節約の達人が伝授!ゼロから貯める節約術

子どもの「教育費」は大学卒業までにいくら必要?
700万~2000万円もかかる教育費を準備するために
「学資保険」と「預貯金」ではどちらがベストか?

【第29回】 2016年10月3日公開(2024年4月1日更新)
風呂内亜矢
facebook-share
twitter-icon
このエントリーをはてなブックマークに追加
RSS最新記事

 2016年9月24、25日に、楽天グループによる「Rakuten mama fes 2016 Autumn」というイベントが東京・二子玉川で開催されました。

 キャッチコピーは「ママが見たい、知りたい、欲しい、ものを集めた、日本最大級のママイベント」ということで、会場のあちこちに親子で楽しめるワークショップがあったり、ママ向けの多様な商品が展示されていたり、子どもが遊べるレゴのプレイコーナーが設置されていたりしました。

 また、イベントスペースでは、ママタレントさんなど著名人の方が登場し、大盛況でした。24日には私もイベントスペースで、森三中の大島美幸さんとともに、『子どもの教育費、いくら必要?~知らないと損する!? ママと子どものお金のハナシ~』というテーマでお話をさせていただきました。

 今回は、そのときにお話ししたことを中心に、多くの子育て世帯の関心事である「教育費」について、改めて掘り下げてみたいと思います。

教育費が一番高額になるのは「大学」の4年間
子どもが小さいうちから大学までにコツコツ蓄えよう

 まず、教育費は子ども一人あたりいくらかかるのでしょうか?

 答えは、下の図表のとおりです。この図表の数字は、学校に支払う授業料のほか、塾代や習い事代なども含めた「平均値」です。あくまで平均なので、塾も習い事も行かず(あるいは最低限にとどめ)、もっと安い教育費しかかかっていない家庭もたくさんあるはずです。逆に、平均をはるかに超える教育費を捻出している家庭も多いでしょう。教育費は家庭によって出費額に特に大きな差が出る費目の一つです。

■子どもの教育費はいくらかかる? 公立と私立で金額はこれだけ変わる!
  オール公立 中学から私立 オール私立
小学校
(6年間)
193万248円 193万248円 921万4734円
中学校
(3年間)
144万5523円 401万5869円 401万5869円
高校
(3年間)
122万9937円 298万5885円 298万5885円
大学
(4年間)
242万5200円 446万3309円 446万3309円
合計
(16年間)
703万908円 1339万5311円 2067万9797円
※小学校から高校までは学校給食費、塾や習い事などの学校外活動費も含む。
(「子供の学習費調査(平成26年度)」「国立大学の授業料、入学料及び検定料の調査結果について(平成22年度)」「私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人あたり)の調査結果について(平成26年度)」(すべて文部科学省)を参考に、風呂内亜矢さんが算出)

 数字を見るとわかるように、ずっと学費の安い公立の学校に通っても、子ども一人あたり700万円以上はかかります。公立を目指していても、大学からは私立に行くパターンも多いですが、その場合の教育費は1000万円程度となります。よって、「教育費は子ども一人あたり1000万円」というのが一応の目安になります。

 といっても、1000万円が一度に必要になるわけではありません。当然ながら、教育費は子どもの成長に伴って、少しずつ発生していくものです。熱心に早期教育をしている家庭でなければ、子どもの幼少期~小学校低学年くらいの間だと、それほど教育費は高くならないでしょう。

 小学校高学年~中学生になると、塾に通う子どもが増え始めます。受験の予定がなくても、クラスメートがどんどん塾に通い出すと、「自分も行きたい」という子も出てきます。親御さんとしては、子どもの学びたいという意欲を潰せない……ということで、無理をしてでも塾に行かせることもあるかもしれません。よって、教育費の平均額も上昇し始めます。

 そして、最も教育費が高くなるのは大学です。平均すると、4年間で250万~450万円ほどかかります。特に、入学する年には公立の大学でも入学金がかかるので、数十万円単位のお金を一気に支払う必要が出てきます。

 大学に通う期間は通常4年間ですが、私立でも公立でも授業料は公立の小学校~高校より高くなり、毎年100万円前後の出費になることもザラです。もし、子どもが遠方の大学に進学すれば、家賃などの仕送りがさらに上乗せされることになります。

