ビジネスパーソンにとって、日々のスケジュール管理は基本中の基本。ところが、趣味の領域となるとうまく管理できていない人も多いのではないだろうか。見たいテレビ番組の放送時間、スポーツイベントやコンサートなど、忙しさにかまけてついつい忘れがちで、機会を逃してしまうことも。「この番組見たかったのに!」「こんなイベントがあったのか!」などと、後になって後悔したという経験は誰にでもあることだろう。

あなたの予定は誰かが決める! 「Droppy」が目指す“ソーシャルスケジュールメディア”に注目!ワンクリックでイベントスケジュールを共有できる「Droppy」。おすすめのまとめ(スケジュールの右欄)には「ロンドン五輪陸上男女」「エンジニアイベント」「企業決算スケジュール」等が並んでいる。

 そんな悩みを解決してくれそうなサービスが「Droppy」だ。“スケジュールまとめ共有サービス”と冠されているように、ユーザー同士でスケジュールやイベント情報等を投稿/共有することができる。開発を手掛けているのは、株式会社エーテル。早稲田大学内にオフィスを構える学生ベンチャーである。

「Droppyの特徴は、興味のあるイベントやスポーツ、アーティストなどのスケジュール情報をワンクリックで取得できるところです。一度クリックすれば、あとは自分のカレンダーにその情報が自動的に反映されます。ユーザーは好きなテレビ番組やアーティストの新曲、スポーツの試合などの情報を見逃さなくなり、また、自分から情報を取りに行く手間も省くことができます」(株式会社エーテル代表取締役CEOの礒辺洋平氏)

「Droppy」を使うと、自力で情報をピックアップし、その都度スケジュールを追加していく必要がない。スケジュールをまとめたアカウントを“Drop”すれば、自分のカレンダーに瞬時に反映される。“Drop”したアカウントが情報を更新すれば、その情報も随時追加されていく仕組みだ。Twitterではユーザーをフォローするが、「Droppy」の場合はイベントスケジュールをフォローすると考えるとわかりやすい。