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「トレードステーション」の多彩な機能から手数料、
おすすめの使い方まで徹底解説! マネックス証券が
提供する「高機能トレードツール」を使いこなそう!

2018年1月10日公開(2022年3月29日更新)
久保田正伸
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※「トレードステーション日本株」は、2020年8月7日を最後にサービスを終了することが発表された。サービス終了後、トレードステーション口座の資金や持ち株は、マネックス証券の総合口座に移行される。


トレードステーションは、
アメリカで最強評価を受ける高機能トレードツール

 「トレードステーション」は、マネックス証券から提供されている、アクティブトレーダー向けの高機能トレードツールだ。ツールの利用料は基本的に無料のうえ、2017年5月にはトレードステーション専用の売買手数料が全面改定され(最低取引手数料50円)、コスト面でもより使いやすくなった。

 もともとトレードステーションは、1991年に米国のTradeStation社によって開発され、有料ソフトウェアとして、全世界で1億ドル以上の売り上げをあげた人気のトレードツール。米国では高い評価を受けており、『バロンズ』誌や『ストック&コモディティ』誌など、多くの金融雑誌の賞を毎年のように受賞している。

 そのTradeStation社は、2011年にマネックスグループの一員となり、現在では、日本株が売買できる日本語版トレードステーションが提供されている。

■マネックス証券「トレードステーション」の概要
売買手数料(現物・信用を合算、1日定額、税抜) 対応マシン
10万円 20万円 50万円 100万円
50円
(※1)
100円
(※1)
250円
(※1)
400円
(※2)
Windows 8.1以降
(Macは非対応)
【おすすめポイント】
アクティブトレーダー向けの高機能トレードツール。アメリカではもっとも人気のあるトレードツールのひとつで、米経済誌「バロンズ」では8年連続で最高評価を獲得。多彩なチャート機能や銘柄分析機能、特殊注文機能を備え、トレードステーションひとつでオリジナルの自動売買プログラムを組んだりバックテストを行うこともできる。売買手数料は、マネックス証券の通常口座とは異なっており、1日定額制プランとしては最安値レベル。機能、コストともに、デイトレードなど頻繁に売買を行うアクティブトレーダー向けのツールと言える。
※1 ミニプラン。※2 ノーマルプラン

 トレードステーションを使えば、さまざまな方法で株価のリアルタイム分析が可能だ。例えば、ツールに登録した銘柄のリストひとつ取っても、単純なリストではない。投資対象の銘柄選別がしやすい実戦的なリストを作り出す仕組みが数多く搭載され、ファンダメンタルズ重視・テクニカル重視など、個人投資家ごとの好みに沿った戦略分析ができる。

 さらに、逆指値やトレーリングストップ注文といった特殊注文や、板発注もできるフル板情報、システムトレード(自動売買)機能、アラート受信が可能なニュースなど、トレーダーに役立つ数多くの機能が備わっている。

 まさに、あらゆる機能を備えたハイエンドツールと言っても過言ではないだろう。

■トレードステーション画面
トレードステーション全景マネックス証券が提供する本格派日本語版の株取引ツール「トレードステーション」の画面
拡大画像表示

 とはいえ、多くの機能が備わっているという点は、入門者にとってハードルの高さにもなる。また、アメリカ生まれのトレードツールのせいか機能名が一般的な日本版のツールと異なっており、わかりにくい部分がある。例えば、トレードステーションの機能名は、日本の一般的なツールでは下のように言い換えられる。

■トレードステーションの機能名はわかりにくい?
トレードステーションの機能名 一般的な機能名
レーダースクリーン 分析機能付きの登録銘柄リスト
シンボルリスト 銘柄群
スキャナー 銘柄条件検索(スクリーニング)ツール
ホットリスト ランキング
マトリックス 板情報+板発注

 正直、トレードステーションの豊富な機能は、この記事だけで網羅しきれない。そこで今回は、筆者が実際にトレードステーションを使ってみた感想を元に、代表的な機能を、マニュアルには掲載されていない具体的な使い方を交えながら紹介していこう。

「レーダースクリーン」を活用すれば
大量の銘柄の中からお得な銘柄をすばやく発見!

 「レーダースクリーン」は、登録銘柄リストのこと。1つのページに2000銘柄まで登録が可能で、登録銘柄数の上限はない。表計算ソフトのExcelに使い勝手が似た、シンプルな機能となっている。

 銘柄の登録は、銘柄コードをひとつひとつ手入力してもいいが、トレードステーションでは、テキストファイルやCSVファイルからも入力できるので、他ツールからの銘柄移動も簡単にできる。

 例えば、ウェブページに表示された銘柄リストや他のツールの銘柄リストなど、入力したい銘柄数が多い場合、いちいち手で入力しているとかなり手間がかかってしまう。その場合、登録銘柄のリストをいったんメモ帳などのテキストエディターに貼り付けたり、EXCELに読み込んだりして、銘柄コード部分だけを抜粋する。あとは、コードのコピー&ペーストで「レーダースクリーン」に貼り付ければ、簡単に入力ができる。

