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2012年8月3日 フィスコ

シャープやソニーなど

<%%%6753%%%>  シャープ  192  -75
一時ストップ安で下落率トップ。昨日発表した決算がネガティブサプライズにつなが
る格好へ。第1四半期営業損益は941億円の赤字となり、市場コンセンサス500億円前
後の赤字を大きく下回っている。また、通期見通しも200億円の黒字から1000億円の
赤字に下方修正、市場予想は150-200億円程度の赤字だったため、こちらも想定以上
の下方修正となる形に。自己資本の大幅な毀損に伴うバランスシート懸念なども強ま
る形へ。JPモルガン(JPM)では投資判断を「オーバーウェイト」から「アンダーウ
ェイト」に格下げ、目標株価も550円から143円にまで引き下げている。
<%%%6758%%%>  ソニー  897  -67
大幅安。前日に第1四半期決算を発表、通期予想を下方修正しており、売り材料視さ
れる形のようだ。第1四半期営業利益は62.7億円で前年同期比77%減益、通期予想は
1800億円から1300億円に減額修正している。第1四半期実績は会社計画を上振れてお
り、通期下方修正の水準も市場想定の範囲内ではある。ただ、最終製品の需要の弱さ
から、需要期となる第3四半期に向けての警戒感は拭えないとの指摘も。本日は外部
環境の悪化に押されている面も強いと見られる。

<%%%6773%%%>  パイオニア  200  -15
下げがきつい。発行済み株式数の9%強を保有、資本業務提携を行っているシャープ
<%%%6753%%%>の業績悪化、自己資本の毀損などが警戒材料視される格好に。以前にも、シャ
ープの資産圧縮のために、保有株の売却観測など高まる場面もあったもよう。同様に
シャープが大株主となっている田淵電機<%%%6624%%%>などの下落率の高さも目立っている。

<%%%9983%%%>  ファーストリテ  16300  +460
買い先行。前日に7月の月次動向を発表、既存店売上高は前年同月比2.0%減で4ヶ月
連続のマイナス成長となっているが、ここ3ヶ月と比較すると減収率は縮小する状況
になっている。気温の上昇に伴う後半の挽回で、市場予想は若干上回ったとみられて
いるようだ。ちなみに、会社計画との比較ではインラインだったもよう。全体相場の
外部環境が悪化する中、ディフェンシブ性の高さも支援材料につながる形へ。

<%%%5202%%%>  日本板硝子  60  -10
売り優勢で上場来安値を更新。昨日発表の決算内容が嫌気される展開に。第1四半期
営業損益は85億円の赤字、前年同期比では121億円の損益悪化となった。通期予想は
従来の40億円の赤字見通しから180億円の赤字にまで下方修正。欧州の建築ガラス事
業や太陽電池向けの不振が背景となっている。通期の市場予想は50-60億円の赤字で
あったとみられ、想定を大きく上回る赤字計上となっている。自己資本の毀損に伴う
バランスシートリスクなども改めて高まる状況に。

<%%%6448%%%>  ブラザー  768  +53
大幅高で上昇率上位。前日に第1四半期の決算を発表、過度な警戒感の後退につなが
っているようだ。第1四半期営業利益は115億円で前年同期比18.8%減益、ほぼ市場コ
ンセンサス通りとみられ、通期予想は340億円据置となっている。プリンターメーカ
ーの業績悪化が目立っていたほか、工作機械最大手顧客の業績下方修正に伴う影響度
なども、直近では警戒感が高まっていたとみられる。

<%%%6767%%%>  ミツミ電機  455  -49
急落で下落率上位。前日に第1四半期の決算を発表、営業損益は33.3億円の赤字とな
り、前年同期比、前四半期比で赤字幅は拡大へ。業績計画などは据え置きとしてい
る。第1四半期業績に関しては市場想定線とみられるものの、主要顧客の新製品立ち
上げずれ込みなどで、第2四半期の黒字転換は難しくなってきたとの見方、通期業績
コンセンサスは切り下がる状況にも。

<%%%3104%%%>  富士紡HD  243  +33
急伸で上昇率トップ。想定以上の業績上方修正発表以降、株価の水準訂正が続いてい
るものの、本日は岡三が投資判断を新規に「強気」としており、追加の買い材料と受
け止められる格好に。岡三では、スマートフォンの筐体の研磨という新用途を開拓し
たと推定、今年秋頃に発売される予定の人気スマートフォンの筐体研磨に、同社の研
磨パッドが採用されているともみているようだ。目標株価は260円と設定へ。

<%%%3092%%%>  スタートトゥ  1047  +29
しっかり。月次売上高の回復期待などが高まる展開のもよう。主要取引先であるUア
ローズ<%%%7606%%%>が前日に7月の月次動向を発表、ネット通販の既存店売上高は前年同月
比33.5%増と急回復。前月は同10.4%減とマイナスに落ち込んだこともあり、同社の
商品取扱高も同6.4%増と1ケタの伸びにとどまる状況となっていた。

<%%%4202%%%>  ダイセル  482  +29
大幅高で上昇率上位。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は65.2億円で前年同期
比7.5%増益、通期予想は270億円、前期比32.2%増益を据え置いている。第1四半期
の市場コンセンサスは60億円程度であったと見られ、サプライズは乏しいものの順調
な決算となっている。化学セクターでは厳しい決算が相次いでいたため、相対的な買
い安心感につながる格好のようだ。

<%%%6723%%%>  ルネサス  240  -16
本日は買い先行も、その後は急速に伸び悩む展開。前日に第1四半期決算、並びに、
今期の業績見通しを発表している。第1四半期経常損益は176億円の赤字、ほぼ市場予
想通りの水準となる。一方、今期は赤字見通しがコンセンサスななか、会社側では
100億円の黒字見通しを発表している。ただ、一部では先に観測報道が伝わっていた
ほか、想定以上の構造改革を実施することにより、資本増強の必要性はさらに高まっ
たなどの見方も強まる形に。

<%%%7270%%%>  富士重  572  -15
決算発表後は一時下げ幅を広げる。第1四半期営業利益は173億円で前年同期比62.5%
増益、上半期・通期予想は据え置きとなっている。会社計画の通期予想670億円に対
して、市場予想は800億円近い水準であり、業績の上振れ期待は高かった銘柄。第1四
半期に関しても、200億円前後がコンセンサスと見られ、好内容ながらも市場の期待
値までに達する決算ではないと捉えられている。