20代からモデルとして成功し、その後も長距離走や野菜ソムリエなど、次々と新しい自分を発見し、新しい自分を構築していく長谷川理恵。彼女の変化と成長を支えたのは年間300冊を読破する朝の読書の習慣だった。前回は、単なるタレント本ではなく彼女の生き方本とも言える『朝リーディング』(ダイヤモンド社)の出版のいきさつ、そして多くの人の読書観を変えそうな有益な中身についての独占インタビュー。第2回の今回からは先日、東京・丸善丸の内本店で行われた本田直之氏とのトークショーの模様を前・中・後編に分けて再録する。
(構成/森 綾)

長谷川理恵『朝リーディング』×<br />本田直之『レバレッジ・リーディング』対談【前編】<br />「本田直之さんと出会って本を出すことに。<br />“朝練”で走りながらの会話がきっかけでした」Photo by Takahiro Kohara

出会いはLA。
翌日は一緒に朝練することに

本田 よろしくお願いします。

長谷川 よろしくお願いします。

本田 早速なんですが、理恵ちゃんは来週からLAに行くそうですね。僕は、今週の日曜日にLAでトライアスロンをやって、帰ってきました。

長谷川 はい、私は来週からLAです。LAでは今回はトークショーをやらせていただくんですが、去年、同じイベントで初めて本田さんにお会いして、それでこの『朝リーディング』という本が生まれることになったんですよね。

本田 そのへんはちょっと裏話をお話ししたいなと思っているんですけども。
あれは去年の10月11日なんですね。

長谷川 そうですね。

本田 ですからちょうど一年前の出会いでしたね。ここでちょっと名前をあげておかなきゃいけないんですけど。もともと僕らを紹介してくれたのは『LALALA』というロスで二番目に大きい週刊のフリーペーパーの社長、森辰雄さんなんです。ここで名前をちゃんと言っておかないと。

長谷川 はい(笑)。