 よって、もし子どもを大学まで行かせたいと考えるのであれば、大学入学のタイミングを目指して、子どもが小さいうちからコツコツ準備していくことが重要と言えるのです。

学資保険と預貯金、それぞれにデメリットあり
2つを組み合わせて上手に教育資金を貯めていこう

 もし、未就学児のために教育費を準備するとしたら、大学入学までには12~18年間あります。この間に、どのようにして資金を準備すればいいのでしょうか。

 大前提として、おすすめしたいのは「児童手当」を手つかずにしておくことです。「児童手当」は、0歳から15歳(15歳になって最初の3月31日まで)まで支給されますが、これをすべて貯めていくと、合計200万円程度になります。200万円あれば、大学入学時の大きな足しとなるので、できれば「児童手当」はすべて貯金に回しておくといいでしょう。

 残りの金額を貯める上で最もスタンダードな方法は、「学資保険」と「預貯金」です。どちらにもメリット・デメリットがあるので、ベストは両方を組み合わせて教育費の準備をすることです。

 まず、「学資保険」のメリット・デメリットは以下のとおりです。

【学資保険のメリット】
◆貯蓄型のタイプを選択すると、預貯金よりもはるかに利回りが高い。
◆ある程度強制力があるため、着実に教育費の準備をしやすい。
◆契約当初に一括払いしなければ、契約者が死亡するなどして保険料の支払いが困難になった場合、保険料免除で保険金は満額受け取れる。
◆税金が多少優遇される。


【学資保険のデメリット】
◆途中でお金が必要になって解約してしまうと、元本割れする可能性がある。
◆インフレになると価値が下がる。
◆保険会社が破綻すると、支払った保険料の全額は戻らない可能性がある。


 次に、「預貯金」のメリット・デメリットを挙げてみます。

【預貯金のメリット】
◆急にお金が必要になったときなど、簡単に出し入れができる。

【預貯金のデメリット】
◆金利が低くてほとんど増えない。
◆すぐ引き出せる分、貯まりづらい可能性もある。


 それぞれ複数の項目を挙げていますが、結論としては「学資保険は利回りが高いけど、中途解約をすると損をする。預貯金の場合、利回りは低いが、イザというとき(大病をしてしまったときなど)頼りになる」ということが言えます。よって、両者の欠点を補いあうためにも、「学資保険」と「預貯金」の併用がおすすめなのです。

 ちなみに、森三中の大島さんの場合、ご長男が1歳とのことですが、すでに「学資保険」に加入し、教育費の貯蓄も始めているそうです。「心配性なので」とのことでしたが、早めに行動すれば準備にかけられる期間が長くなるので、ベストな選択をしていると言えます。

 とはいえ、子どもが何歳であっても、準備を始めるのに「もう遅い」ということはないので、気づいたときから始めるといいでしょう。

2017年には制度改定で予定利率が引き下げに!
迷っている人は早めに学資保険に加入を

 「学資保険」を選ぶ際には、支払った保険料よりも1~10%程度、保険金が増えて戻ってくる(=返戻率が高い)「貯蓄型」のタイプがおすすめです。教育費の準備をするだけでなく、子どもの医療保障も組み合わされた「保障型」もありますが、教育費に備える目的であれば、貯蓄型がいいでしょう。というのも、「保障型の学資保険」は、支払った保険料より戻ってくる保険金が減る場合があるからです。

 保険会社の「学資保険」の紹介サイトには、大抵シミュレーション機能がついています。子どもの生年月日、契約者(親)の生年月日を入力し、子どもが何歳のときにどれくらいの金額を受け取りたいか、など条件を入力すると、月々の保険料(年払いなら毎年の保険料。場合によって半年払い、一括払いも可)が表示されます。各社でシミュレーションし、有利な商品を選択するといいでしょう。

 なお、2017年には生命保険の利回り(予定利率)が引き下げられ、保険料がアップするという、これから契約したい人にとってマイナスの改定が行われる見通しです。そのため、「学資保険」に加入したいと思っているのに先延ばしにしてきた人や、目下悩み中の人などは、早めに行動したほうが有利な条件で契約できるかもしれません。

 返戻率の高さを比較した単純なランキングで見ると、2016年9月現在では「明治安田生命」「ソニー生命」「フコク生命」「日本生命」あたりの「学資保険」が有利となっています。

 ただ、新しい保険会社と付き合うのが手間だという場合は、すでに付き合いのある保険会社で貯蓄型の「学資保険」があるなら、それを選択してもOKです。また、返戻率はほどほどでも、途中でお祝い金がもらえるほうがいい、などの個人的な好みもあるでしょう。返戻率がプラスになっている貯蓄型の「学資保険」なら、基本的にどれを選択しても失敗ということはないので、ニーズと合致する保険を比較しながら探してみてください。

預貯金を貯めるなら金利の高いネット銀行へ
メガバンクで貯め続けるより断然お得!

