前回は、文書の本体の部分の「組み立て」について解説したが、それに日付、宛先、差出人などを加えてどうレイアウトするかについても、いろいろな決まりごとがある。

 これをビジネス文書のフォーマットという。

 日常的な文書のフォーマットについては、ケースバイケースで結構アレンジされているが、挨拶状などのフォーマルな文書になると、たいていどこの会社でも、きちんと伝統的なフォーマットにならっている。

 伝統的なフォーマットも、手紙文の前文・主文・末文の組み立てと同様、長い歴史の中でビジネス文書が必要な機能を備え、見やすい紙面になるように工夫されてきた結果なので、バカにはできない。まずは基本を知ってから、応用しよう。

レイアウト例
―ビジネス文書編

 

これが正式(横書き)

 

これが正式(縦書き)