 ネット証券のアナリストレポートやザイ・オンラインの記事などでは、推奨銘柄のリストがよく登場する。そういった銘柄群をまとめて「レーダースクリーン」に登録するのもいいだろう。ページごとに「高配当株」「上方修正期待」「フィンテック関連」などテーマを分けておけば、自分だけのお宝リストをつくることができるだろう。

世界で株が上がっている国はどこ?
各種指数やテーマ株をまとめた「シンボルリスト」

 「高配当株」「上方修正期待」「フィンテック関連」など、何かしらのテーマ性を持った銘柄群をトレードステーションでは、「シンボルリスト」という機能にまとめて登録できる。その際、自分でつくった「シンボルリスト」は、「カスタムシンボルリスト」と呼ばれる。

■カスタムシンボルリストの作成
カスタムシンボルリストの作成「レーダースクリーン」に登録したテーマ株などの銘柄群は、「シンボルリスト」に登録できる
拡大画像表示

 また、主要な指数、為替、各指数の採用銘柄群、業種ごとの銘柄群など、数多くの「シンボルリスト」があらかじめ用意されている。

■シンボルリストを挿入
シンボルリストを挿入「シンボルリスト」は、あらかじめ各種指数や指数内の銘柄群などが用意されている
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 主要指数の「シンボルリスト」を「レーダースクリーン」に読み込んだのが、下の画面だ。22の国内・海外の指数をリアルタイムで見ることができる。

■シンボルリスト(指数)
シンボルリスト(指数)指数(国内・海外の22指数)のシンボルリストを「レーダースクリーン」に読み込んだ画面
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 ここでは、項目欄に「52週高値安値ライン」「RSI」などが表示されている。こうしてさまざまな指標を表示させることで、「今、世界中の国の株価指数が高値圏にある」とかアルゼンチン(メルバル)とブラジル(ボベスパ)が特に高値圏にあり、ロシア株だけが安値圏に取り残されている」といったことも一目瞭然だ(※執筆時点の状況であり現状とは異なる)。

 また、項目ごとに並べ替えができるので、高騰している国、安値圏にある国などもすぐに判別できる。国際分散投資をする際には役立つだろう。

「レーダースクリーン」で好業績・高配当、
さらに現時点でお値打ちな銘柄を探してみよう

 ザイ・オンラインや株雑誌、アナリストレポートなどから探した有望な高配当・好業績銘柄群を「レーダースクリーン」に登録したとしよう。だがそれだけでは、どの銘柄に絞って、いつ売買するべきかまでは判断できない。そこで、「レーダースクリーン」に表示できる豊富な分析ツールを活用しよう。

 一般的な取引ツールに搭載されている銘柄登録リストは、4本値や出来高、騰落状況が表示される程度だ。

 しかし「レーダースクリーン」の場合、下の画像のように、値動き関連のテクニカル指標と企業業績関連のファンダメンタルズ指標、合わせて200種類以上の指標から、必要なものを選んで表示させることができる。

■レーダースクリーンに分析テクニックを挿入
シンボルリストに分析テクニックを挿入「レーダースクリーン」では、テクニカル・ファンダメンタルズの200の指標が項目欄に表示できる
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 試しに、アナリストレポートに掲載された好配当銘柄群を登録してみた。その中から、よりお得な銘柄を発見するため、「コンセンサス株価」「配当利回り」「信用倍率」「株価収益率(PER)」「経常利益成長率」「52週高安ラインに対する現在の株価位置(%)」といった項目を表示させたのが、下の画面だ。

■レーダースクリーン
レーダースクリーン高配当好業績、高配当、割安さ、高安圏内などの項目をまとめて表示できるので、銘柄の絞り込みや、売買タイミングまで計れる
拡大画像表示

 これにより、リストの中から「現値がコンセンサス株価よりも安く、PERも割安、信用の取り組みがよく、テクニカル的に安値圏にある銘柄」という複数の条件を満たす“いいとこ取り”の銘柄を発見できる。

 ちなみに、上の画面を見ると、三井物産(8031)日本商業開発(3252)コニカミノルタ(4902)が、配当利回り3%以上で、コンセンサス株価よりも割安といったことが、すぐにわかる(※記事執筆時点の情報であり、推奨銘柄という意味ではない)。

■マネックス証券「トレードステーション」の概要
売買手数料(現物・信用を合算、1日定額、税抜) 対応マシン
10万円 20万円 50万円 100万円
50円
(※1)
100円
(※1)
250円
(※1)
400円
(※2)
Windows8.1以降
(Macは非対応)
【おすすめポイント】
アクティブトレーダー向けの高機能トレードツール。アメリカではもっとも人気のあるトレードツールのひとつで、米経済誌「バロンズ」では8年連続で最高評価を獲得。多彩なチャート機能や銘柄分析機能、特殊注文機能を備え、トレードステーションひとつでオリジナルの自動売買プログラムを組んだりバックテストを行うこともできる。売買手数料は、マネックス証券の通常口座とは異なっており、1日定額制プランとしては最安値レベル。機能、コストともに、デイトレードなど頻繁に売買を行うアクティブトレーダー向けのツールと言える。
※1 ミニプラン。※2 ノーマルプラン