 ただ、注意しておきたいのは、「学資保険」の保険料を高く設定しすぎてしまうことです。教育費をたくさん準備するために、頑張って保険料を高くする、という人は多いですが、途中で支払えなくなってしまったら元も子もありません。

 保険会社によっては、途中で保険料を減額し、プランを組み直せるところもありますが、それができない会社もあります。途中で払えなくなったら、解約するか、払い済みにするしかありません(払い済みとは、解約はせず、保険料を途中から支払わない状態にすること。満期には、支払った分の保険料に応じて保険金がもらえます)。

 そのため、「毎月これくらいは教育費を貯めたいな」と思い描いている金額の半分程度を「学資保険」で準備し、残りは「預貯金」で蓄えていくのが得策と言えます。

「預貯金」ですが、“貯める場所”としておすすめしたいのはネット銀行の定期預金や、各種サービスと連携させれば金利が上がる普通預金です。マイナス金利の影響で、2016年9月29日現在、メガバンクの普通預金金利は0.001%。定期預金金利(1年もの)は0.01%にとどまっています。
【※関連記事はこちら!】
定期預金の金利が高い銀行ランキング!貯金をするなら、メガバンクの175倍以上も高金利な「SBJ銀行」など、お得な銀行に預けるのがおすすめ!


 しかし、例えば「イオン銀行」であれば、普通預金金利は0.001%とメガバンクと同程度ですが、定期預金金利(2~5年もの)は0.1%(メガバンクの10倍)となっています。「イオン銀行」に限らず、総じてネット銀行のほうがメガバンクよりも金利は高くなっています。

 イオン銀行
 
(※「イオンカードセレクト」入会でイオン銀行の口座も同時に開設できます)
コンビニATM出金手数料(税込) 振込手数料
(税込)
セブン-
イレブン
ローソン ファミリーマート
(E-net)
ミニストップ
(イオン銀行)
月0~5回まで無料(※1)、以降は
平日8:45~18:00は110円、
それ以外は220円
24時間365日
何回でも無料
同行あて:無料
他行あて:月0~5回まで無料(※)、以降は220円
【イオン銀行おすすめポイント】
「イオン銀行Myステージ」のステージによって、ATM出金手数料と他行あて振込手数料が最大で月5回まで無料になる! さらに、年会費無料のクレジットカード「イオンカードセレクト」を保有、「イオン銀行」のインターネットバンキングに登録、「イオンカードセレクト」のクレジット機能またはWAON機能で月に1回以上決済といった、簡単かつノーリスクな条件をクリアするだけで「シルバーステージ」となり、普通預金金利が定期預金並みの0.03%に!
 また、ATM手数料が24時間いつでも何回でも無料となるイオン銀行ATMは、全国のイオン、ミニストップ、まいばすけっとなど、着実に台数が増加中!
※1「イオン銀行Myステージ」のステージによって、無料出金回数および無料振込回数は異なる。
イオン銀行の公式サイトはこちら

 「イオン銀行」ではさらに、年会費無料のクレジットカード「イオンカードセレクト」を保有していると、普通預金金利が「0.1%」(通常金利の5倍)になるという特典があるので、お得です。

【※2021年9月24日 追記】
「イオンカードセレクト」の保有による金利優遇特典は終了しました。しかし、「イオン銀行Myステージ」で「シルバーステージ」を維持することで、普通預金金利が0.03%にアップします。詳細は下記の記事をご確認ください。

イオンカードを作るなら「イオンカードセレクト」が一番お得! WAONチャージでのポイント2重取り&イオン銀行で預金金利が優遇されやすくなる特典も!
イオンカードセレクト
還元率 0.5~1%
「イオンカードセレクト」のカードフェイス
発行元 イオンフィナンシャルサービス
国際ブランド VISA、Master、JCB
年会費 無料
家族カード あり(年会費無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
WAON、モバイルSuica、SMART ICOCA
(モバイルSuicaとSMART ICOCAのチャージ分は還元率0.25%)
関連記事 イオンカードを作るなら「イオンカードセレクト」が一番お得! WAONチャージでのポイント2重取り&イオン銀行で預金金利が優遇されやすくなる特典も!
「イオンカードセレクト」の公式サイトはこちら

 その他の銀行では、例えば「楽天銀行」の場合、年会費無料のクレジットカード「楽天カード」を保有し、「楽天銀行」をカード利用代金の引き落とし口座に指定するだけで、普通預金金利が「0.04%」になります。

