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2017年5月25日 フィスコ

物色は活発な売買が続いている中小型株に

 25日の日本株市場はこう着感の強い相場展開が続きそうである。注目されていたFOMC議事録では、関係者の多くが年内のバランスシート縮小を支持したほか、早期の追加利上げが適切との見方を示したことが明らかとなった。NY市場はこれを好感した格好だが、為替市場では円安に振れる流れは強まらず、市場反応は限られそうである。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の19725円だった。
 日経平均は19700円を挟んでのこう着が続きそうであるが、価格帯別出来高で商いが積み上がっている水準でもあり、強弱感が対立しやすいところである。また、石油輸出国機構(OPEC)総会等の結果を見極めたいところでもある。原油相場は減産延長を織り込んでいるとみられ、OPEC前の利益確定の動きも意識されそうだ。また、地政学リスクも手掛けづらくさせよう。

 そのため、物色は主力大型株には向かいづらく、このところ活発な売買が続いている中小型株に個人主体の資金がシフトしやすいだろう。昨日はRIZAP-G<%%%2928%%%>およびグループ企業が軒並み急騰し市場の関心を集めていた。本日も強い動きをみせてくるかが注目される。また、ビットコインやAI、有機EL、5G、防衛関連といったテーマ株の一角も動意がみられており、個人の物色意欲は強い。
(村瀬智一)