経営主体の異なる全国各地の加盟ホテルでポイントをためられるのがAカードの強み。しかも、ホテル系ポイントカードの中で随一のキャッシュバック率を誇っている!

 つまるところ、ポイントカードを選ぶ際の決め手は、汎用性と還元率だろう。両方を兼ね備えていることが大前提で、どちらか見劣りすると使い勝手が悪くなる。その点、Aカードは両方において、大いに強みを発揮しているといえるだろう。
 まず、その加盟店数は2017年11月30日時点で全国479施設(ホテルが427軒、レストランが52軒)に上っている。同系列などといった縛りもなく、全国津々浦々のこれら加盟店でポイントをためられるわけだ。

ホテル系ポイントカードで
随一のキャッシュバック率

内藤氏株式会社Aカードホテルシステム 執行役員 内藤信也

「大手ホテルチェーンのカードはその大半が系列店でしか利用できませんが、Aカードは全国のさまざまなホテルが加盟しており、そういった制約がありません。ビジネスでの宿泊のみならず、観光で利用したホテルでもポイントをためられるのも、メリットの一つに挙げられるでしょう」
 と同サービスを運営するAカードホテルシステムの内藤信也執行役員。加盟店数はさらに拡大させていく方針で、すでにホテルのみならず旅館にも選択肢が広がりつつある。このようにポイントをためやすい上に、キャッシュバック率でもトップであることも見逃せない。

 

Aカード

 加盟ホテルを正規料金で利用した場合、その10%に相当するポイントが付く。宿泊料金100円(税別)ごとに10ポイントがたまる計算で、割引料金での利用でも、5%以上のポイントが得られる。
「5500ポイントに達したら、現金5000円のキャッシュバックを加盟店のフロントで受けられます。さらに9750ポイントで現金1万円、1万9000ポイントで現金2万円と、ためればためるほど還元率がアップします」(内藤執行役員)

その場で現金をもらえ
誰にも気兼ねなく使える

Aカードのキャッシュバックシステム

 例えば、加盟ホテルの1泊5500円(税別)の部屋にポイント付加率10%のプランで累計で10泊したら、5000円の現金が得られるわけだ。その場で現金による臨時収入が得られることも好評を博している理由だ。加盟ホテルの一つを運営する三浦真一支配人は述べる。
「キャッシュバックを受けると、ホテルのフロントで聞いた近所のお薦めの飲食店に足を運んだり、会社やご家族へのお土産を買ったりと、お客さまごとにいろいろな使い道に充てているようです」
 キャッシュバックで得た現金は誰にも気兼ねなく、自分一人で自由に使途を決められる。特に家計節約で小遣いが減少の一途をたどるサラリーマン男性には朗報だろう。
 その点、他のホテル系ポイントカードは宿泊代などに使途が限定されている。
「もちろん、クレジットカードで宿泊料金を支払ってもポイントが付きますし、そうやってためたものであっても、受け取るのは現金です」(内藤執行役員)
 入会金・年会費はもちろん、紛失などによる再発行も無料で、加盟ホテルのフロントで即座にカードを発行してもらえる。そして、入会したその日からポイントが付くから効率的だ。特定の大手チェーンしか利用しないというかたくななポリシーを貫く人でなければ、作っておいて損はないだろう。
 申し込みはAカードのウェブサイト上でも手続き可能で、現在その場合は特典として500ポイントが付加された状態でカードが郵送されてくる。