難聴は早期には自覚しにくいが、進行するとコミュニケーションに支障をきたすなど、さまざまな問題が生じてくる。あなたや、あなたの家族の“聞こえ”は大丈夫だろうか。

見づらい場合は、こちらのサイトでもチェック可能だ

 日本補聴器工業会によると、日本の難聴者数はおよそ1944万人、人口の約15%と推定されているが、そのうち約半数の人が自分の難聴を自覚していないという。

 個人差はあるが、聴力は年齢とともに衰え、一般に50歳を超えてくると、高音域の音が聞こえにくくなるといわれている。難聴が進むと、言葉や、聞きたい音を選別しづらくなり、会話領域の音も聞こえにくくなる。

 ところが、難聴は徐々に進行していくため、早期には聴力が低下していることを気づきにくいのが最大の問題だ。

「聞こえ」の状態を
チェックできるサイト

 ここまで話を聞くと、あなたや、家族の聞こえの状態が気にならないだろうか。気になる人は右の「聞こえのチェック」でチェックしてみよう。

 これは日本補聴器工業会が目安として提示しているチェックリストだ。あてはまる数が多いほど、聴力に問題がある可能性が疑われる。

 もし遠方の家族に試してもらいたいならWebでチェックできる、難聴と補聴器の総合サイト『みみから。』がおすすめだ。チェックリストのほかにも難聴の程度を推定するコンテンツも提供している。

ワイデックスが運営するサイト『みみから。』。難聴や補聴器の情報を客観的に提供するのがポリシーだ。

 このサイトはワイデックスが運営している。ユーザー目線で“難聴や補聴器の一般的で客観的な情報提供”を主としているのが特徴だ。さらに「聞こえ」つながりから、名人落語や文学作品の朗読という娯楽コンテンツも充実している。

 難聴、補聴器に関する素朴な疑問の解決から、文学、さらにゲームまで、どんな人も幅広く楽しめるラインナップとなっている。

「みみから。」で耳や補聴器のことをもっと知ろう

「聞こえのチェック」の結果の一例。ためしてみたい人はこちらから

「聞こえのチェック」を他の人にやってもらいたい、難聴の程度をざっくり知りたい、という人は難聴と補聴器の総合サイト『みみから。』にアクセスを。

同サイトは耳と難聴、補聴器について知りたい情報が網羅されており、GoogleやYahooで検索ワード「補聴器」で検索1位(8月22日現在)になるなど多くの人に利用されている。

エンタメコンテンツも充実

名人落語や名作の朗読、頭の体操などのお楽しみコンテンツが多数。もちろんすべて無料。あの金子みすゞの詩も聞ける。