世界の大学ランキングでは東大が43位、京大は88位。
東大に入学するのが難しい普通の高校生でも、「編入」という方法で、世界ランキングがもっと上のアメリカのトップ大学に入れる!

10年間、日本の普通の高校生を編入によってアメリカのトップ大学に入るサポートをしてきた山内勇樹氏が、そのノウハウを惜しげもなく出した『東大・京大卒に勝てる!世界のトップ大学に編入する方法』より、抜粋して紹介する。

高校時代、偏差値は39
「編入」に高校の成績は関係ナシ

まずは私の経験談からお話しさせてください。
私が大学受験前に受けた模試の偏差値は39でした---。

それもそのはず、進学した広島県の公立高校体育学科では、勉強をした記憶がないのだから、成績が悪いのは仕方がありません。朝練2時間は部活のバスケ、授業では体育中心、午後はもちろん部活のバスケ。早朝から夜の7時まで、運動ばかりの日々を送っていました。

当時、日本にはプロのバスケットボールのチームがなかったため、「いつかアメリカでプロのバスケ選手になりたい」と本気で思っていました。

高校を卒業してアメリカの短期大学=コミュニティ・カレッジに留学したのは、その夢を叶えるためでした。そして、その夢が破れた後、私の前に現れたのは「世界トップ大学への進学」という道でした。

在籍していた短大から「編入」という方法でアメリカの4年制大学へ行くルートを紹介されたのです。

プロバスケの選手を夢見ていた高校生が、アメリカに渡って5年後に、まさか世界大学ランキング16位のUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を卒業することになるとは、私自身が想定していなかった未来でした。

500人以上が、この方法で
世界のトップ大学へ進学した!

このように書くと、「運動バカ」の青年が、「家族の協力や恩師との出会いを経て、トップ大学に入るお話」ではないかと勘違いされるかもしれません。

しかし、本書で書いたのは「特別な」成功物語ではありません。

なぜなら、一般的な日本の高校から世界トップ大学を卒業したのは、私だけではないからです。私も経験したこのルートで、世界トップ大学へ進学した学生は、私が指導してきただけでもこの10年間で500人以上います。

これは、他の日本人にもこの方法を紹介したいと、編入専門の留学コンサルタントとして活動してきた結果です。本書で紹介する方法は、特別なコネがなくても、海外に行ったことがなくても、立派な恩師がいなくても、世界のトップ大学に入ることができるノウハウです。