今を生きる私たちの誰もが見ることのない映画プロジェクトが始まる。2015年11月18日、世界で最もラグジュアリーなコニャック「ルイ13世」は、ジョン・マルコヴィッチ脚本・主演で100年後の未来を描いた映画『100 YEARS:THE MOVIE YOU WILL NEVER SEE(見ることのない映画)』(ロバート・ロドリゲス監督)のプロジェクトを発表した。公開は100年後の2115年11月18日である。

「ルイ13世」のグローバル エグゼクティブ ディレクターのルドヴィック・ドゥ・プレスィスは「ルイ13世とはまさに究極の時間の証であり、過去・現在・未来のダイナミックな関係性を主体的なアートとして作り上げたいという思いがあった」と話す。

100年後の地球はどうなっているか
順次、公開される予告編3本

 また究極のコニャックの熟成に要する100年という時間にインスパイアされたマルコヴィッチは、100年後の公開にリンクするアイデアをとても気に入っている、という。

ジョン・マルコヴィッチが脚本を書き下ろし、主演を務める「100 YEARS:THE MOVIE YOU WILL NEVER SEE(見ることのない映画)」。4世代に渡る「ルイ13世」のセラーマスターが自身では「ルイ13世」を一度も味わうことがないように、この映画のキャストやクルーも本編の最終カットを一度も観ることはない

 映画の本編は2115年まで公開されないが、100年後の地球はどうなっているかという仮想の情景が描かれた3本の予告編が作られた。1本目は、化学兵器による戦争によって荒廃した地球が自然に支配されるという内容。2本目は、地球の超都市化とテクノロジーが進化を遂げ、地球外探査も進むほどテクノロジーに支配された暗黒の世界。3本目は、人型ロボット(ヒューマノイド)に支配され、それから逃げ回る人間を描写する。

 2015年11月18日、アメリカ、ロサンジェルスで「100 YEARS:THE MOVIE YOU WILL NEVER SEE(見ることのない映画)」の予告編の限定プレビューが催された。

 本編のフィルムは100年後の公開当日に自動的に開錠される最先端の金庫内で厳重に保管される。世界各国の1000人のゲストにはメタル製の招待状が送られた。ゲストたちは招待状を手にコニャックを楽しみながら映画の内容を想像した後、本編を観ることができる子どもや孫にメタルの招待状を託すことだろう。

商品写真:「ルイ13世」(700ml、度数40%、希望小売価格25万円・税別)は、フランス・コニャック地方の特級畑、グランド・シャンパーニュ地区で収穫され た最高品種の葡萄のみを使用し、完成までに4世代に渡るセラーマスターらのクラフツマンシップと100年以上もの熟成の時間が必要な究極のコニャックである。

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