「ニュース」「スキャナー」「ホットリスト」を活用した
「シンボルリスト」の実践的な使い方

 トレードステーションは、ニュースや銘柄検索、ランキング情報など、従来の取引ツールにつけ加えて欲しかった機能が備わっている。これらを、前述した「シンボルリスト」と連携させることで、より実用的な使い方が可能だ。

 それらをひとつずつ紹介していこう。

自分が見たい情報に絞って表示する
「ニュース」と「フィルター機能」

 トレードステーションのニュース配信機能は、時事通信、フィスコ、Global Info24、ダウ・ジョーンズ、株式新聞、四季報速報という、6社の情報ベンダーから配信が受けられる。

 一般的な取引ツールならば大量のニュースが見られるだけだ。一方、トレードステーションならば、自分に必要な情報を仕分ける「フィルター機能」が備わっている。銘柄、銘柄群(シンボルリスト)、キーワードでも絞り込みができ、新たなニュースが出たときのアラート通知も設定もできる。

■ニュースフィルターのアラート設定
ニュースフィルターのアラート設定設定しておいたキーワードや銘柄名を含むニュースが出たときには、アラート通知がされる設定ができる
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 試しに、「フィルター機能」と自分が関心のある銘柄群「シンボルリスト」を連携してみよう。

 といっても使い方は簡単で、ニュースを銘柄群(シンボルリスト)でフィルターにかければOK。例えば、自分が保有している銘柄群の「シンボルリスト」を作成してニュースフィルターをかければ、決算速報や上方修正などの企業の発表が自動的に配信され、容易にチェックできる。他にも、信用情報やテクニカルのサインなどを配信させることも可能だ。

■ニュースフィルターにシンボルリストを連携
ニュースフィルターにシンボルリストを連携(画面キャプチャー)「シンボルリスト」でニュースにフィルターをかけた画面
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スケジュール機能付き自動銘柄検索でチャンスを逃さない
「スキャナー」

 トレードステーションでは、スクリーニング(銘柄検索)機能のことを「スキャナー」と呼んでいる。

 「スキャナー」を使う際の入門編として、検索のひな形「TradeStationサンプルスキャン」がすでに用意されている。グロース株、バリュー株、チャートパターン、1日の中の値動きなど、多数の検索条件がそろっている。それら自体が投資のアイデアであり、銘柄探しの役に立ってくれるだろう。

■スキャナーのサンプルスキャン
スキャナー・サンプルスキャン銘柄検索条件は、あらかじめ多数のサンプルが用意されている
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■スキャンの設定
スキャンの設定銘柄検索に設定できる条件は、ファンダメンタルズ、テクニカル両面から可能で非常に多彩だ
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 ただ、銘柄を条件検索するだけなら他のトレードツールと変わりはない。トレードステーションなら、1回検索して終わりではなく、常に最新の検索結果を自動的に表示できる。

 例えば、高配当で割安な銘柄を検索した銘柄リストをつくっても、1カ月後にはそのうちのいくつかは割高になっているかもしれない。そんなときに、改めて検索条件を設定して検索し直すのは面倒だ。

 その点、トレードステーションの「スキャナー」は、1度設定した検索条件について「週に1度」「毎日○時」「日中何分おき」などとスケジューリングしておくことで、定期的に再検索してくれる。自分では何もしなくても、お好みの条件で常に最新銘柄リストが見られるのだ。

 また、「シンボルリスト」と連携した使い方も便利だ。検索結果を「シンボルリスト」にしたり、「シンボルリスト」内だけで検索することもできる。例えば、上方修正期待銘柄のリストを「シンボルリスト」に登録しておき、その中で定期自動スキャンを行うのもいいだろう。

 この機能を使えば、「高値ブレイクアウト」「出来高が増大」「移動平均線のゴールデンクロス」といった何らかのチャンスが到来した銘柄を、自動的にリストアップすることができる。

 その他、上方修正期待銘柄の「シンボルリスト」と前述の「ニュース機能」を併用し、フィルターをかけてアラート通知が鳴るようにしておくという使い方も考えられる。株価が動意づいたとき、その情報源や動き出しの察知に役立つだろう。

フィルターも使えるランキング情報
「ホットリスト」

 トレードステーションでは、ランキング情報は「ホットリスト」という名称で呼ばれている。ランキングの種類(アクティビティ)が豊富なので、デイトレードから中期的な投資まで、幅広く利用ができそうだ。

 例えば値上がり率なら、前日比や5日前比といった短期から、6カ月前比や1年前比といった長期まで、さまざまな期間で比較したランキングを作成可能。また、寄り前気配によるランキングや、1分〜10分といった超短期的な急騰落のランキングも表示できる。

■ホットリスト
ホットリストランキング情報は種類だけでなく、期間もデイトレ向けの短期から長期まで表示が可能だ
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 ホットリストの機能の中でも優れているのが、売買代金や時価総額、業種などでフィルターがかけられる点だろう。このフィルターは、上の画像の上部▼欄から設定が可能だ。

