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2013年12月30日 フィスコ

前場に注目すべき3つのポイント~大納会での物色意欲は強そう、中小型株に注目へ

30日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:安倍首相の大納会出席が市場心理を刺激
■外資系証券の注文動向:差し引き470万株の買い越し
■前場の注目材料:大納会での物色意欲は強そう、中小型株への資金流入期待は継続


■安倍首相の大納会出席が市場心理を刺激

☆日経225想定レンジ:上限16400円-下限16200円

年内は30日の大納会の1日を残すのみとなった。年内受け渡しの証券優遇税制廃止に
伴う売りによって当面の売り需要は止まった格好である。買いのタイミングを探るな
か、年明け以降からの参戦というよりは、大納会での物色意欲も意外と強そうであ
る。

NISAに関連した買い需要も引き続き強そうである。今回の年末・年始の休場は12月31
日から1月5日までの6日間。その間に1月2日には米国でISM製造業景況指数が発表さ
れ、3日にはバーナンキFRB議長講演が予定されている。

ISM製造業景況指数が予想を上回ってくるようだと、翌週の10日には12月の雇用統計
を控えていることもあり、景気回復への期待が高まる。米国の緩和縮小に対し、日本
の追加緩和期待となるなか、為替市場では、よりドル高・円安の流れがはっきりして
くる可能性がある。円安を背景とした景気回復期待が先高期待をより高めることにな
ろう。

アベノミクス効果は落ち着きをみせているように映るが、2014年も強気相場が続くと
みられる。来年4月の消費税率引き上げに伴う景気悪化への対策として、景気刺激に
即効性のある公共事業に手厚く予算を配分し、マイナス幅を最小限にとどめる。


また、安倍首相は雇用や農業、医療分野を柱とした新たな成長戦略を、来年6月をめ
どにまとめる方針を表明している。消費増税の影響が警戒される局面で成長戦略を打
ち出す格好であり、相場の先高期待につながりそうである。

さらに、新指数「JPX日経インデックス400」が1月より算出される。選定条件に企業
の収益性をはかるROE(自己資本利益率)が採用されたことで、より成長期待の大き
い企業に関心が向かいやすくなるだろう。

■外資系証券の注文動向:差し引き470万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り940万株、買い1410万株、差し引き470万
株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

12月20日(金):820万株の買い越し
12月24日(火):920万株の買い越し
12月25日(水):40万株の売り越し
12月26日(木):50万株の買い越し
12月27日(金):60万株の買い越し

■前場の注目材料

・大納会での物色意欲は強そう、中小型株への資金流入期待は継続
・ソニー<%%%6758%%%>、電池部門の売却見送りで中核事業に育成
・マルハニチロH<%%%1334%%%>、冷凍食品から農薬検出で630万袋を自主回収

☆前場のイベントスケジュール

<海外>

09:01 英・12月ホームトラック住宅調査(前月比11月:+0.5%)