Q.堀江さんと、前法務省矯正局長の西田博氏の対談記事を読みました。このなかで、堀江さんは「刑務所内の先輩後輩関係は絶対」とおっしゃっていましたが、刑務所内という閉鎖された特殊な環境下で人間関係を築くために、どのような工夫をされたのでしょうか。

途中で口を差し挟まず
相手が気持ちよくなるまで話を聞いてあげよう

A.工夫も何もありません。とにかく我慢して相手に話を聞くことです。

 刑務所内では受刑者どうしが言い争いをするだけでも、懲罰に相当する場合があります。実は、私も懲罰の手前までギリギリまでいったこともありました。そのときは、少し軽い厳重注意で終わりましたが。

 そうしたなかでの人間関係の築き方ですが、まず絶対に口答えをせずに、相手の言っていることをとりあえず受け入れることです。そして相手の趣味や共通の話題を盛り上げるように努力をします。

 例えば、ゲームが好きだったら、ゲームに関する最新の話題を雑誌などを参考にしながらから取り入れる努力をする。相手が、ある小説家のファンだったときは、その小説家の作品をを片っ端から読んで知識を蓄え、どんな話題にも対応できるようにする。そうした努力です。

 そうすれば話している相手も、次第に気持ち良くなって、さらに話しをしてくれる。私はさらに聞き役に徹する。

 こうしたことを繰り返せば、どんな相手とでも、仲良くなることができるでしょう。