 楽天銀行
コンビニATM出金手数料 振込手数料
セブン-
イレブン
ローソン ファミリー
マート

(E-net)
ミニストップ
(イオン銀行)
月0~7回まで
無料
(※1)
以降は220円
月0~7回まで無料(※1)
以降は275円
月0~7回まで
無料
(※1)
以降は220円
同行あて:無料
他行あて:月0~3回まで無料(※2)、
以降は168~262円(※3)
【楽天銀行おすすめポイント】
「楽天銀行ハッピープログラム」のランクにより、ATM利用手数料と他行あて振込手数料が変わり、最大でATM利用手数料は月7回まで、振込手数料は月3回まで無料。さらに、使わなかった振込手数料の無料回数は翌月に持ち越し可能(月の無料回数は最大5回まで)なのもお得だ! 「楽天銀行ハッピープログラム」のランク は、プレミアム(ATM利用手数料は月2回まで、振込手数料は月2回まで無料)までなら比較的達成しやすいだろう(預金残高50万円以上)。また「楽天証券」と口座連動すれば0.10%、「楽天カード」の引き落としがあるなら0.04%と、普通預金金利が大幅アップするのも大きなメリットだ!

※1「ハッピープログラム」により、前月25日終了時点の預金残高が10万円以上または前月の取引5件以上で月1回、50万円以上または取引10件以上で月2回、100万円以上または取引20件以上で月5回、300万円以上または取引30件以上で月7回まで無料。※2「ハッピープログラム」により、前月25日終了時点の預金残高が10万円以上または前月の取引5件以上で月1回、50万円以上または取引10件以上で月2回、100万円以上または取引20件以上で月3回まで無料。また「ハッピープログラム」にエントリーし、給与・賞与・公的年金の振込がある場合は、翌月3回まで無料。※3 ゆうちょ銀行あて、または振込額が3万円未満の場合は168円(税込)、3万円以上の場合は262円(税込)。
楽天銀行の公式サイトはこちら
楽天カード
還元率 1.0~3.0%
(通常時は還元率1.0%、楽天市場や楽天ブックス利用時は還元率3.0%に。なお、楽天市場・楽天ブックス利用時に獲得できる+1.0%分はポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント)
楽天カードの詳細はこちら!
発行元 楽天カード
国際ブランド VISA、Master、JCB、AMEX
年会費 永年無料
家族カード あり(年会費無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
楽天Edy(還元率0.5%)
関連記事 【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!(メインカード部門)
「楽天カード」の4券種の中で、もっとも得するカードを選ぶ方法をカード専門家が解説! ゴールド、プレミアム、ブラックの特典を比較して最適な券種を選ぼう
楽天カード公式サイトはこちら
楽天カードへの新規入会&利用でポイントがもらえるキャンペーン中!
楽天カード入会で楽天スーパーポイントがもらえるキャンペーン実施中!

 また、「楽天証券」に口座を開いて「楽天銀行」の口座と連携すれば、普通預金金利が「0.1%」になります。

◆楽天証券⇒詳細情報ページへ
売買手数料(税込) 投資信託 外国株
すべて0円
※手数料コース「ゼロコース」の場合
2557本 米国、中国
、アセアン
【楽天証券のおすすめポイント】
人気のネット証券で、国内株式の現物取引と信用取引の売買手数料は完全無料(0円)! さらに単元未満株の売買手数料も0円に。株の売買コストについては、同じく売買手数料無料を打ち出したSBI証券と並んで業界最安レベルと言える。投信積立の際、楽天カード(一般カード)を使うと0.5〜1%分、楽天カードでチャージした楽天キャッシュを使うと0.5%分の楽天ポイントが付与されるうえ、投資信託の残高が一定の金額を超えるごとにポイントが貯まるので、長期的に積立投資を考えている人にはおすすめだ。また、取引から情報収集、入出金までできるトレードツールの元祖「マーケットスピード」が人気。ツール内で日経テレコン(楽天証券版)が利用できるのも大きなメリットだろう。投資信託数がトップクラスで、米国や中国、アセアンなどの海外株式、海外ETF、金の積立投資もできるので、幅広い資産クラスに分散投資がしやすいのも便利だ。「2024年オリコン顧客満足度ランキング ネット証券」では総合1位を受賞。
【関連記事】
◆【楽天証券の特徴とおすすめポイントを解説!】売買手数料が安く、初心者にもおすすめの証券会社! 取引や投資信託の保有で「楽天ポイント」を貯めよう
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
【証券会社おすすめ比較】楽天証券の公式サイトはこちら
【楽天カードを活用すれば、投資しながら楽天ポイントもゲット!】
楽天証券の公式サイトはこちら
※この表は、2024年4月3日時点の情報に自動更新されているため、記事執筆時の情報とは異なっている場合があります。

