ランチタイムを逃してしまったときはもちろん、気温が上がるこれからの季節、「食後に涼みたい」「でも少し仕事もしたい」……なんて思ったときに思い浮かぶのがファミリーレストランです。

 ファミレスに行くときには、ある程度食べたいものを考えていかないとメニューブックのページを何度も行き来してしまうくらい、メニュー数が多く、迷ってしまいますよね。「何を食べるか」だけでも迷うのに、さらに「メタボにも良いメニューを」なんて考えはじめたら、それだけで時間をロスしてしまいそうです。

 そこで今回ご紹介するのは、5つのポイントに絞ったメタボに負けないファミレス攻略法です。

1.単品で攻める

ファミレス食事で太らないための5つの心得当たり前のようにライスセットをつけなければ、実はそんなにカロリーも高くならないファミレスメニュー
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 色々と考えるのが面倒くさかったら、どうぞ、ハンバーグでも、フライのセットでも、お好きなものを頼んでください。ただし!「単品で」と注文することをお忘れなく。セットメニューにすると、ライス(もしくはパン)もスープもついてきてお得感満載ですが、メニューブックに記載されているカロリーをチェックすると、プラスした金額に比例するようにカロリーも同じだけアップしてしまうのがおわかりになると思います。

 “おかずのみで注文できる”。これは、ファミレスならではのメリットです。ただ、その単品注文でNGなのは、丼、パスタ、ドリア、グラタン、ピザなどの糖質が高いメニュー。噛みごたえがないうえ、フォークだけ、スプーンだけ、お箸だけ、と片手で食べられてしまうので、早食いになってしまいがち。そうすると、食べた割にはお腹が満たされなくて、ミニサイズのデザートに手を出してしまうことも。これから暑くなってくると、冷たいデザートの誘惑が出てくるので、食事でいかに満足するか、が要です。

 炭水化物が主体となるNGな単品でも、例外なのはリゾットや雑炊。スープでかさましされていて、糖質の摂り過ぎにならない、かつ、お野菜も一緒に摂りやすいメニューです。