株データブックWeb「記者が斬る!」

スターバックス(2712)の成長に死角はないか?
1000店舗達成目前で考える企業成長とブランド研究個人投資家10万人以上! 超人気銘柄の明日を占う

【第30回】 2012年9月25日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
facebook-share
twitter-icon
このエントリーをはてなブックマークに追加
RSS最新記事

株価は07年2月以来の6万円台も視野に

 スターバックス コーヒー ジャパン(2712)の株価が絶好調だ。

 今年(2012年)の2月8日に11年3月4日以来の高値5万円を記録、3月末に配当落ちでいったんは下がったものの、5月21日と6月4日をダブルボトムとして再上昇を開始。急角度の右肩上がりの末に、8月29日にはリーマンショック以前の08年3月27日以来となる5万2000円超えを達成し、それ以降も年初来高値を更新し続けており、07年2月8日以来の6万円も視野に入ってきたといえる。

2012年3月26日~9月24日・日足 チャート提供:株マップ.com 以下同
2002年9月~12年9月・月足 

 ユーロ危機はいまだ収まる気配が見えず、中国をはじめとする新興国の経済成長にもブレーキがかかる中、投資家の目線はスターバックスなど業績好調な内需株に向かっている。

 同社について、フィスコのアナリスト、小川佳紀さんは「相次ぐ新商品の投入によって、スタバファンを飽きさせない戦略が奏功しています」と分析する。

 「13年3月期の営業利益は12%増益が見込まれていますが、第1四半期の営業利益は24%増益と上振れ基調の好スタート。穀物市況の上昇に伴うコーヒー豆の値上がり懸念はありますが、業績上振れ期待が株価の支援材料となる。株主優待に対する個人投資家からの人気も根強く、中長期での上昇トレンドが継続すると予想しています」

1000店舗前後のコーヒーチェーンは2ブランドのみ

13年3月期中に店舗数は1000に迫る見通しだ。

1996年からのスターバックス店舗数推移。数字は年度

 1996年8月2日、東京・銀座の松屋通りに第1号店をオープンした。ちなみに、これは北米以外での最初のスタバである。

 以来約16年間で店舗数は増え続け、12年3月末時点では955店舗に。13年3月期中に「約60店舗程度」(12年5月10日発表のプレスリリースより)の出店を計画。退店予定が20あることから、実際に1000店舗を超えるのは来期の春先になるとのことだが、節目達成は間近だ。

 第1四半期を終えた時点の6月末で店舗数は966店となり、3月末よりも11店舗も多くなっている。ちなみに、13年春には島根県・松江市に出店を予定。その時点でスタバのない県は鳥取県だけとなる。

 実は、2001年3月期から3年間、100店以上の大量出店を行った時期があった。しかし、収益性が悪化し、03年3月期には営業赤字に転落した。

 これを反省材料としてその後は出店を抑制してきたのだが、それでも1年間に平均50店舗前後はオープンしてきており、その結果、来春には1000店舗の節目を抜ける。

 さて、コーヒーチェーンにおいて1000店舗とは、どれくらいの重みがあるのか。下のグラフは著名なコーヒーチェーンの店舗数を示したもの。

スターバックスは12年6月末時点、ドトールとエクセルシオールは8月末時点、タリーズは4月末時点、サンマルクカフェは3月末時点の店舗数。他は9月19日時点でサイトより検索。

 最多店舗数を誇るのは、ドトール・日レスホールディングス3087)の看板ブランドであるドトールコーヒーショップで、12年8月末時点で1115店。スタバはこのドトールに次ぐ規模で、1000店舗前後はこの2ブランドしかない。「1000」という数字は同社にとっても、かなり重みのあるものだろう。

Beyond One Thousand

 実際、同社の本社(店舗を支えるという意味で、サポートセンターと呼ばれている)では「Beyond One Thousand」なる言葉が飛び交っているのだという。

 「1000店舗以上となる今後、どのように成長していくべきなのか、社内のいろいろなところで議論がなされています」(同社・マーケティング統括 広報部長・足立紀生さん)

 もちろん、当面は出店スピードは緩めない。「年間50店舗程度を基本としており、今期は前期同様にやや多めの出店を想定しています。この出店スピードはここ数年は変える予定はありません」(足立さん)