 一般的なトレードツールの騰落率ランキングでは、取引量が少ない閑散銘柄も混ざってしまう。そこで、時価総額や売買代金がある程度大きな銘柄だけを表示することで、取引に向いた銘柄だけのランキングが表示できるわけだ。

テクニカル指標やファンダメンタル情報を表示し
割安度や買いどきが見える「チャート分析機能」

 トレードステーションは、「インジケーター」「ショウミー」「ペイントバー」など、さまざまな方法でチャート分析ができる。さらには、さまざまなテクニカル指標を組み合わせた売買ルールを、過去の株価データに当てはめてパフォーマンスを検討する「バックテスト」、そして見つけ出した売買ルールにもとづいた「システムトレード(自動売買)」まで可能だ。

 チャート分析の一例として、複数の分析機能を設定した下のチャート画面を見て欲しい。売買高と移動平均線を表示したローソク足チャートだが、よく見ると、いろいろ変わった点に気づくはずだ。

■チャート分析(板情報など)
分析チャート・複合ファンダメンタルズ情報(コンセンサス株価)や、テクニカル情報を(買われ過ぎ・売られすぎグラデーション)などを設定したチャート
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 このチャートで表示しているのは、以下の指標だ。

■上のチャートで表示している機能一覧
指標名 機能
板情報 株価や出来高、買気配、売気配などの数字を、1枚のウインドウ(板)にまとめて表示
コンセンサス株価 チャート内の青い水平線で、コンセンス株価を表す
高値ブレイクアウト 高値ブレイクをした場所を青い丸(●)で表示
買われ過ぎ・売れすぎグラデーション ローソク足の色で、買われ過ぎ(青)や売られすぎ(赤紫)を表示

 「レーダースクリーン」と同様に、チャートでも、テクニカル指標のみならずファンダメンタルズ指標を使った分析ができる。

 異なる機能のウインドウでも、連携設定が可能だ。例えば、「レーダースクリーン」と「チャート分析」の連携により、銘柄を次々にクリックして大量のチャートを一気にチェックできる。下のチャート画面で表示した銘柄は、前述の「レーダースクリーン」で一覧表示した高配当銘柄のひとつだ。

■チャート分析(コンセンサス株価)
チャート分析 コンセンサス表示青いライン(コンセンサス株価)と現値を比べれば割安割高の判断基準になる
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 上のチャートに引かれた青い水平線は、「コンセンサス株価」を示している。また、配当利回り(予想、実績)が下段に表示されている。このチャートでは、コンセンサス株価のラインが現在の株価よりも上にある。この画面の情報を見る限り「配当利回りは3%以上もあるのに、株価はまだ割安」と判断できる。あとは、チャートの形状をチェックしながら売買タイミングを計ればよい。

 また別の手法としては、「買われ過ぎ・売られすぎグラデーション」と「高値ブレイクアウト」を組み合わせて表示させるのもいいだろう(2つ上の画面を参照)。「ローソク足の紫が濃い状況(売られすぎ)の付近から上昇し、高値ブレイクのサインが表示されたら買う」といった作戦が、容易に実行できる。

■マネックス証券「トレードステーション」の概要
売買手数料(現物・信用を合算、1日定額、税抜) 対応マシン
10万円 20万円 50万円 100万円
50円
(※1)
100円
(※1)
250円
(※1)
400円
(※2)
Windows 8.1以降
(Macは非対応)
【おすすめポイント】
アクティブトレーダー向けの高機能トレードツール。アメリカではもっとも人気のあるトレードツールのひとつで、米経済誌「バロンズ」では8年連続で最高評価を獲得。多彩なチャート機能や銘柄分析機能、特殊注文機能を備え、トレードステーションひとつでオリジナルの自動売買プログラムを組んだりバックテストを行うこともできる。売買手数料は、マネックス証券の通常口座とは異なっており、1日定額制プランとしては最安値レベル。機能、コストともに、デイトレードなど頻繁に売買を行うアクティブトレーダー向けのツールと言える。
※1 ミニプラン。※2 ノーマルプラン

さまざまな条件で設定できて
トレードチャンスを逃さない「アラート機能」

 トレードステーションでは、さまざまな条件でアラートの設定が可能だ。

 例えば、チャートのゴールデン・デッドクロス、高値ブレイクなど、条件を満たしたときに音や画面表示で知らせてくれるので、他のチャートや情報画面を見ているときでもチャンスを逃がすことはない。

■チャート分析アラート
チャート分析アラートゴールデン・デッドクロス、高値ブレイクなどのシグナル出現時にアラートで通知する設定ができる。
拡大画像表示

チャートにファンダメンタルズ情報を表示させ、
今が買いどきかどうかを判断

 チャート分析では、テクニカルだけでなくファンダメンタルズの視点も活用できる。ここでは少し長期的にチャートを眺めながら、ファンダメンタルズを投資判断に役立てる例を紹介しよう。

 株価の割安度をチェックするPER(株価収益率)の使い方のひとつに、同じ銘柄の過去からの推移を見る方法がある。そこで、長期的な月足チャートにPERを表示したのが下の画面だ。