 メガバンクのように、金利が0.001%だと、300万円預けても30円しか増えません(厳密にはここから2割強税金が差し引かれます)。しかし、金利が0.1%なら、税金を差し引かれても3000円近くお金が増えます。時間をかけて子どもの教育費を貯めるなら、この差は非常に大きいので、メガバンクやゆうちょ銀行などの大手銀行ではなく、ネット銀行を利用していきましょう。

 口座を新たに開設するなら、子どもの名義で口座を開設するのもいいと思います。誰しも、子どもの口座のお金を取り崩すのは、心理的に抵抗があるので躊躇するのではないでしょうか。少しでもハードルがあったほうが、取り崩しのリスクは減って、お金を貯めやすくなるので、子ども用口座を作るのもいい方法と言えます。

教育費の準備の仕方、4つのポイントを抑えておこう
ステップアップするならDCやNISAも検討を

 最後に、教育費を準備するポイントについて、結論をまとめます。

【教育費を準備するポイント】
◆大学費用は4年間で250~450万円程度かかると認識し、そこを目指してじっくりお金の準備をしよう。
◆「学資保険」を選択肢に含め、商品性を確認しながら検討してみよう。
◆ネット銀行も賢い選択なので、預け先を再検討しよう。
◆子ども名義の口座を作って先取り貯金をするのもおすすめ。


 ここまでやっていくと、少しずつお金についての知識が身に付いたり、節約や節税の意識がわいたり、資産運用への興味が出てくる人もいるかもしれません。そうしたら、確定拠出年金(DC)や、NISA(少額投資非課税制度)といったお得な制度もあるので、ステップアップして勉強してみるのもおすすめです。
(※「NISA」の関連記事はこちら⇒【NISA口座おすすめ比較】みんなに人気のNISA口座から選ぶ! NISAで得する「おすすめ証券会社」はココだ!
(※「確定拠出年金」の関連記事はこちら⇒確定拠出年金を使えば、サラリーマンも節税しながら老後資金を上乗せできる! 会社員でも専業主婦でも誰でも加入可能になる確定拠出年金の活用法を伝授!

 教育費のお話をしたイベント会場には、小さなお子さん連れのご家族がたくさん参加されていました。多くの方が、教育費に対して関心を持っていることを実感させられます。

 また、今回に限らず、タレントさんとお話をさせていただく機会がたまにありますが、「保障のない仕事だから」といって堅実にお金を貯めている方が多いとも感じます。その背景には、教育費や老後資金といった、大きなお金をきちんと準備しておきたいという考えがあるのでしょう。

 大きなお金を短期間で準備するのは難しいですが、時間をかけて計画的に貯め、なおかつ計画的にお金を使っていけば、不可能なことではありません。少しでも「教育費はどうしよう?」と思っている方は、学資保険の研究やネット銀行の口座開設など、やれることから始めてみるといいでしょう。

(取材・構成/元山夏香)

※クレジットカードの専門家2人が選んだ、2023年の最強カードは?
【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】
「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!
全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!