 ただし、「出店を増やすよりも、パフォーマンスの高い立地開拓を目指していきたい」(足立さん)という意識もある。今年、表参道東急プラザや上野公園、スカイツリーなど新旧の観光スポットに続々と店舗を構えたり、青森県八戸市で同県初となるドライブスルー店を作ったのもその一環だろう。いずれも好調なセールスを記録しているという。

12年4月、都内初の公園内店舗「上野恩賜公園店」をオープン。テラス席を69席も用意。公園の緑を借景に、他の店舗にはないリラックスできる雰囲気づくりに腐心しているという。

 

新規市場の創設が課題に

 当面、業績は順調に推移するという見方が一般的だが、もちろんリスクはある。景気低迷や原材料費高騰、出店エリアの枯渇といった外食産業に共通したリスクに加えて、スターバックス独自の、しかも大きなリスクがある。

 そのリスクとは、同社のブランドがスターバックスの1つしかないこと。

 流通業界の専門誌「チェーンストアエイジ」の編集長、千田直哉氏は「外食は専門外だが」と前置きしながらも、「多店舗展開する企業が成長を持続させるためには、市場の維持と深掘り、そして市場の創造が大切」と語ってくれた。

 たとえば女性向け大規模衣料店をチェーン展開するしまむら(8227)の場合、中核店舗「ファッションセンターしまむら」の積極的な出店を続ける一方で、若年層を中心とした「アベイル」やファッション雑貨の「シャンブル」、さらにはベビー・子供服の「バースデイ」など、別ブランドも展開している。「同じお客がより多くのお金を払ってくれるようにすることと、新しいお客さんをつかまえることを両面で行うことが必要なのです」(千田さん)。

 コーヒーチェーンでも同じことを行っている会社は少なくない。たとえば、前述のドトールの場合、先のグラフにもあったエスプレッソ主体の「エクセルシオール」のほか、ハワイのコナコーヒーを提供する「カフェ マウカメドウズ」(12年9月25日現在で6店)、最高級ブランドと位置付ける「ル カフェ ドトール」(同3店)といった、ドトールとは個性の異なるブランドを複数展開している。

 もちろん、ドトールに比べて現状の店舗数は圧倒的に少ないものの、新たな成長エンジンになる可能性は秘めている。しかも、ドトールは「洋麺屋五右衛門」「卵と私」などを展開する日本レストランと共同持ち株会社を形成しており、そちら側のブランドとの提携や融合なども考えられる。実際、日本レストランシステムでは、すでに自社とドトールのノウハウを集結させた「星乃珈琲店」を関東、中京、関西を中心に展開している。

秋冬限定商品「「スターバックス® ブラックコーヒー」。チルドカップコーヒー市場の新戦力と期待されている。

 これに対して、スターバックスは、いわば「ブランド1本かぶり」の状態。確かにブランド力は非常に強力であり、優位性が崩れることは当面ないだろうが、消費マインドの劇的な変化に備えて、他のブランドもできれば用意しておきたいところ。ただ、そこは米国本社との関係で難しいのかもしれない(この点に関して、スターバックス コーヒー ジャパン広報は「ノー・コメント」とのこと)。

 もちろん、同社では右のコンビニ専用商品「スターバックス ブラックコーヒー」などで、店舗以外での収益源も獲得している。ただし、店舗以外での売上高は全体の2.2%でしかない(12年3月期)。成長するには店の数や1店舗当たりの売り上げを増やすしかない。ただ、それもいつかは限界をむかえる。多ブランド戦略を採用しない限り、それ以上の成長はないかもしれない。あまりに強すぎるブランドは、それ自体が将来的にはリスクになる恐れも秘めている

 

JINのように新規顧客を囲い込めるか

 前述のアナリスト、小川さんも、スタバファンを維持させつつ、新しい顧客の獲得が必要だろうという。

 「私自身もスタバをよく利用するのですが、『コーヒーはスタバでしか飲まない』という、固定層を飽きさせないことが大事でしょう。つい最近、日本航空(9201)が再上場しましたが、『飛行機はJALしか乗らないから、また株主になる』という個人の声は多いようです」

2012年株主優待ドリンク券。これを目当てに株主になる投資家も多い。

 その点、スターバックスはよくやっている。さまざまな新製品を生み出したことも奏功し、今期の既存店月次売上高は、前年同月比99%だった7月を除いて軒並みプラス。7月も加えた5カ月平均で102.6%となっており、ファン離れは起きていない。また、そうしたファンがそのまま株主となっている場合が多いのも同社の特徴で、個人投資家は10万人を超える。サイズや種類・オプションを問わず利用可能なドリンク券がもらえる優待の魅力も手伝って、冒頭で述べた通り株価もこれまでのところ堅調に推移している。

