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2014年3月11日 フィスコ

前場に注目すべき3つのポイント~日銀金融政策決定会合を見極め、復興関連に関心が向かうか

11日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:金融政策決定会合の結果でトレンドが強まるか
■外資系証券の注文動向:差し引き710万株の買い越し
■前場の注目材料:東日本大震災から3年、再度除染や復興、代替エネルギー関連に
関心が向かう可能性

■金融政策決定会合の結果でトレンドが強まるか

☆日経225想定レンジ:上限15350円-下限15000円

11日の東京市場はトレンドが出やすいタイミングとなる。10日の米国市場は2月の中
国貿易収支が悪化したことを嫌気して売りが先行。ただし、貿易収支の悪化について
は織り込み済みのほか、シカゴ日経225先物清算値は大証比70円高の15230円だったこ
ともあり、日経平均は10日の下げに対するリバウンドが意識されやすい。


一方、日経平均は緩やかなリバウンド形状をみせているとはいえ、一目均衡表の雲の
ねじれのタイミングで強弱感が対立しやすい位置にある。雲は15377-15467円辺りに
位置しており、突破を見極めたいところであろう。一方、雲下限は明日には15073円
辺りに切り下がるため、抵抗となればトレンドは悪化傾向に。週末に先物・オプショ
ン特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えていることもあり、方向感を掴みづらくさ
せる要因となる。

また、金融政策決定会合の結果が発表される。市場コンセンサスは現状維持であるも
のの、10-12月期GDP改定値が速報値から下方修正されことにより、追加緩和期待が高
まっているとみられる。消費増税後の景気への影響が警戒されているなか、先手を打
つ格好での取り組みに期待したいところである。不動産にはいったんポジションを圧
縮する動きがみられており、再動意をみせてくるかに注目。

その他、建設セクターへの物色が目立っているが、信用高値期日に伴う需給改善期待
のほか、東日本大震災から3年を迎える。本格的な復興への期待感などが、インフラ
関連などへの物色に向かわせそうである。また、ソフトバンク<%%%9984%%%>は11日に米国
(ワシントン)で孫社長の講演が予定されており、思惑的な動きをみせてきそうであ
る。

■外資系証券の注文動向:差し引き710万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1440万株、買い2150万株、差し引き710万
株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

3月4日(火):790万株の売り越し
3月5日(水):40万株の買い越し
3月6日(木):480万株の売り越し
3月7日(金):130万株の買い越し
3月10日(月):500万株の買い越し

■前場の注目材料

・日銀金融政策決定会合の結果を見極める展開へ
・大手住宅メーカー、2月受注は軒並み2ケタ減で反動減止まらず
・東日本大震災から3年、再度除染や復興、代替エネルギー関連に関心が向かう可能


☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 マネーストック(2月、日本銀行)
09:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目、終了後に結果公表)

11:00 リトアニアのリナス・リンケビチュウス外相、記者会見(日本記者クラブ)