※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。
【クレジットカードおすすめ比較】還元率でクレジットカードを選ぶ!還元率ランキングページへ
【クレジットカードおすすめ比較】ービス充実の「おすすめゴールドカード」はコレ!ページへ
ETCカードでクレジットカードを選ぶ!ETCカードランキングページへ
【クレジットカードおすすめ比較】人気ランキングでクレジットカードを選ぶ!人気ランキングページへ
【クレジットカードおすすめ比較】プラチナカードでクレジットカードを選ぶ!プラチナカードランキングページへ
【クレジットカードおすすめ比較】アメリカン・エキスプレス・カード(アメックス)を比較して選ぶ!
【クレジットカードおすすめ比較】マイルでクレジットカードを選ぶ!マイルランキングページへ
【クレジットカードおすすめ比較】海外旅行保険でクレジットカードを選ぶ!海外旅行保険ランキングページへ
【クレジットカードおすすめ比較】法人カードで選ぶ!法人カードでおすすめクレジットカードはコレだ!
【クレジットカードおすすめ比較】年会費無料でクレジットカードを選ぶ!年会費無料ランキングページへ
【クレジットカードおすすめ比較】最短即日発行~翌日発行で選ぶを比較して選ぶ!今すぐ入手できる、お得なクレジットカードはコレだ!
【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2022年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2022年の最強クレジットカード(全8部門)を公開!
▼節約の第一歩はATM&振込手数料が無料のネット銀行選びから!▼
ネット銀行比較!トップページへ
金利やATM手数料、使い勝手、人気などで比較したZAi編集部のおすすめネット銀行はこちら! 定期預金金利の高さで選ぶ!おすすめネット銀行ランキング! 住宅ローンおすすめ比較 コンビニATM手数料&振込手数料のお得さで選ぶ!おすすめネット銀行はこちら! 普通預金金利の高さで選ぶ!おすすめネット銀行ランキング!  カードローンおすすめ比較
【2024年4月15日時点】
■編集部おすすめのネット銀行はこちら!
普通預金金利
(年率、税引前)
定期預金金利(年率、税引前)
1年 3年 5年
◆SBI新生銀行  ⇒詳細ページはこちら!
0.15%
(※1)
0.40%
(※2)
0.40% 0.55%
【SBI新生銀行のおすすめポイント】
「ステップアッププログラム」のステージが「ダイヤモンド」の場合は普通預金金利が0.15%に大幅アップ! しかも「ダイヤモンド」は、SBI証券との口座連携サービス「SBI新生コネクト」を利用するだけで簡単に到達でき、他行あて振込手数料が月50回まで無料になる特典なども受けられてお得! そのほか、新規に口座開設した人限定の「スタートアップ円定期預金」なら、3カ月もの定期預金の金利が1.00%、1年もの定期預金の金利が0.40%に大幅アップ! また、2023年10月2日からは、他行からの振込入金などで現金がもらえる「キャッシュプレゼントプログラム」もスタート。
※1「ステップアッププログラム」でダイヤモンドの場合の金利。なお、SBI証券との口座連携サービス「SBI新生コネクト」を利用すると翌々月からダイヤモンドに到達可能。※2 新規に口座開設した人限定の「スタートアップ円定期預金」適用時の金利。
【関連記事】
【SBI新生銀行の金利・手数料・メリットは?】SBI証券との口座連携「SBI新生コネクト」の利用で、普通預金金利アップ&振込手数料が月50回まで無料!
「SBI新生コネクト」を利用すれば、SBI新生銀行の金利や手数料がお得に! SBI証券と口座を連携して、最上位「ダイヤモンド」ステージの特典を活用しよう!
SBI新生銀行の口座開設はこちら!
◆東京スター銀行  ⇒詳細ページはこちら!
0.25%
(※1)
0.45%
(※2)
0.45%
(※3)
0.002%
【東京スター銀行のおすすめポイント】
東京スター銀行を給与(バイトやパートも含む)または年金の受取口座に指定すると、普通預金金利が「0.001%⇒0.25%」に大幅アップするのが大きなメリット! さらに、コンビニATMの出金手数料は、月8回までなら24時間365日いつでも無料なので使いやすい。また、通常の定期預金のほか、年利0.05%の「スターワン1週間円預金」や「スターワン円定期預金+」など、お得な金融商品を数多くラインナップ。
※1 東京スター銀行を給与または年金の受取口座に指定した場合。※2 新規に口座開設した人限定の「新規口座開設優遇プラン スターワン円定期預金」適用時の金利。※3「スターワン円定期預金プラス(インターネット限定)」適用時の金利。
【関連記事】
【東京スター銀行の金利・手数料・メリットは?】「ATM手数料」や「振込手数料」がお得なネット銀行。さらに、給与振込で普通預金金利が250倍にアップ!
東京スター銀行の口座開設はこちら!
◆ソニー銀行  ⇒詳細ページはこちら!
0.02% 0.025% 0.10% 0.13%
【ソニー銀行のおすすめポイント】
外貨に強いネット銀行。Visaデビット付きキャッシュカードの「Sony Bank WALLET」なら海外事務手数料が0円なので、海外での買い物がクレジットカードよりお得! 優遇プログラム「Club S」のステージなどにより、ATM出金手数料は月4回~無制限で無料、他行あて振込手数料は最大月11回まで無料! 毎月無料で決まった金額を、他行から手数料無料で入金できる「おまかせ入金サービス」も便利。
【関連記事】
【ソニー銀行の金利、手数料、メリットは?】外貨に強いネット銀行。Visaデビット搭載のSony Bank WALLETならクレジットカードよりお得に海外ショッピングが可能
