年収2000万円〜3000万円で大活躍する若者が急増!

 いまや20代、30代という若さで、2000万円〜3000万円もの年収を手にし、社会で大活躍する人たちが急増しているという事実をご存じでしょうか? メディアに頻繁に取り上げられるような若手の起業家やNPO創業者も次々登場し、名前を挙げはじめれば切りがありません。

 大手企業を再建して多額の成功報酬を手にする30代の凄腕経営者、コンサルティングファームの経営者として活躍しながらビジネススクールの教授として世の中を啓蒙する人、外資系金融機関で20代のうちに5000万円を超える年収を得て、それを元手に社会貢献事業を起こす人……。

 彼らの多くは、「自分の好きなことで、高い収入を得ながら、社会に大きなインパクトをもたらす」ことで人生を謳歌しているように見えます。

彼らも初めは普通のサラリーマンだった

 これは、20年ほど前には考えられなかったような大きな変化です。以前の一般的なサラリーマンでしたら、企業の経営者として活躍できるのは50代か60代というのが常識でした。それが、いまでは、若くして社会で活躍する人たちがまったく珍しくない社会となりました。

 しかも注目すべきは、いま、このように活躍している20代、30代の人たちの多くが、もともと普通のサラリーマンだったという事実です。また、彼らは一発勝負のハイリスクなチャレンジをしたわけでもありません。

 それでは、なぜ、彼らは普通の生活から抜け出して、素晴らしいキャリアで人生を謳歌できているのでしょうか。そこには、この20年ほどで大きく変わった社会の中で、人生を変える「何か」があるはずです。