モバイルPCのビジネスパーソナルユーザーには、MacBook Airにウィンドウズをインストールして動作させている人が少なくないという。デルから新しく登場したNew XPS 13は、使いたくなるデザインと高い性能で、そうしたユーザーに対する提案の1つになりそうだ。

誰もが注目する
スタイリッシュなPC

大河原 克行氏
(おおかわら・かつゆき)
IT業界専門紙の編集長を務めた後、2001年10月からフリーランスジャーナリストとして独立。20年以上にわたりIT産業、エレクトロニクス業界を中心に幅広く取材、執筆活動を続ける

 デルから、ウィンドウズ10搭載のノートPC「New XPS 13」が発売された。

 2015年1月に、米ラスベガスで開催された「2015 International CES」で初公開されたときから気になっていたPCのひとつであったが、今回、最新OSである「ウィンドウズ10」と、Skylakeと呼ばれるインテルの最新CPU「第6世代インテル® CoreTM プロセッサー」の搭載により、さらに魅力的なPCへと進化した。

 New XPS 13の最大の特徴は、そのスタイリッシュなデザインだ。

 正直なところ、「デルのノートPCがここまで来たか」というほどのデザインの良さだ。実際、New XPS 13を持ち歩いてみたが、何人もの知人から「それはどこのPC?」と聞かれ、満足げに見せびらかしてみせるというシーンが繰り返された。そして、デルと聞いた途端に驚く顔を見ることも楽しかった。

 今回から新たに追加されたゴールドも、品がある色調に抑えられており、エグゼクティブが持ち歩いたり、女性が持ち歩いたりする場合にも最適だ。いよいよ持っていて優越感を覚えるノートPCがデルから登場したといえるだろう。

New XPS 13 の画面のベゼル幅は5.2mmと際だつ細さを実現。本体サイズがほぼ画面という印象だ
拡大画像表示

 そして、11.6型ディスプレイ搭載のノートPCのサイズに、13.3型液晶ディスプレイを搭載したコンパクト筐体と大型ディスプレイの組み合わせも、New XPS 13の大きな特徴だ。

 ベゼル(画面の外側のフレーム)幅が5.2ミリメートルという狭額縁の「フレームレスディスプレイ」を採用。「もっとスタイリッシュで、もっとコンパクトなウィンドウズ搭載パソコンを作りたい」というNew XPS 13のコンセプトを具現化することに成功している。

※11インチの筐体に13インチディスプレイを搭載した世界最小13インチノートパソコン。
(出典:Principled Technologies Report, June 2015)

 

>>DELL New XPS 13 の製品情報はこちらから