仕事で使える英会話力を身に付けたいが、忙しくて学ぶ時間がない。ビジネスパーソンなら誰もが抱えるそんな悩みを「イーオン」はどう解決してくれるのか? 本誌記者が実際に同社のスクールを訪問してみた。

ビジネスシーンで通用するレベルの英会話力とは?

入学前の「ミニ体験レッスン」で現在の英語力を判定

 日本に進出する海外企業の増加とともに、外国人経営者へのインタビューの機会が増えた。「通訳なしで取材できる英会話力を身に付けたい」と思い、「イーオン」を訪問。

 訪ねたのは、東京のJR有楽町駅そばにある「イーオン有楽町イトシア校」。丸の内や銀座に近い場所柄、 “仕事で使える英語力”を習得したいというビジネスパーソンも多いという。

 まずは、英語学習の目的や目指したいレベルを同校のカウンセラーである大野絵美マネージャーに説明し、レッスン内容の概要を聞く。続いて「ミニ体験レッスン」で現状の英語力を判定。これは教師とマンツーマンで一つの構文を使って、会話を交わすというもの。全て英語なので、ちょっと緊張した。

「ミニ体験レッスン」は短い時間だったが、語彙力や文法力、運用力などがしっかりと判定されたようだ。その結果、記者は11段階のレベルでほぼ真ん中の5~6であることが分かった。これは「基本的な意思疎通ができる」レベルだという。

「ビジネスシーンで通用する英会話力はレベル8~9が目安です。このレベルなら、英語での会議や営業でも困ることはありません」(大野マネージャー)

 ちなみに、同校受講者は平均して、入学時のレベルは3~6。レッスンを週2回受け続けて、1年間で3レベルアップする人も少なくないそうだ。