 しかし、今後は新規客を囲い込む戦略も重要になると小川さん。「ジェイアイエヌ(3046)は、メガネが必要のない人に度なしのメガネ(JINS PC)を発売、大ヒットを記録して業績を大きく伸ばしています。こういった新たな戦略も当然、スタバにも求められるでしょう」。JINS PCにあたるものがスターバックスでは何になるのか? それを生み出せるのか? 期待と不安が織り交ざる。

 今年からスターバックス広報部では報道用資料「スターバックス ジャーニー」を作成、折に触れて同社のさまざまな活動を伝えていく。その第1号の1ページ目で、同社社長・関根純氏は、同社の現状を「人間でいえばまだ16歳」と位置付け、「成熟した大人になるためには、いま一度、自らの姿をじっくりと見直すべきではないか」と、従業員とともに考えているという。

 この言葉を借りるなら、私たち投資家の関心は成熟してもなお、少年のような成長力を秘めていられるか、だ。はたしてスターバックスはどんな「大人」になるのだろうか? じっくりと見つめていきたい。

【※関連銘柄の株価チャートはこちら!】
◆ドトール・日レスHD(3087)
◆しまむら(8227)
◆日本航空(9201)
◆ジェイアイエヌ(3046)
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。
株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券!最新情報はコチラ!
証券会社(ネット証券)比較!売買手数料で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!取引ツールで比較ページへ
 つみたてNISA(積立NISA)おすすめ比較&徹底解説ページへ
証券会社(ネット証券)比較!人気の証券会社で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!株アプリで比較ページへ
 iDeCo(個人型確定拠出年金)おすすめ比較&徹底解説!詳しくはこちら!
ネット証券会社(証券会社)比較!最短で口座開設できる証券会社で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!外国株で比較ページへ
桐谷さんの株主優待銘柄ページへ
証券会社(ネット証券)比較IPO(新規上場)比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!キャンペーンで比較ページへ
証券会社(ネット証券)比較!総合比較ページへ
【2024年4月3日時点】
【証券会社おすすめ比較】
 手数料、取引ツールetc.で総合比較! おすすめネット証券はココだ!
株式売買手数料(税込) 投資信託 外国株
1約定ごと 1日定額
10万円 20万円 50万円 50万円
◆楽天証券⇒詳細情報ページへ
すべて0円 2557本
米国、中国
、アセアン
【楽天証券のおすすめポイント】
2023年10月2日約定分から、国内株式の現物取引と信用取引の売買手数料が完全無料(0円)にすることを発表! 株の売買コストについては、同じく売買手数料無料を打ち出したSBI証券と並んで業界最安レベルとなった。また、投信積立の際、楽天カードを使うと0.5〜1%分、楽天カードでチャージした楽天キャッシュを使うと0.5%分の楽天ポイントが付与されるうえ、投資信託の残高が一定の金額を超えるごとにポイントが貯まるので、長期的に積立投資を考えている人にはおすすめだろう。貯まった楽天ポイントは、国内現物株式や投資信託の購入にも利用できる。また、取引から情報収集、入出金までできるトレードツールの元祖「マーケットスピード」が有名で、数多くのデイトレーダーも利用。ツール内では日経テレコン(楽天証券版)を利用することができるのも便利。さらに、投資信託数が2500本以上と多く、米国や中国、アセアンなどの海外株式、海外ETF、金の積立投資もできるので、長期的な分散投資がしやすいのも便利だ。「2024年オリコン顧客満足度ランキング ネット証券」では総合1位を受賞。
【関連記事】
◆【楽天証券の特徴とおすすめポイントを解説!】売買手数料が安く、初心者にもおすすめの証券会社! 取引や投資信託の保有で「楽天ポイント」を貯めよう
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・楽天証券の公式サイトはこちら
【楽天カードを活用すれば、投資しながら楽天ポイントもゲット!】
