インターネットが直面するリスクに対する備えはますます重要になっている。アカマイ・テクノロジーズはトラフィックの爆発的な増大に対応するソリューションを提供しているほか、近年はセキュリティ分野に注力する姿勢を明確に打ち出す。増大するサイバー攻撃の脅威に備えて、東京に対策拠点を設置。日本企業へのサポート力を一層高めている。 

 動画によるコミュニケーションやビッグデータという言葉が一般化しつつある現在、インターネットのトラフィックもまた急カーブで増え続けている。インターネット経由でやり取りされる情報の種類が増えるとともに、一つ一つのコンテンツがリッチになっている。トラフィックの増加は、今後さらに加速するものとみられる。

大量のトラフィックを
高速かつ安定して届ける

 一方、ビジネスにおけるインターネット利用は拡大している。インターネットが渋滞すれば、ビジネスにも悪影響が及びかねない。アカマイ・テクノロジーズは、こうした課題に対するソリューションを提供してきた。「インターネットを高速かつ安定させることで、ビジネスの基盤として利用できるようにする。

アカマイ・テクノロジーズ
徳永信二
職務執行者社長

 それは、アカマイが一貫して取り組んできたこと。例えば、ウェブアプリケーションの高速化、安心・高品質で拡張可能なメディア配信などです。その土台となる「アカマイ・インテリジェント・プラットフォーム」により企業サイトのパフォーマンス向上、ゲームや動画コンテンツなどの配信の高速化などが実現されます」と、アカマイ・テクノロジーズの徳永信二・職務執行者社長は語る。

 アカマイ・インテリジェント・プラットフォームは、世界最大級の超分散型コンテンツデリバリーネットワーク。約17万台のサーバが稼働し、世界のウェブトラフィックの15~30%を配信しているという。通常のインターネットが一般道とすれば、このサーバ間を結ぶネットワークは高速道路に相当する。

 こうした事業を成長させてきたアカマイ・テクノロジーズは今、セキュリティ分野にも注力している。

「ウェブのパフォーマンス向上やメディア配信を、よりセキュアに行いたいという企業のニーズが高まっています。一方、最近はセキュリティ強化を入り口に、当社の他のソリューションに注目するお客さまも増えています」と徳永氏は言う。

>>「セキュリティ」と「利便性」という矛盾した要求を両立させる、アカマイ・テクノロジーズのセキュリティサービスの全貌(記事全文)は、下記よりダウンロードできます。

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