ビジネス出張、削減したいのは「宿泊費」

 費用も手間もかかるビジネス出張。調査会社「ユーロモニター」によると、企業の海外出張費用の内訳では、最も高いのが航空券で28%、次いで宿泊費22%、食費11%……と続く。しかし最も割合が高い航空券の費用削減の余地は実は小さい。航空会社は数百社程度しかなく、しかも、出張では直行便や乗り継ぎに便利な便を優先するので選択肢が限られるためだ。

 そこで、次に高い宿泊費を削りたいところだが、出張先で宿泊するホテルを決める時、迷った時は誰でも名前を知っている「ヒルトン」「ハイアット」「マリオット」など、世界的なチェーンホテルを選べば良さそうなものだが、北米を除くとその数は意外に少なく、大半が各国の独立系ホテルである。例えばヨーロッパでは88%、アジア・オセアニアでは95%が、私たちにはなじみのないホテルなのである。

 これらを宿泊費削減のために出張に向いているかどうか調べあげるのはそう簡単ではない。

 加えて、安ければいいわけではなく、社員の安全確保も重要視しなくてはならない。ホテルの数は多いが情報は少なく、「どのホテルを選べば宿泊費を削減しつつ、社員が安全快適に仕事を遂行することができるのか」。それが出張に関する企業の悩みだ。

ホテル調達力と的確な検索結果で支持
世界で4万社以上の法人顧客が利用するホテル予約サイト

 その悩みを解決するソリューションが、日本に進出したドイツのホテル予約サイト大手・HRS(ホテル・リザベーション・サービス)が提供する最先端のホテル・トラベル・マネジメントサービスだ。

HRSの日本語予約サイト

 HRSは1972年、ドイツのケルンで創業。ホテル・リザベーション・サービスという社名からわかるように当初から最先端のホテル予約システムを企業ユーザーに向けて提供していた。

 インターネットの登場以前はホテルカタログを作成して予約を受け付け、インターネットが普及した95年からはオンライン予約システムを中心としてサービスを磨き上げてきた。

 創立から42年が経過した現在は、HRSのビジネスの97%がオンラインとなり、契約法人4万社以上(多国籍企業は1000社以上)、販売パートナー8000社以上、旅行会社30万社以上、190の国・地域のホテル・宿泊施設を取り扱い、網羅するホテルは25万軒にのぼる市場リーダーに成長した。

 現在、32カ国語に対応する予約サイトのPV(閲覧数)は月間1200万以上、年間約8000万人の利用者がいる。

 そのHRSが東京オフィスを開設し5月からサービスを始めた。