楽天証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券⇒詳細情報ページへ
すべて0円
※取引報告書などを「電子交付」に設定している場合
2579本
米国、中国、
韓国、ロシア
、アセアン
【SBI証券のおすすめポイント】
ネット証券最大手のひとつ。2023年9月30日発注分から、国内株式の売買手数料の完全無料化を実施! 取引報告書などを電子交付するだけで、現物取引、信用取引に加え、単元未満株の売買手数料まで0円になるので、売買コストに関しては圧倒的にお得な証券会社と言える。投資信託の数が業界トップクラスなうえ100円以上1円単位で買えるので、投資初心者でも気軽に始められる。さらに、IPOの取扱い数は大手証券会社を抜いてトップPTS取引も利用可能で、一般的な取引所より有利な価格で株取引できる場合もある。海外株式は米国株、中国株のほか、アセアン株も取り扱うなど、とにかく商品の種類が豊富だ。米国株の売買手数料が最低0米ドルから取引可能になのも魅力。低コストで幅広い金融商品に投資したい人には、必須の証券会社と言えるだろう。「2023年オリコン顧客満足度ランキング ネット証券」において14度目の総合 1位を受賞した。また口座開設サポートデスクが土日も営業しているのも、初心者には嬉しいポイントだ。
【SBI証券の関連記事】
◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・SBI証券の公式サイトはこちら
◆松井証券⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 1874本
米国
【松井証券のおすすめポイント】
1日定額制プランしかないものの1日の約定金額の合計が50万円以下であれば売買手数料が無料という手数料体系は非常に魅力的。また、25歳以下なら現物・信用ともに国内株の売買手数料が完全無料! 資金が少なく、複数の銘柄に分散投資する初心者の個人投資家にはおすすめだ。その使い勝手は、チャート形状で銘柄を検索できる「チャートフォリオ」を愛用している株主優待名人・桐谷さんも「初心者に特におすすめ」と太鼓判を押す。また、デイトレード限定で手数料が無料、金利・貸株料が0%になる「一日信用取引」や手数料が激安になる「一日先物取引」など、専業デイトレーダーにとって利便性の高いサービスも充実している。なお「2023年 オリコン顧客満足度調査」ネット証券初心者部門にて第1位を受賞している。
※ 株式売買手数料に1約定ごとのプランがないので、1日定額制プランを掲載。
【関連記事】
◆【松井証券のおすすめポイントは?】1日50万円以下の株取引は手数料0円(無料)! その他の無料サービスと個性派投資情報も紹介
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・松井証券の公式サイトはこちら
1約定ごと(税込) 1日定額(税込) 投資信託
※1
外国株
10万円 20万円 50万円 50万円
◆マネックス証券⇒詳細情報ページへ
99円 115円 275円 550円/日 1761本
米国、中国
【マネックス証券のおすすめポイント】
日本株の取引や銘柄分析に役立つツールが揃っているのがメリット。中でも、多彩な注文方法や板発注が可能な「マネックストレーダー」や、重要な業績を過去10期以上に渡ってグラフ表示できる「マネックス銘柄スカウター」はぜひ利用したい。「ワン株」という株を1株から売買できるサービスもあるので、株初心者はそこから始めてみるのもいいだろう。また、外国株の銘柄数の多さも魅力で、約5000銘柄の米国株や2600銘柄以上の中国株を売買できる。米国株は最低手数料が0ドル、中国株は手数料が業界最低レベルとコスト面でもおすすめ。また、投資信託の保有金額に対し、最大0.08%分(年率)のマネックスポイントが付与されるのもお得だ。なお、2023年10月にNTTドコモと業務提携を発表しており、今後はdポイントやdカード決済、d払いアプリとの連携、ドコモショップを利用したサービスなどが予想される。
【関連記事】
◆マネックス証券は「マネックスカード」での積立投資で1.1%分のポイントが貯まってお得! クレジットカードを利用して、投資信託を積立投資する方法を解説!
◆【マネックス証券の特徴とおすすめポイントを解説】「単元未満株」の売買手数料の安さ&取扱銘柄の多さに加え、「米国株・中国株」の充実度も業界最強レベル!

◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・マネックス証券の公式サイトはこちら
【人気の「米国株」の銘柄数がトップクラス!】
マネックス証券の公式サイトはこちら
◆auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 1798本
米国
【auカブコム証券のおすすめポイント】
MUFGグループとKDDIグループが出資するネット証券で、SB証券や楽天証券などと並んで5大ネット証券のひとつ。日本株は、1日定額制なら1日100万円の取引まで売買手数料が無料(0円)!「逆指値」や「トレーリングストップ」などの自動売買機能が充実していることも特徴のひとつ。あらかじめ設定しておけば自動的に購入や利益確定、損切りができるので、日中に値動きを見られないサラリーマン投資家には便利だ。板発注機能装備の本格派のトレードツール「kabuステーション」も人気が高い。その日盛り上がりそうな銘柄を予測する「リアルタイム株価予測」など、デイトレードでも活用できる便利な機能を備えている。投資信託だけではなく「プチ株(単元未満株)」の積立も可能。月500円から株を積み立てられるので、資金の少ない株初心者にはおすすめだ。「HDI格付けベンチマーク」2023年の「問合せ窓口」「Webサポート」の両部門において、最高評価の三つ星を獲得した。 
【関連記事】
◆auカブコム証券の新アプリで「スマホ投資」が進化! 株初心者でもサクサク使える「シンプルな操作性」と、投資に必要な「充実の情報量」を両立できた秘密とは?
◆「auカブコム証券+au PAY カード」で積立投資すると最大5%のPontaポイントがたまる! NISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ!
◆【auカブコム証券の特徴とおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率は「1%」とネット証券トップクラス
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・auカブコム証券の公式サイトはこちら
◆GMOクリック証券⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 131本
(CFD)
【GMOクリック証券のおすすめポイント】
1日100万円まで取引は売買手数料無料! 1約定ごとプランの売買手数料も最安レベルで、コストにうるさい株主優待名人・桐谷広人さんも利用しているとか。また、27歳以下なら現物株が売買手数料が無料で取引できるのもメリット。信用取引の売買手数料と買方金利・貸株料も最安値レベルで、一般信用売りも可能だ! 近年は、各種ツールや投資情報の充実度もアップしており、売買代金では5大ネット証券に食い込むほど急成長している。商品の品揃えは、株式、FXのほか、外国債券やCFDまである充実ぶり。CFDでは、各国の株価指数のほか、原油や金などの商品、外国株など多彩な取引が可能。この1社でほぼすべての投資対象をカバーできると言っても過言ではないだろう。頻繁に売買しない初心者やサラリーマン投資家はもちろん、信用取引やCFDなどのレバレッジ取引も活用する専業デイトレーダーまで、幅広い投資家におすすめ!
【関連記事】
◆GMOクリック証券が“業界最安値水準”の売買手数料を維持できる2つの理由とは? 機能充実の新アプリのリリースで、スマホでもPCに負けない投資環境を実現!
◆「株主優待のタダ取り(クロス取引)」で得するなら、GMOクリック証券がおすすめ! 一般信用の「売建」を使って、ノーリスクで優待をゲットする方法を解説!
◆GMOクリック証券を「無料」で利用する裏ワザとは? グループ会社の株主優待を効率よく利用することで、1年間に「最大375回分」の売買手数料が0円に!
◆億トレーダーが初心者におすすめの証券会社を紹介! NISA口座の売買手数料無料のSBI証券と、株主優待で売買手数料が無料になるGMOクリック証券がおすすめ
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・GMOクリック証券の公式サイトはこちら
1約定ごと(税込) 1日定額(税込) 投資信託
※1
外国株
10万円 20万円 50万円 50万円
◆SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/ 28本
(米国株CFD)
【SBIネオトレード証券のおすすめポイント】
以前はライブスター証券だったが、2021年1月から現在の名称に。売買手数料を見ると、1日定額プランなら1日100万円まで無料。1日100万円超の価格帯でも大手ネット証券より割安だ。そのうえ信用取引の売買手数料が完全無料と、すべての手数料プランにおいてトップレベルの安さを誇る。そのお得さは株主優待名人・桐谷さんのお墨付き。2023年10月に新取引ツール「NEOTRADER」が登場。PC版は板情報を利用した高速発注や特殊注文、多彩な気配情報、チャート表示などオールインワンの高機能ツールに仕上がっている。また「NEOTRADER」のスマホアプリ版もリリースされた。低コストで日本株(現物・信用)やCFDをアクティブにトレードしたい人におすすめ。また、売買頻度の少ない初心者や中長期の投資家にとっても、新NISA対応や低コストな個性派投資信託の取り扱いがあり、おすすめの証券会社と言える。「2023年オリコン顧客満足度ランキング ネット証券」では「取引手数料」において9年連続で1位を獲得!
【関連記事】
◆【ネット証券おすすめ比較】株の売買手数料を比較したらあのネット証券会社が安かった!

