G7サミット、リオ五輪、米国大統領選、国内でもマイナス金利導入、電力小売り全面自由化、18歳からの投票開始等々、国内外でさまざまに動きが予想されている2016年。新たな出来事や情報に埋もれる前に、スキャナーでこれまでの「情報」を整理して、これからの"激動"に備えたい。

書籍・雑誌・新聞で
自分だけの「知恵の源泉」を

 情報は、ためればためるほど、再活用は難しくなる。

 自社や取引先の業界ニュースに関連情報、気になった経済記事や科学記事、時には生活欄のコラムに本の書評……。後で役に立つはず、時間ができたら読み返そう――。そう思って新聞記事を切り抜いたものの、実際に読み返したり、活用したことがどれだけあっただろうか。ネットで読めばいいと思っていたら、肝心の記事がデジタル化されていないということも多々ある。

 雑誌や書籍も同様だ。会話のきっかけや話のネタになるのならと、ビジネス本に心理学の啓蒙書、スクープ満載の週刊誌やファッション誌、グルメ誌まで、わざわざ買って付箋まで付けたのに、実態は部屋の隅に積み上げるだけ……。

 そんな状況を解消するのが、スキャナーだ。情報機器だから扱いが難しいと気後れするかもしれないが、エプソンDS‐560は、パソコンとの接続設定も簡単だ。読み込む紙をセットして、スタートボタンを押せば、素早くスキャンできる。継ぎ足しでも連続して取り込んでいくので、大量の資料でもストレスはたまらない。さらにWi‐Fi対応なので、スマートフォンやタブレットにいつでもデータ転送が可能。ため込んだ記事や資料は全てスキャンして、外出先などでの空き時間に読めばいい。しかも、取り込んだ記事は、語句検索で幅広く系統的に内容を整理できるし、サムネイル表示で必要な時に必要な情報にすぐアクセスできる。これで安心してもっと多くの情報を求められるというもの。

 サイズもコンパクトで、パソコンの横にも置ける。そこが自分の情報ステーションだ。やがてそこには、自分だけの知恵の源泉が出来上がることだろう。いろいろな情報をリンクさせて、新たな発見や理解につなげる。スキャナーは、世の中にあふれる情報を知恵へと変えるコンバーターなのかもしれない。