世の中には2種類の人がいます。プライベートが充実すると仕事にもやる気が出て良いサイクルができる人と、プライベートが充実すると仕事に身が入らない人。これだけです。なぜ急にこんな話をしたのかはさておき、ムラタくんのプライベートに少し思いを馳せてみました。特にこれといって何も頭に浮かびませんでした。今週もよろしくお願いいたします。

校則でこんなことまで拘束される

 3月25日(日)は、多くの男性にとって忘れられない日になったことでしょう。国民的アイドル、「あっちゃん」こと前田敦子さんがAKB48を卒業するというニュースが日本を駆け巡りました。前田敦子さんは『もしドラ』の映画版で主演も務めていただきました。独立しても頑張ってほしいなと思います。

 あっちゃんだけではなく、3月は卒業シーズン。日曜日に都内を歩いていたときも、スーツ姿の男子学生や着物姿の女性を見かけました。やはり女性の着物はいいですね。「お前の好みなんか聞いてない」という批判もなんのその。めげることなくお伝えします。

 私は卒業式で涙を流すということはありませんでしたが、仲間と離れることには当然ながら寂しい気持ちはありました。きっと、この日記を卒業するときに、はじめて私は涙を流すのだと思います。そうです、言ってみただけです。

 そんな卒業式の季節に、「“親友作り禁止”の校則に批判、辛い別れを避けるための配慮で採用?」という記事を目にして、「えぇっ?」と思ったのでご紹介。次の段落は、引用です。

 その意図は、どの子どもも仲間外れにならないよう、できる限り「大人数のグループで遊んで欲しい」という教師たちの思いから、特定の友人だけと強く結び付かないようにするのが1つ。もう1つは、今後親友が別の道を進むようになる際、「別れの辛さを味わって欲しくない」と教師たちが考えているから。

 記事によると、イギリスで実際にこの校則を採用している学校が複数あるそうですが、正直なところ、理解に苦しんでしまいました。

 幼稚園の発表会でみんなが主役になったり、運動会でも一緒にゴールしたり、何でも一緒という制度は逆に息苦しいように感じます。私はひとりでぼーっとしている時間が好きだったので余計に。あっ、友達はいましたので、念のため。

 この記事を読んで、「先生って大変だな」と思いました。いわゆるモンスターペアレントや、聞き分けのない生徒は昔からいたと思いますが、ルールとして目に見える形になってしまうと、「あっそう」で聞き流せない難しさもあるのかなと思います。

 そんなことは思ったのは、先日『3月のライオン』(白泉社)の最新刊を読んだからでもあるかも。学校生活という特殊な環境に苦しむ「ひなちゃん」の姿を応援しています。この名作を読んでない方も、最新刊含めて7巻までしか発売されていません。大人買いをする価値のあるコミックだと思いますので、是非。