「よく聞いてみると、たまにダ行とラ行が混ざっている」「微妙に舌っ足らずになっている」というレベルの人が、多くいます。ビジネスシーンにおいては、非常に幼い印象を与えてしまいます。発音の訛りを解消できるので、ラ行がうまく話せるようになるトレーニング方法を紹介します。
250社超の研修実績、3万人が受けた声のビジネス研修を1冊にまとめた新刊『「話し方」に自信がもてる 1分間声トレ』より、「1分間声トレ」を動画付きで紹介します。

「だ」と「ら」が言い分けられるようになる訓練

 落語などに登場する「べらんめぇ調」の江戸っ子は、「し」と「ひ」の発音が区別できずに、「潮干狩り」が「ひおしがり」になったりしますが、現代にも2つの音を区別して発音することが苦手な人はいます。

 たとえば、「ダ行」と「ラ行」が混ざり、「知らない」を「しだない」、「ありがとう」を「あでぃがとう」と発音してしまっている人です。

 ダ行の発音とラ行の発音は舌先を置く位置が近いので、きちんと使い分けなければ音が似てしまうのです。

 2つの音が完全に混同されている人は少ないのですが、「よく聞いてみると、たまに混ざっている」「微妙に舌っ足らずになっている」というレベルの人なら、たくさんいます。

 本人は気づいていないのかもしれませんが、聞いているほうとしては少々違和感があります。

 特にビジネスシーンにおいてはいただけません。

 ビジネスの現場でやられると非常に幼い印象を受けてしまいます。

 では、ラ行がうまく話せるようになるトレーニング方法をご紹介します。

(1)次の文章を5秒で読む。難度が高いので、フレーズとフレーズの間はしっかり間を取って、5回繰り返す。
(2)「だらだりだるだれ だらだりだるだれ だらだりだれだろう」

 これを読んで「だ」と「ら」が混ざってしまう人、噛んでしまう人は、普段からダ行とラ行の使い分けができていない可能性があります。

 読むのがどうしても難しい場合は、腹式呼吸を意識して、「だ」で強く息を吐きながら声を出すようにしてみてください。言いやすくなります。

 普通に読めるという人も、本人がまちがった発音に気づいていないだけかもしれないので、一度録音してチェックしてみてくださいね。

 スラスラと言えるようになるまで繰り返し練習すれば、発音の誤りを解消できます。