はじめての上司、はじめての職場の先輩。新入社員はどう接したらいいのでしょうか。前回に引き続き、『新入社員の基本がわかる86のルール』から2つのルールを紹介します。

ルール58 上司のタイプを研究しよう

 上司とよい関係を作るには、上司の性格を知らないと、とまどうことが出てきます。

 短気な人はすぐ結論を求めますし、気長な人は慎重でなかなか決断しません。
 自信家は自慢が多いですし、弱気な人にはマイナス発言で悩まされます。

あなたの上司がどのタイプか理解したうえで、上司との関係をよくしていきましょう。
短気な上司には、報告を多くしてください。待てない性格です。何ごとも待たせないことです。
 指示されたことは最優先で実行です。誘われたらやりかけを中断して出かけましょう。

 気長な上司は、じっくりつきあいましょう。あわてることはありません。上司なりに考えがあるのです。急ぐ決断を求めるときは、選択肢を上司に提示してください。

 自信家は、実績がある人です。自慢話は鼻につき聞きづらいものですが、熱心に聞いて学びとってください。たくさん教えて、あなたを育てたい情熱があるからです。

 弱気な上司は、気持ちの優しい人です。最悪の事態を心配するためです。できなかったらどうしようと思います。ある意味で責任感の強い人です。マイナス発言は聞き流せばいいのです。