「初回訪問時に何を話すか」。営業マンにとって腕の見せ所であり、大きく差がつくポイントでもあります。さて本日は、「初回訪問時、トップセールスが気を配っていること」「初回訪問時に言ってはいけないNGワード」についてお話しいたします。

トップセールスたちは、
初回訪問時に何を意識しているのか?

 営業マンは、お客さまと継続的に接触して、関係性を強めていくべきです。たった1回の訪問でクロージングができるほど、いまの時代の営業は簡単ではありません。

 お客さまを訪問し、ひと通り説明をして、「では、また何かございましたら……」と声をかけるだけでは、継続的な訪問にはつながりません。必ず「また来ます」という意思表示を心がけましょう。

「定期的に情報交換をさせていただきたいので、○○の時期に、もう一度、お伺いさせてください」
「では、○○の段階になったときにもう一度お電話を致しますので、よろしければ情報交換させてください」

 このように種まきをしておけば、次のアポイントが取りやすくなります。それなのにほとんどの営業マンが「また機会があれば、お声がけください」と言って退席するため、お客さまは「もう、来ないだろう」と思い込んでしまうのです。営業マンは自分の言葉で、次のアポイントの機会を失っています。退席時の挨拶は「さようなら」ではなく、「また来ます」で終えるようにしましょう。