■チャート分析(長期)
チャート分析、長期PERの推移をチャートの下段に表示。過去の経緯から見て割安か割高かがひと目で分かる
拡大画像表示

 チャート下の黄色いラインは実績PER、青いラインは予想PERを示している。この銘柄の予想PERを見ると、2014年に9倍付近、2016年に8倍付近まで下落して底を打って反転している。こういったサイクルが売買のひとつの目安になりそうだ。

フル板情報を表示し多彩な特殊注文を備えた
「マトリックス」

 トレードステーションでは、板情報のことを「マトリックス」と呼ぶ。板とは、下の画面のように買い気配・売り気配を表示した画面のことだ。

■マトリックス(板情報)
注文・マトリックス気配情報と発注機能を兼ね備えた「マトリックス」。フル板情報が見られる。価格別別の出来高は、棒グラフ・数値・%などで表示
拡大画像表示

 「マトリックス」では、情報画面内の価格をクリックすることで、即座に発注する「板発注」ができる。注文発注/取消はワンクリック、訂正はドラッグ&ドロップで完結するので、すばやい発注が必要なデイトレーダーには特に役立つ注文機能だ。

 他の証券会社のツールでは、基準値を中心に気配値が上下10本までしか表示されないケースも多い。しかし「マトリックス」の場合、上の画面のように、制限値幅まですべての気配が表示される「フル板情報」がオプション料金なしで見られるのもメリットだ。

 また、価格別の出来高は、棒グラフ・数値・%などで表示されるので、相場を判断したり、指値位置を考えたりする場合に参考になるだろう。

 板注文の機能は、細かく見れば各証券会社のツールによってかなり異なる。例えば、同じ逆指値注文でも板上では成行のみの設定で、指値が指定できないツールも少なくない。また、OCO注文(指値と逆指値の同時発注)が板から発注できるツールは稀だ。その点、「マトリックス」では、そうした注文を含め、さまざまな特殊注文を板から直接発注できる。

 注文の基本でありながら、トレードステーションの特徴的な機能として逆指値注文を紹介しよう。他のネット証券のツールでは「通常注文」か「逆指値注文」を自分で選択し、その後、板上の気配値をクリックして発注する。

 一方、マトリックスでは、「通常注文」と「逆指値注文」が自動で判定される。自動判定に設定して買い注文を出す場合、現在値の下の買い気配列をクリックすれば通常の「指値注文」、上の買い気配列をクリックすれば「逆指値注文」となる。ただし、逆指値の成行か指値かは事前設定が必要となる。

■「マトリックス」の主な注文機能
名称 機能
指値・逆指値の自動設定 板上をクリックした発注位置で指値と逆指値を判定し、自動的に設定される
逆指値 指値と成行の指定が可能
OCO注文 2つの注文(指値と逆指値)を同時発注。片方が約定すると片方がキャンセルされる。トレードステーションの場合、別銘柄でも利用できる
OSO注文 親注文が約定すると、1つ以上の子注文が発注される。子注文は別銘柄でも可能
トレーリングストップ注文 株価の上昇幅、または下落幅に合わせて、逆指値注文のトリガーとなる価格をリアルタイムで自動修正する。株価を基準に数値幅、パーセンテージ幅で指定できる

「ステージ注文」「クイックトレードバー」など
その他にも多彩な注文方法に対応

 その他にもトレードステーションにはいろいろな注文機能がある。以下、各注文機能について、画面とともに簡単に紹介しよう。

■ステージ注文
ステージ注文「ステージ注文」は事前に設定した注文のことで、注文をトレードステーションに保存しておき、必要に応じて発注ができる
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■自動価格設定
注文、自動指値「自動価格機能」では、指値と逆指値で自動価格機能を使用すると、価格を手動で入力しなくていい。「最良気配」や「最良気配±○tick」で指値を出すなど、あらかじめ設定しておく。
拡大画像表示
■かんたん注文
かんたん注文「かんたん注文」は、トレードステーション初心者のために設けられた新機能。注文機能がコンパクトにまとまっている
拡大画像表示
■クイックトレードバー
クイックトレードバー「クイックトレードバー」は、FXの取引ツールでよく見る2way式の注文ツール。最良売買気配のみが表示されており、ワンクリックでスピーディに発注できる
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■チャート取引
チャート取引「チャート取引」は、チャート分析画面から発注できる機能。チャート上で「Ctrl+クリック」で指値買い注文や逆指値買い発注、「Atl+クリックで」指値売り注文や逆指値売り発注となる。上の画面ではチャート上に板情報も表示している
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■マネックス証券「トレードステーション」の概要
売買手数料(現物・信用を合算、1日定額、税抜) 対応マシン
10万円 20万円 50万円 100万円
50円
(※1)
100円
(※1)
250円
(※1)
400円
(※2)
Windows 8.1以降
(Macは非対応)
【おすすめポイント】
アクティブトレーダー向けの高機能トレードツール。アメリカではもっとも人気のあるトレードツールのひとつで、米経済誌「バロンズ」では8年連続で最高評価を獲得。多彩なチャート機能や銘柄分析機能、特殊注文機能を備え、トレードステーションひとつでオリジナルの自動売買プログラムを組んだりバックテストを行うこともできる。売買手数料は、マネックス証券の通常口座とは異なっており、1日定額制プランとしては最安値レベル。機能、コストともに、デイトレードなど頻繁に売買を行うアクティブトレーダー向けのツールと言える。
※1 ミニプラン。※2 ノーマルプラン

