40代で感じる肌の変化、あなたはどう対処していますか?

 通勤途中の電車のなかで、ふと窓に映る自分の顔を見て、「あれ?こんなに老けてたっけ?」とショックを受けたことはないだろうか。あるいは朝、身支度を整えているとき、鏡に映った自分の顔のシワやシミを見て、「いつの間にこんなに増えていたんだ!?」と驚いた経験のある人もいるはず。とはいえ、男性の多くは女性と異なり、“肌の老化”には無頓着になりがちだ。

 化粧品メーカーのマンダムが40代男性451名を対象に行った調査で、「現在のあなた自身の老化を感じるのはどんなことですか?(複数回答可)」という質問をしたところ、最も多かったのは「白髪が増えた」(39.7%)、「太った」(33%)。次いで「視力が落ちた、老眼」(27.5%)、「体力の低下」(23.1%)と、「シミができた、目立つようになった」は11.8%、「顔のシワやハリ」が気になると答えた人は10.6%に過ぎなかった。

 やはり男性にとっては、白髪やメタボなど体の変化がより顕著に現れる部分に気づくことが多く、どうしても「顔のシミ、シワやハリ」といった肌の問題には気が回っていないとわかる。

 しかし、40代を迎えても若々しく見られたいなら、肌のケアは絶対に無視できない。なぜなら「顔の印象」は、見た目から男性の年齢を推測するときに最も重要視されている要素だからだ。

 同じくマンダムが行った前出の調査で「初対面の男性の年齢を推測するときに判断する要素(見た目のみ)は何ですか?(複数回答可)」との質問を行ったところ、なんと最も多かったのが「顔のしわ」(45.5%)で約半数近くが選択。これは、多くの男性が気にしがちな「髪の量やボリューム感」(29.7%)を大きく上回っている。

 つまり、自分が髪の量や白髪、体型の変化などに気を取られている間に、対策を怠っている「顔のシワやハリのなさ」が、他人から老けて見られる最大の要因になってしまっているのだ。