うまくなるにはどうすればいいのか? ゴルフは奥が深く、学ぶべき要素がたくさんありますが、いちばん大切なのは、ゴルフスウィングの「核」となる部分を正しく理解することです。

【第10回】アマチュアゴルファーのお悩み解決セミナー<br />Lesson10「ゴルフスウィングは背骨を中心とした回転運動である」
体を回転させる勢いで腕が自然に振られるようになると、クラブヘッドが走って飛距離アップが期待できる

 ゴルファーの多くは形(フォーム)にこだわり過ぎていて、動きの本質を見失っている傾向があります。見た目の形というのはあくまでも「結果」であり、人それぞれ個人差があるもの。形にこだわるよりも、もっと本質的な部分を追求していけば、レベルアップが可能になるはずです。

 ゴルフスウィングの核とは、「背骨を中心とした回転運動」であり、体と腕を同調させて振ることです。ドライバーショットからパッティングまで、その基本的な動きはまったく同じです。ドライバーやアイアン、パターなど、クラブの番手によって打ち方を変えるのは、スウィングをより複雑にするだけで、ミスショットを招く要因となります。