消費行動の最前線であるレジでの時間を「消費者との最良のタッチポイント」と捉え、独自発想のターゲット・マーケティングで急成長を実現しているカタリナマーケティング ジャパン。同社は今年、さらなる進化と変革を実現するという。

カタリナ マーケティング ジャパン
代表取締役社長
若林 学

 インターネットやモバイルを用いたデジタル・マーケティングに次代への期待が集まるなか、カタリナ マーケティング ジャパンが注目したのは店頭でのマーケティング。その仕組みはすでに、国内3000店舗を超えるGMS(大規模小売店)やSM(スーパーマーケット)が導入。同社の算出によれば、すでに1週間当たり6500万人の消費者にリーチ可能なネットワークができているという。

「広くあまねく多くの人にアプローチし ていくマス・マーケティングの手法は重要です。今後もなくなることはないでしょう。しかし、『それだけではモノが売れない時代』になったのも事実。米国を皮切りに世界で成功したカタリナグループがこだわったのは、事実に基づいたマーケティングでした。『確実に購買する可能性を持つお客様だけをいかに絞り込むか』という課題に対して出した答えが、店頭という最良のタッチポイントを活用すること。つまり、お客様と最も濃密なコミュニケーションができる場を活用 する手法だったのです」

 カタリナ マーケティング ジャパン社長の若林氏はこう語る。具体的には、消費者の購買データをPOSと連動して瞬時に解析し、「この消費者に最適なお買物提案・商品提案」を割り出す。その情報をリアルタイムで提供していくスタイルだ。このとき、情報提供メディアとして用いるのが独自開発の「レジ・クーポン®」。レジでの会計時に、レシートとともに打ち出されるクーポンには、割引などの有益な情報が記載される。超高速の買行動分析システムとネットワークを保有する同社だからこそ実現できた独自の手法。そして、この取り組みは、新たな変革期を迎えるのだという。