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2013年12月3日 フィスコ

前場に注目すべき3つのポイント~通販各社には再編思惑、iPS関連にはテーマ物色余地

3日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:終値ベースでの年初来高値更新後はこう着か
■外資系証券の注文動向:差し引き430万株の売り越し
■前場の注目材料:大日本住友製薬<%%%4506%%%>とヘリオスがiPS医薬品の開発会社設立を
発表、iPS関連に関心

■終値ベースでの年初来高値更新後はこう着か

☆日経225想定レンジ:上限15850円-下限15650円

3日の東京市場は堅調な展開が期待される。週明け2日の米国株式相場はNYダウ、ナス
ダックともに下落。11月のISM製造業景況指数が予想を上回ったことで、次回の米連
邦公開市場委員会(FOMC)で量的緩和縮小に踏み切るとの思惑が強まったようだ。


一方、予想を上回る経済指標の発表を受けて為替市場では、ドル・円が一時103円台
に突入するなど円安基調が強まったほか、シカゴ日経225先物清算値は大証比60円高
の15750円となった。高いところでは15850円を付けており、これにサヤ寄せする格好
から、買い先行の展開が期待されよう。

もっとも、米国の下げの要因としては感謝祭明け後の小売各社の売上げ動向が、期待
されたほど強くなかったとの一部報道が嫌気された面もある。週末の雇用統計を控え
ていることや、12月に入って節税対策なども意識される時期となることから、短期的
な調整局面が意識されやすいところである。

そのため、日経平均は終値ベースでの年初来高値(15727.12円)を更新することが期
待されるが、買い一巡後はこう着感が強まりやすく、物色は次第に個人主体による中
小型株物色にシフトする可能性がありそうだ。2日の売買代金上位をみると、マザー
ズのアドウェイズ<%%%2489%%%>が全市場でトップ。そのほか、フリービット<%%%3843%%%>、ガンホ
ー<%%%3765%%%>、ネットイヤー<%%%3622%%%>などがみられるなど、個人の投資意欲の強さがうかが
えた。

■外資系証券の注文動向:差し引き430万株の売り越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1450万株、買い1020万株、差し引き430万
株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

11月26日(火):130万株の買い越し
11月27日(水):280万株の買い越し
11月28日(木):260万株の買い越し
11月29日(金):30万株の買い越し
12月 2日(月):500万株の買い越し

■前場の注目材料

・7&iHD<%%%3382%%%>がニッセンHD<%%%8248%%%>の買収を発表、通販各社には再編思惑も

・大日本住友製薬<%%%4506%%%>とヘリオスがiPS医薬品の開発会社設立を発表、iPS関連に関

・ライドオン・エクスプレス<%%%6082%%%>が新規上場、初値は人気化へ

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:30 閣議後、閣僚会見予定
08:50 日銀・11月マネタリーベース(10月末残高:189.8兆円)
11:00 菅官房長官、定例記者会見

<海外>

09:30 豪・7-9月期経常収支(予想:-115億豪ドル、4-6月期:-94億豪ドル)

09:30 豪・10月小売売上高(前月比予想:+0.4%、9月:+0.8%)
10:00 中国・11月非製造業PMI(10月:56.3)