◆株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券は? 手数料、使い勝手で口座を使い分けるのが桐谷流!
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・SBIネオトレード証券の公式サイトはこちら
【SBIグループに入ってIPO取扱数も急増!】
SBIネオトレード証券の公式サイトはこちら
※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。

【SBI証券×ザイ・オンライン】タイアップ企画
新規口座開設+条件クリアした人全員に
現金2000円プレゼント!関連記事はこちら

ザイ・オンラインおすすめのネット証券会社!SBI証券の公式サイトはこちら
お得な限定キャンペーン! もれなく2500円プレゼント 株の売買手数料がお得!
SBI証券の公式サイトはこちら!
SBI証券
新規口座開設+条件クリアで
もれなく2000円プレゼント!
岡三オンライン証券の口座開設はこちら!
岡三オンライン証券
1日定額プランで
手数料を大幅値下げ!
松井証券の口座開設はこちら!
松井証券
1日50万円までの取引
なら売買手数料0円!
ネット証券最大手で、ザイ・オンラインでも人気NO.1関連記事 2017年の秋からIPO取扱数がトップクラスに!関連記事 優待名人・桐谷さんも「便利でよく使う」とおすすめ関連記事

【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2022年の最強クレジットカード(全8部門)を公開!
【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2021年の最強クレジットカード(全8部門)を公開! 最短翌日!口座開設が早い証券会社は? おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き
ZAiオンライン アクセスランキング
1カ月
1週間
24時間
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!

配当&株価が10倍株!
NISA投信グランプリ
ふるさと納税

6月号4月19日発売
定価780円(税込)
◆購入はコチラ!

楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!Amazonで購入される方はこちら!

[配当&株価が10倍になる株!]
◎第1特集
配当&株価が10倍になる株!
10年持ちっぱなしで「配当が10倍」になる株や「株価10倍」になる大型優良株を発掘
・誰もが知ってる大型株・優良株で実現
・新興国に進出/AI・半導体/
高齢化・人手不足/環境・EV
・番外編:1年で株価2倍になる株


◎第2特集
ダイヤモンド・ザイ
NISA投信グランプリ2024

2回を迎える、投資信託のアワードを発表!
NISAの投信選びや保有投信のチェックに最適

・NISAで運用できる投資信託のみが対象
・個人投資家が選びやすいよう、本数は30本のみ!
・個人投資家がわかりやすい部門で表彰


◎第3特集
ふるさと納税 日本3大グルメ&生産地
返礼品60 

日本3大和牛、3大地鶏、といったブランド食品や、日本3景、3名泉のベストグルメ、大注目の魚介、フルーツの3大産地の返礼品などを紹介

◎第4特集
FXで1億円!
年億稼ぐトレーダーの「神トレ」大公開!

ドル/円が34年ぶりの安値更新など、活況の為替市場。
FX界隈では、1年で「億」を稼ぐ「年億」の個人投資家が続々誕生しています。その手法を、わかりやすくお届け


◎【別冊付録】

いつまでたっても始められない人に贈る
新NISA「超ラク」スタートBOOK
完ペキさを求めてなかなか始められないより、「ラク」に「早く」始めたほうが、結果的にオトク
なかなか始められない人向け、ぐうたら指南書


◆出遅れJリートに投資チャンス! 利回り4~5%台投資判断&オススメJリート 
◆おカネの本音:渋澤 健さん
◆10倍株を探せ! IPO株研究所
◆マンガ恋する株式相場「コンビニがGAFAの一角に!?」
◆マンガ「昭和のボロ空き家はそのまま貸せばいい!?」
◆人気毎月分配型投信100本の「分配金」速報データ!


>>「最新号蔵出し記事」はこちら!



「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!


>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

【法人カード・オブ・ザ・イヤー2023】 クレジットカードの専門家が選んだ 2023年おすすめ「法人カード」を発表! 「キャッシュレス決済」おすすめ比較 太田忠の日本株「中・小型株」アナリスト&ファンドマネジャーとして活躍。「勝つ」ための日本株ポートフォリオの作り方を提案する株式メルマガ&サロン

ダイヤモンド不動産研究所のお役立ち情報

ザイFX!のお役立ち情報

ダイヤモンドZAiオンラインαのお役立ち情報