「ソニー銀行」の顧客満足度調査の評価はなぜ高い? 手数料や金利で突出したメリットが見当たらなくてもなぜかユーザーから支持されている理由はどこだ!? 
ソニー銀行の口座開設はこちら!
普通預金金利
(年率、税引前)
定期預金金利(年率、税引前)
1年 3年 5年
◆UI銀行  
0.10% 0.25% 0.35% 0.20%
【UI銀行のおすすめポイント】
2022年に東京きらぼしフィナンシャルグループが新たに開業した銀行。1年~5年もの定期預金の金利はネット銀行の中でもトップクラスに高いほか、普通預金も口座を保有している人なら誰でも金利0.10%と高金利! また、セブン銀行ATMの出金手数料は最大で月20回まで無料、他行あて振込手数料も最大で月20回まで無料でお得! 
【関連記事】
定期預金の金利が高い銀行ランキング[最新版]貯金をするなら、メガバンクの15倍以上も高金利でお得な銀行を選ぶのがおすすめ!
ネット銀行おすすめ人気ランキング!【2024年版】この1年間で口座開設の申し込み数が最も多かったザイ・オンライン一番人気のネット銀行はここだ!
UI銀行の口座開設はこちら!
◆SBJ銀行  ⇒詳細ページはこちら!
最大0.10%
(※1)
0.40%
(※2)
0.45%
(※3)
0.55%
(※3)
【SBJ銀行のおすすめポイント】
ほかのネット銀行と比べても、定期預金金利の高さはトップクラス! さらに、セブン-イレブン(セブン銀行)やミニストップ(イオン銀行)、ファミリーマート(E-net)のATMなら、出金手数料が最低でも月10回まで無料でお得なほか、他行あて振込手数料も最低で月5回まで無料なので、月に何回も振込をする人にもおすすめ!
※1 通常の0.02%分の利息に加えて、月内の最低残高(上限1000万円)に対して0.08%分の追加利息を受け取れる「普通預金プラス」の場合。※2 2024年4月30日までの「スポーツ選手応援定期預金キャンペーン【プロゴルファー「ソン・ヨンハン」選手】」適用時の金利。ソン・ヨンハン選手が対象の24大会のいずれかで優勝した場合は金利0.55%にアップ。※3「100万円上限定期預金<ミリオくん>」の場合。
【関連記事】
SBJ銀行が業界No.1水準の“定期預金金利”や“手数料の安さ”を維持できる理由とは?「外資系の銀行に預金しても大丈夫?」という疑問や不安をSBJ銀行に直撃!
【SBJ銀行の金利・手数料・メリットは?】定期預金がお得で、魅力的な商品も多い外資系銀行。ATM手数料や他行あて振込手数料の安さもメリット!
SBJ銀行の口座開設はこちら!
普通預金金利
(年率、税引前)
定期預金金利(年率、税引前)
1年 3年 5年
◆イオン銀行(イオンカードセレクト保有者)  ⇒詳細ページはこちら!
0.05%
(「イオン銀行Myステージ」の
「ゴールドステージ」の場合)
0.12%
(※1)
0.025% 0.30%
(※1)
【イオン銀行のおすすめポイント】
「イオン銀行Myステージ」で「ゴールドステージ」になれば、普通預金金利が0.05%に! しかも「イオンカードセレクト」で年間50万円以上を利用するなど、一定の条件を達成すると入手できる年会費無料のゴールドカード「イオンゴールドカードセレクト」を保有すれば、無条件で「ゴールドステージ」に到達できる特典が2024年3月にスタート。「ゴールドステージ」になれば、イオン銀行ATMの手数料は24時間いつでも何回でも無料なのはもちろん、他行ATMの入出金手数料と他行あて振込手数料がそれぞれ月3回まで無料になってお得!
※1 2024年5月9日までの「春の定期預金金利引上げキャンペーン」適用時の金利。
【関連記事】
【イオン銀行の金利・手数料・メリットは?】イオン銀行利用者は「イオンカードセレクト」が必須!簡単に普通預金が定期預金並みの金利0.05%にアップ!
「イオン銀行Myステージ」で簡単にステージを上げる攻略法を伝授! 普通預金金利が0.10%になり、各種手数料もお得な「プラチナステージ」になる方法は?
定期預金金利に匹敵する普通預金があった! 普通預金の金利がメガバンクの100倍以上で各種手数料もお得な「イオン銀行」を使え!
イオン銀行の口座開設はこちら!
◆楽天銀行  ⇒詳細ページはこちら!
0.10%
※1
0.02% 0.02% 0.02%
【楽天銀行のおすすめポイント】
「楽天証券」との口座連動サービス「マネーブリッジ」を利用すれば、普通預金金利が通常の5倍の0.10%に大幅アップ!  しかも、楽天証券の申し込みページから「楽天証券の口座+楽天銀行の口座」を同時に開設できるので、普通預金金利が高金利な「マネーブリッジ」の利用も簡単! また、「マネーブリッジ」を利用しても特に投資をする必要はないので、とりあえず楽天証券の口座も開設して、楽天銀行の普通預金だけ利用してもOK!
※1「楽天証券」保有者の「マネーブリッジ」適用時。300万円を超えた分の普通預金は金利0.04%の適用。
【関連記事】
【楽天銀行の金利・手数料・メリットは?】楽天証券との口座連動により普通預金金利が5倍に!振込や口座振替などで「楽天ポイント」も貯まる!
「楽天銀行」と「楽天証券」はセットで使うのが得!預金金利が5倍、配当金受取で現金プレゼントなど、証券と銀行の連携でさらに得するサービスが充実!
楽天銀行の口座開設はこちら!楽天証券と楽天銀行の口座開設はこちら!
【楽天銀行は楽天証券と同時口座開設がお得!】
楽天証券と楽天銀行の口座開設はこちら!
※ 100万円を預けた場合の2024年4月15日時点の金利(年率、税引前)。金利は税引き前の年利率であり、利息には20.315%(国税15.315%〈復興特別所得税含む〉+地方税5%)の税金がかかります。また、最新の金利は各銀行の公式サイトをご確認ください。
おすすめのネット銀行

