はじめまして。ずんずんです。
金融系企業でまったりとマネージャーをしています。
最近ブログやツイッターで、若い人から悩みを聞いてほしい! という連絡を頂くようになりました。全員に御会いしてお話を伺わせていただきたいところですが、ずんずんは分身もできなければ、そんなに金もありません……
でも、ざっくり聞いてみると、皆さん人間関係で悩んでいるようですね。ちょうどいいタイミングで連載の依頼をいただいたので、外資系勤務の時代に編み出した私なりの「社内営業術」の話をしてみましょう。


課長さん 「ずんずんさん! まだ帰らないよね!?」

22時も過ぎる頃、人影少なくなったオフィスに課長さんの声が響き渡りました。

ずんずんさん 「ふ、ふぇぇ…まだ帰りません…」

ずんずんさんは声にならない声でそう答えます。
このところ、毎日こんな感じで、22時からが仕事の本番なのです。
この時間になると上司が次から次へと仕事を振ってきて、帰りはいつも午前様。
上司はさすが、出世する人間です。バイタリティが平OLのずんずんさんとは違います。

第7話 無茶ぶり残業からのうまい逃れ方

しかし、上司と同じようなモチベーションとバイタリティを求められても、自転車に、新幹線がついて来いというもの…。
上司の無茶ぶりに、ずんずんさんはヘトヘトに疲れきっていました。

残業代が貯まるのはいいのですが、このままでは身体を壊してしまいます。
というか、毎日毎日深夜まで残業して、このままでは

婚活もままなりません。

このまま、30代、40代になってしまったら…

おお、なんということでしょう、

金のある独女になってしまいます。

そう危機感を感じたずんずんさんは、
残業という名の上司の魔の手から逃れる方法について考えることにしました。