トレードステーションでは
今後も新機能・サービスが続々登場する予定

 トレードステーションは現在も進化中で、公式ホームページでは今後のサービススケジュールが公開されている。例えば、「SNSビューア」や、注文機能の項で紹介した「かんたん注文」は、2017年8月に登場したばかりの新機能だ。

 「SNSビューア」は、トレード関係のTwitter情報を表示し、トレードに役立てるツール。特定のキーワードが出たらアラートで通知することで話題になっているキーワードをチェックする機能や、ツイート中の銘柄から注文機能に連携する機能などが備わっている。

■SNSビューア
SNSビューアTwitterの投資関連のアカウントを表示し、トレードに役立てるためのツール「SNSビューア」
拡大画像表示

トレードステーションの売買手数料は
他証券会社と比較しても最安値レベル

 トレードステーションのメリットは、トレードツールとしての使いやすさや多彩な機能だけではない。2017年5月22日に売買手数料が改定されたことで、取引コストが最安値水準となった。

 実は、トレードステーションを使って現物取引・信用取引をすると、マネックス証券の通常の売買手数料よりかなり安くなる。売買手数料は「一日定額手数料」のみで、1日の約定額は現物取引・信用取引合計で算出される。具体的な売買手数料は、以下の通りだ。

■3つの料金プランと売買手数料
プラン名 1日の約定金額(※1) 取引手数料(税抜)
ミニプラン 10万円ごと 50円
ノーマルプラン 100万円ごと 400円
ラージプラン 1000万円ごと 3250円
※2018年1月10日時点。プラン変更は公式サイトから自分で行う必要がある。※1 現物取引と信用取引の合算

 この売買手数料を、マネックス証券の通常の売買手数料ならびに、主な証券会社の現物取引・売買手数料(1日定額制)と比較したのが下の表だ。見ての通り、1約定10万円の場合を除いてトレードステーションがもっとも安くなっている。1約定10万円の場合でも、トップではないものの十分に安い。取引コストのお得さだけでも、トレードステーションを利用する価値は十分にあるだろう。

■トレードステーションの売買手数料は、他証券会社を比較しても最安値レベル
証券会社
(クリックで公式サイトへ)
売買手数料(1日の約定代金別・税抜)
10万円 30万円 50万円 100万円
トレードステーション 50円 150円 250円 400円
GMOクリック証券 213円 278円 399円 797円
岩井コスモ証券 80円 240円 400円 800円
丸三証券 240円 240円 400円 800円
ライブスター証券 400円 400円 400円 600円
内藤証券 181円 410円 410円 753円
SBI証券 0円 191円 429円 762円
楽天証券 0円 191円 429円 858円
松井証券 0円 300円 500円 1000円
岡三オンライン証券 0円 350円 500円 800円
立花証券 200円 300円 500円 900円
マネックス証券(通常手数料) 2500円 2500円 2500円 2500円
※2018年1月10日時点における1日定額制プランの売買手数料で比較。トレードステーションは、10万円、30万円、50万円は「ミニプラン」、100万円は「ノーマルプラン」で比較。
【関連記事】
売買手数料の安さで選ぶ!お得な証券会社ランキング(現物取引・1日定額制)

 さらに、以下のような条件をクリアすれば、売買手数料が無料となる。

■トレードステーションの売買手数料無料条件
1 トレードステーション利用口座の口座開設日の翌営業日から、翌々月末まで無料
2 以下のいずれかの条件を満たした日の翌々営業日(開始日)から、開始日の属する月の翌々月の最終営業日まで無料(最大3カ月間)。
・1営業日の信用取引新規建て約定金額が4000万円以上
・1営業日の大引け時点での未決済の信用建玉が4000万円以上
・当月内の信用取引新規建て約定金額の合計が4億円以上

※判定は毎営業日行い、毎月第1営業日からの合計額が条件を達成した時点で手数料無料の対象となる

トレードステーションの注意点・デメリット

 ここまで数多くの機能やメリットを紹介してきたトレードステーションだが、利用するに大きなあたってはいくつかの注意点がある。

 ひとつは、トレードステーションを申し込むと、国内株式の現物取引・信用取引は、トレードステーション経由のみとなり、PC用サイトやスマホ用サイト、「マネックストレーダー」などのツールやスマホ用アプリからは注文できなくなること。

 そのため、トレードステーションが対応していない、IPOやPO、立会外分売の申し込み、単元未満株の売買はできなくなってしまう。マネックス証券はIPOの取り扱い銘柄数も多いので、IPO投資をしている人にとっては、大きなデメリットと言える。

 なお、トレードステーションは、アプリケーションをパソコンにインストールして利用するが、そのアプリケーションはWindows版しかなく、Macでは利用することができない。

 一方、スマホ用アプリは、Android・iPhoneアプリの両方が用意されている。ただし、PC版で登録した「シンボルリスト」や「レーダースクリーン」の銘柄は、スマホ版と共有されない点は残念だ。今後のスマホアプリの進化を期待したい

