1万2000人が変わった新刊『モテるメール術』。さまざまな方の事例を通して、「何がダメだったのか」「何が変わってモテるようになったのか」のポイントがわかりやすように、ダイジェスト版でお送りいたします。
これまで展開してきた○○さんシリーズも今回で最後。ラストは、7年間、関係が進展しなかったアラフォー美人のMさん。彼女は破局したのか、結婚したのか?劇薬ともいえるメール術を紹介します。ご使用は慎重に。

1年音信不通だったのに、この言葉の3分後に返信が来た。そのメールとは?

1年間音信不通だった腐れ縁の人へ送った
「きっぱりお断りメール」

 なかなか本命になれない場合、つき合うかつき合わないか、結婚するのかしないのかがはっきりしない場合に使ってほしいメール術をお伝えします。

 Mさんは、アラフォー美人で、性格的にも非の打ち所のない方でした。しかしこの年齢まで結婚していないのは、7年間腐れ縁の彼の存在が原因でした。

 煮え切らない態度を取られたままズルズルと関係を引きずり、1年間メールも放置されて「もうダメかな?」と思うとメールが来るというありさま。好きだから別れる踏ん切りがつかないという関係でしたが、このままでは婚期を逃してしまうと、一念発起したMさん。

 もういい年なので、彼との関係を潔く清算し、新しい出会いに進めるかどうかを私にちょうど相談しているときでした。Mさんは、冬季休暇を利用してタイ旅行へ向かうために羽田空港にいましたが、あいにくの豪雪で滑走路が封鎖されており、寂しさや切ない気持ちがさらに募ります。

 Mさんは、最後に彼に本意を聞いてみたいといいます。イチかバチかどうなるかわかりませんが、一緒にメールを作成しました。