ニンジャ募集に、電線に引っかかったヤギまで 新聞に載ったB級ニュースたちジュニアエラ 2016年07月号
朝日新聞出版
定価:490円(税込)

 事実は小説より奇なり。朝日新聞が報じたB級ニュースを、小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』で、夕日新聞社としてピックアップ! その一部を紹介する。

■「ニンジャになりたい!」募集に外国人200人殺到(2016年3月30日、愛知県)

 愛知県が観光PRで「忍者」を募集したところ、約40カ国・地域の外国人200人からも応募が届いた。募集したのは、県が昨年発足させた「徳川家康と服部半蔵忍者隊」の新メンバー。忍者装束で観光客をもてなすのが任務で、月給は18万円。昨年は外国人の応募はゼロだったが、今回はフランスの通信社やアメリカのテレビ局など、約20の海外メディアが募集を報じ、世界中から注目が集まったという。

ニンジャ募集に、電線に引っかかったヤギまで 新聞に載ったB級ニュースたち結局、外国人からも1名、合格者が出たという(※イメージ写真)

 応募者は、アメリカ人(38人)やロシア人(29人)が多く、アフリカや中央・南アメリカからも。中部空港(常滑市)であったこの日のオーディションでは、書類選考を通った外国人2人が、志望動機や特技を披露した。台湾の女性ダンサーは「5歳のころからニンジャになることが夢でした」と話し、アゼルバイジャン人の男子学生は、オランダからネット電話でパソコンをつなぎ、参加した。