 また、トレードステーションの利用料は基本的に無料だが、利用契約を結んでから1年後以降、1)過去1年間にトレードステーションを通じた売買がない、2)月末残高が30万円未満、の両方を満たした場合は、利用契約が解約されてしまう。通常の証券口座と違い、口座に資金も入れずに放置しておくと1年間で使えなくなってしまうので注意しよう。

【まとめ】
トレードステーションは「痒いところに手が届く」
これまでになかった高機能トレードツール

 トレードステーションの魅力は、今までの取引ツールになかった“痒いところまで手がとどく”多様な機能にあるように思う。マーケットを見る際に、ひと手間フィルターをかけて絞り込みができたり、注文欄で自動的に指値価格を指定できたりと、これまでの取引ツールに改善して欲しかった機能がいろいろ盛り込まれている。

 新機能に基づいた厳選情報を活用できれば、それだけ有利に取引を進めることができるだろう。

■マネックス証券「トレードステーション」の概要
売買手数料(現物・信用を合算、1日定額、税抜) 対応マシン
10万円 20万円 50万円 100万円
50円
(※1)
100円
(※1)
250円
(※1)
400円
(※2)
Windows 8.1以降
(Macは非対応)
【おすすめポイント】
アクティブトレーダー向けの高機能トレードツール。アメリカではもっとも人気のあるトレードツールのひとつで、米経済誌「バロンズ」では8年連続で最高評価を獲得。多彩なチャート機能や銘柄分析機能、特殊注文機能を備え、トレードステーションひとつでオリジナルの自動売買プログラムを組んだりバックテストを行うこともできる。売買手数料は、マネックス証券の通常口座とは異なっており、1日定額制プランとしては最安値レベル。機能、コストともに、デイトレードなど頻繁に売買を行うアクティブトレーダー向けのツールと言える。
※1 ミニプラン。※2 ノーマルプラン

※「トレードステーション日本株」は、2020年8月7日を最後にサービスを終了することが発表された。サービス終了後、トレードステーション口座の資金や持ち株は、マネックス証券の総合口座に移行される。

