにとって、初対面の相手に自分をどのように印象付けるかは大切なことだ。ハミルトンの「ジャズマスター マエストロ」は、そのサポートをしてくれる。その名が示す通り、名演奏家のインタープレイのように革新とモダニティが掛け合い、独自のスタイルを織りなす。

 上位モデルの証であるクロノグラフは、ブルーの文字盤に宿る若々しい行動力に、白く抜かれた上下のインダイヤルはまるでネイビースーツに合わせた白シャツのような清潔感を漂わせるのだ。そしてスモールセコンドを省く一方で、実用的な日付と曜日表示のカレンダー機能を備え、それはスケジュール管理に対する高い意識を想起させ、信頼感を与えるだろう。41mm径の控えめなケースサイズはビジネススーツの袖に収まり、好印象にもつながるに違いない。

 SS、ケース径41mm、10気圧防水、自動巻き、標準持続時間60時間。19万3320円(税込み)