「今年こそ、夢をかなえたい!」「人生を変えたい!」と考えている人は少なくないでしょう「でも、なかなか実現できない……」という人が多いのも現実です。なぜ、夢や目標が実現しないのでしょうか?実は、人が抱いている夢や目標は、多くの場合、満たされない感情が作りだした「ニセの願望」であることが多いのです。本連載では、人気のプロコーチ堀江信宏氏の最新刊『人生の悩みが消える自問力』(ダイヤモンド社、1月27日発売)の内容をもとに、あなたの「本当の望み」をかなえるための自問自答の技術について、紹介いたします。

「今の会社や職場が嫌だ、行きたくない」と思ったとき、どう自問自答すればいいか?

ネガティブな悩みを抱えた時、試してほしい自問自答のパターン

前回の連載では、自分に投げかけるべき「5つの質問」の中身をご紹介しました。

 今回は、その5つの質問を使って、具体的にどう自問自答をすればいいのか?効果的な自問自答のためのポイントを、ありがちな事例に当てはめて考えてみましょう。

「◯◯が嫌だ」「◯◯したくない」という、負の悩みを抱えたときの自問自答のケースです。

 後ろ向きになった気持ちを、どうすれば乗り越えて次に進むことができるでしょうか?

 理不尽な上司や、面倒なお客さんなど、人間関係に悩んで仕事に行きたくなくなってしまったケースで考えてみましょう。