最近ブログやツイッターで、若い人から悩みを聞いてほしい! という連絡を頂くようになりました。全員に御会いしてお話を伺わせていただきたいところですが、ずんずんは分身もできなければ、そんなに金もありません……
でも、ざっくり聞いてみると、皆さん人間関係で悩んでいるようですね。ちょうどいいタイミングで連載の依頼をいただいたので、外資系勤務の時代に編み出した私なりの「社内営業術」の話をしてみましょう。

と、始めた連載もついに最終回。みなさん、7話までももう一度読み返してみてくださいね。
 

ずんずんさんは、休憩室のソファに座り、意識を失っていました。
それもそのはず、
今日は社長から全社員宛にメールがあり、そこには

『今年のお給料は、全社員、据え置きです☆』

と書かれていたのです。

据え置きというのは去年と同額ということです。
なんということでしょう。

上司に慣れない媚を売り、優秀な後輩を手なずけ、使えない部下をちやほやし…
あんなに頑張ってきたのに、
今年の苦労を全く評価されず、お給料が上がらないなんて…。
気絶もするはずです。

社内営業とは一体何だったのか…

最終回において、この連載のアインディンティティ☆クライシスのようなことをずんずんさんが考え始めていると、ちょうど、休憩室に入って来た営業部長さんが声を掛けてきました。

営業部長さん 「あれ!? ずんずん、どうしたの!? 元気ないねぇ」

ずんずんさん 「え、営業部長さん…へへ…」