※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。
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1約定ごと 1日定額
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米国、中国
、アセアン
【楽天証券のおすすめポイント】
2023年10月2日約定分から、国内株式の現物取引と信用取引の売買手数料が完全無料(0円)にすることを発表! 株の売買コストについては、同じく売買手数料無料を打ち出したSBI証券と並んで業界最安レベルとなった。また、投信積立の際、楽天カードを使うと0.5〜1%分、楽天カードでチャージした楽天キャッシュを使うと0.5%分の楽天ポイントが付与されるうえ、投資信託の残高が一定の金額を超えるごとにポイントが貯まるので、長期的に積立投資を考えている人にはおすすめだろう。貯まった楽天ポイントは、国内現物株式や投資信託の購入にも利用できる。また、取引から情報収集、入出金までできるトレードツールの元祖「マーケットスピード」が有名で、数多くのデイトレーダーも利用。ツール内では日経テレコン(楽天証券版)を利用することができるのも便利。さらに、投資信託数が2500本以上と多く、米国や中国、アセアンなどの海外株式、海外ETF、金の積立投資もできるので、長期的な分散投資がしやすいのも便利だ。「2024年オリコン顧客満足度ランキング ネット証券」では総合1位を受賞。
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※取引報告書などを「電子交付」に設定している場合
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韓国、ロシア
、アセアン
【SBI証券のおすすめポイント】
ネット証券最大手のひとつ。2023年9月30日発注分から、国内株式の売買手数料の完全無料化を実施! 取引報告書などを電子交付するだけで、現物取引、信用取引に加え、単元未満株の売買手数料まで0円になるので、売買コストに関しては圧倒的にお得な証券会社と言える。投資信託の数が業界トップクラスなうえ100円以上1円単位で買えるので、投資初心者でも気軽に始められる。さらに、IPOの取扱い数は大手証券会社を抜いてトップPTS取引も利用可能で、一般的な取引所より有利な価格で株取引できる場合もある。海外株式は米国株、中国株のほか、アセアン株も取り扱うなど、とにかく商品の種類が豊富だ。米国株の売買手数料が最低0米ドルから取引可能になのも魅力。低コストで幅広い金融商品に投資したい人には、必須の証券会社と言えるだろう。「2023年オリコン顧客満足度ランキング ネット証券」において14度目の総合 1位を受賞した。また口座開設サポートデスクが土日も営業しているのも、初心者には嬉しいポイントだ。
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(1日定額)
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(1日定額)
0円/日 1874本
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【松井証券のおすすめポイント】
1日定額制プランしかないものの1日の約定金額の合計が50万円以下であれば売買手数料が無料という手数料体系は非常に魅力的。また、25歳以下なら現物・信用ともに国内株の売買手数料が完全無料! 資金が少なく、複数の銘柄に分散投資する初心者の個人投資家にはおすすめだ。その使い勝手は、チャート形状で銘柄を検索できる「チャートフォリオ」を愛用している株主優待名人・桐谷さんも「初心者に特におすすめ」と太鼓判を押す。また、デイトレード限定で手数料が無料、金利・貸株料が0%になる「一日信用取引」や手数料が激安になる「一日先物取引」など、専業デイトレーダーにとって利便性の高いサービスも充実している。なお「2023年 オリコン顧客満足度調査」ネット証券初心者部門にて第1位を受賞している。
※ 株式売買手数料に1約定ごとのプランがないので、1日定額制プランを掲載。
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1約定ごと(税込) 1日定額(税込) 投資信託
※1
外国株
10万円 20万円 50万円 50万円
◆マネックス証券⇒詳細情報ページへ
99円 115円 275円 550円/日 1761本
米国、中国
【マネックス証券のおすすめポイント】
日本株の取引や銘柄分析に役立つツールが揃っているのがメリット。中でも、多彩な注文方法や板発注が可能な「マネックストレーダー」や、重要な業績を過去10期以上に渡ってグラフ表示できる「マネックス銘柄スカウター」はぜひ利用したい。「ワン株」という株を1株から売買できるサービスもあるので、株初心者はそこから始めてみるのもいいだろう。また、外国株の銘柄数の多さも魅力で、約5000銘柄の米国株や2600銘柄以上の中国株を売買できる。米国株は最低手数料が0ドル、中国株は手数料が業界最低レベルとコスト面でもおすすめ。また、投資信託の保有金額に対し、最大0.08%分(年率)のマネックスポイントが付与されるのもお得だ。なお、2023年10月にNTTドコモと業務提携を発表しており、今後はdポイントやdカード決済、d払いアプリとの連携、ドコモショップを利用したサービスなどが予想される。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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【人気の「米国株」の銘柄数がトップクラス!】
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◆auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)⇒詳細情報ページへ
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(1日定額)
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(1日定額)
0円/日 1798本
米国
【auカブコム証券のおすすめポイント】
MUFGグループとKDDIグループが出資するネット証券で、SB証券や楽天証券などと並んで5大ネット証券のひとつ。日本株は、1日定額制なら1日100万円の取引まで売買手数料が無料(0円)!「逆指値」や「トレーリングストップ」などの自動売買機能が充実していることも特徴のひとつ。あらかじめ設定しておけば自動的に購入や利益確定、損切りができるので、日中に値動きを見られないサラリーマン投資家には便利だ。板発注機能装備の本格派のトレードツール「kabuステーション」も人気が高い。その日盛り上がりそうな銘柄を予測する「リアルタイム株価予測」など、デイトレードでも活用できる便利な機能を備えている。投資信託だけではなく「プチ株(単元未満株)」の積立も可能。月500円から株を積み立てられるので、資金の少ない株初心者にはおすすめだ。「HDI格付けベンチマーク」2023年の「問合せ窓口」「Webサポート」の両部門において、最高評価の三つ星を獲得した。 
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(1日定額)
0円/日 131本
(CFD)
【GMOクリック証券のおすすめポイント】
1日100万円まで取引は売買手数料無料! 1約定ごとプランの売買手数料も最安レベルで、コストにうるさい株主優待名人・桐谷広人さんも利用しているとか。また、27歳以下なら現物株が売買手数料が無料で取引できるのもメリット。信用取引の売買手数料と買方金利・貸株料も最安値レベルで、一般信用売りも可能だ! 近年は、各種ツールや投資情報の充実度もアップしており、売買代金では5大ネット証券に食い込むほど急成長している。商品の品揃えは、株式、FXのほか、外国債券やCFDまである充実ぶり。CFDでは、各国の株価指数のほか、原油や金などの商品、外国株など多彩な取引が可能。この1社でほぼすべての投資対象をカバーできると言っても過言ではないだろう。頻繁に売買しない初心者やサラリーマン投資家はもちろん、信用取引やCFDなどのレバレッジ取引も活用する専業デイトレーダーまで、幅広い投資家におすすめ!
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※1
外国株
10万円 20万円 50万円 50万円
◆SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)⇒詳細情報ページへ
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【SBIネオトレード証券のおすすめポイント】
以前はライブスター証券だったが、2021年1月から現在の名称に。売買手数料を見ると、1日定額プランなら1日100万円まで無料。1日100万円超の価格帯でも大手ネット証券より割安だ。そのうえ信用取引の売買手数料が完全無料と、すべての手数料プランにおいてトップレベルの安さを誇る。そのお得さは株主優待名人・桐谷さんのお墨付き。2023年10月に新取引ツール「NEOTRADER」が登場。PC版は板情報を利用した高速発注や特殊注文、多彩な気配情報、チャート表示などオールインワンの高機能ツールに仕上がっている。また「NEOTRADER」のスマホアプリ版もリリースされた。低コストで日本株(現物・信用)やCFDをアクティブにトレードしたい人におすすめ。また、売買頻度の少ない初心者や中長期の投資家にとっても、新NISA対応や低コストな個性派投資信託の取り扱いがあり、おすすめの証券会社と言える。「2023年オリコン顧客満足度ランキング ネット証券」では「取引手数料」において9年連続で1位を獲得!
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。

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