「東京スター銀行」なら、誰でも月8回まで
ATM手数料が無料! さらに簡単な条件クリアで
振込手数料が月5回まで無料!⇒関連記事はこちら

東京スター銀行の公式サイトはこちら!

【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2022年の最強クレジットカード(全8部門)を公開!
【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2021年の最強クレジットカード(全8部門)を公開! 最短翌日!口座開設が早い証券会社は? おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き
ZAiオンライン アクセスランキング
1カ月
1週間
24時間
楽天カードは年会費永年無料で、どこで使っても1%還元で超人気! 【マイルの貯まりやすさで選ぶ!高還元でマイルが貯まるおすすめクレジットカード!
楽天カードは年会費永年無料で、どこで使っても1%還元で超人気! 【マイルの貯まりやすさで選ぶ!高還元でマイルが貯まるおすすめクレジットカード!
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!

配当&株価が10倍株!
NISA投信グランプリ
ふるさと納税

6月号4月19日発売
定価780円(税込)
◆購入はコチラ!

楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!Amazonで購入される方はこちら!

[配当&株価が10倍になる株!]
◎第1特集
配当&株価が10倍になる株!
10年持ちっぱなしで「配当が10倍」になる株や「株価10倍」になる大型優良株を発掘
・誰もが知ってる大型株・優良株で実現
・新興国に進出/AI・半導体/
高齢化・人手不足/環境・EV
・番外編:1年で株価2倍になる株


◎第2特集
ダイヤモンド・ザイ
NISA投信グランプリ2024

2回を迎える、投資信託のアワードを発表!
NISAの投信選びや保有投信のチェックに最適

・NISAで運用できる投資信託のみが対象
・個人投資家が選びやすいよう、本数は30本のみ!
・個人投資家がわかりやすい部門で表彰


◎第3特集
ふるさと納税 日本3大グルメ&生産地
返礼品60 

日本3大和牛、3大地鶏、といったブランド食品や、日本3景、3名泉のベストグルメ、大注目の魚介、フルーツの3大産地の返礼品などを紹介

◎第4特集
FXで1億円!
年億稼ぐトレーダーの「神トレ」大公開!

ドル/円が34年ぶりの安値更新など、活況の為替市場。
FX界隈では、1年で「億」を稼ぐ「年億」の個人投資家が続々誕生しています。その手法を、わかりやすくお届け


◎【別冊付録】

いつまでたっても始められない人に贈る
新NISA「超ラク」スタートBOOK
完ペキさを求めてなかなか始められないより、「ラク」に「早く」始めたほうが、結果的にオトク
なかなか始められない人向け、ぐうたら指南書


◆出遅れJリートに投資チャンス! 利回り4~5%台投資判断&オススメJリート 
◆おカネの本音:渋澤 健さん
◆10倍株を探せ! IPO株研究所
◆マンガ恋する株式相場「コンビニがGAFAの一角に!?」
◆マンガ「昭和のボロ空き家はそのまま貸せばいい!?」
◆人気毎月分配型投信100本の「分配金」速報データ!


>>「最新号蔵出し記事」はこちら!



「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!


>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

【法人カード・オブ・ザ・イヤー2023】 クレジットカードの専門家が選んだ 2023年おすすめ「法人カード」を発表! 「キャッシュレス決済」おすすめ比較 太田忠の日本株「中・小型株」アナリスト&ファンドマネジャーとして活躍。「勝つ」ための日本株ポートフォリオの作り方を提案する株式メルマガ&サロン

ダイヤモンド不動産研究所のお役立ち情報

ザイFX!のお役立ち情報

ダイヤモンドZAiオンラインαのお役立ち情報