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2016年9月16日 フィスコ

金融政策は現状維持でいったんアク抜けか

 日経平均は反発。114.28円高の16519.29円(出来高概算18億9000万株)で取引を終えた。
15日の米国市場の反発や原油相場の上昇を背景に、買い先行で始まった。ただし、米国は予
想を下回る経済指標の発表を受けた利上げ観測の後退が背景にあり、これに伴って円相場は
円高に振れて推移していたことが重しに。
 一方で連休を前に足元で売られていたメガバンクには買い戻しとみられる動きが強まった
ほか、米アップルの新型スマートフォン「iPhone 7」の好調が伝わるなか、これを受けたア
ップル関連等電子部品株の上昇が下支えとなった。大引けにかけてはインデックスに絡んだ
幅広い銘柄に買いが入り、日経平均は16500円を回復して取引を終えた。

 来週は飛び連休となるが、3連休明け後の20・21日には米連邦公開市場委員会(FOMC)と
日銀の金融政策決定会合が予定されており、日米の金融政策に大きく振らされる可能性があ
る。日銀の金融会合では、マイナス金利の深掘りが警戒されようが、「三菱東京UFJ銀行頭
取は日銀にマイナス金利の副作用検証を要望と」伝えられるなか、今回の日銀会合では現状
維持が見込まれよう。また、米FOMCでは9月利上げ観測は後退しており、一先ずアク抜けを
想定しておきたい。
(村瀬智一)