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2014年6月12日 フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):三菱重工、NTT、大阪チタなど

三菱重工<%%%7011%%%>:652円(前日比+11円)
しっかり。独シーメンスと、仏重電大手アルストムに対してエネルギー事業の共同買
収を提案する方針を固めたと伝わっている。買収実現ならエネルギー部門の売上高は
米GEに匹敵する規模になるようだ。仏政府の受け入れの有無など、実現性は不透明と
みられるが、事業規模拡大に向けた積極展開を評価する動きが先行へ。また、シティ
では投資評価を「2」から「1」に格上げ、事業ポートフォリオの変化などをプラス材
料視しているようだ。

NTT<%%%9432%%%>:6283円(同+67円)
堅調。ゴールドマン・サックス(GS)では投資判断を「中立」から「買い」に格上
げ、目標株価も6200円から6700円に引き上げている。NTTドコモ<%%%9437%%%>の業績V字回復
の恩恵が期待されるほか、継続的な株主還元、光アクセスのサービス卸の便益が新た
に寄与することなどを背景としている。なお、前日も、メリルリンチ(ML)が目標株
価を6500円から6800円に引き上げており、評価材料視された経緯がある。


大阪チタニウムテクノロジーズ<%%%5726%%%>:1910円(同-101円)
急反落。チタンの価格が2年連続で下落と報じられている。スポンジチタンの国内大
口需要家向け価格は1キロ1550-2050円、前年度比5-6%安い水準で決着と伝わってい
る。航空機向けなどを主体とした輸出価格の下落も影響と。航空機需要の拡大に伴う
業績回復期待も高まりつつあったため、ネガティブな反応が強まる格好へ。


日東電工<%%%6988%%%>:4555円(同-135円)
軟調。前日に5月の月次動向を発表しており、マイナス材料と捉えられているよう
だ。月次売上高は前年同月比1%減、前月比3%減となり、注目される情報機能材料は
同5%減、同3%減となっている。シティでは、需要の力強さが欠ける印象、情報機能
材料の第1四半期売上高のシティ予想達成は難しくなったとしている。

山一電機<%%%6941%%%>:616円(同+100円)
ストップ高まで急伸。いちよしではレーティング未付与ながらポジティブなレポート
をリリースしている。収益の柱であるテストソリューション事業を中心に収益回復が
続いているほか、戦略製品であるYFLEXに対する引き合いも強まっているもよう。今
期営業利益は会社計画の10億円に対して15億円を予想、来期も20億円に拡大と見込ん
でいるようだ。なお、業績インパクトなどは不明ながら、薄型多層基板に関連する特
許の取得なども話題となっているもよう。

GSIクレオス<%%%8101%%%>:144円(同+7円)
賑わう。ウエハー加工会社である仏ノヴァシックと販売代理店契約を結び、パワー半
導体用の炭化ケイ素の加工サービスに乗り出したと一部で報じられている。パワー半
導体の市場拡大が今後期待される中で、業績インパクトへの期待感などは高まりやす
いようだ。株価水準の値頃感の強さなども意識される形に。

フィックスター<%%%3687%%%>:19340円(同-960円)
売り先行。東証が同社株の信用取引に関する臨時措置を発表したことが嫌気されてい
る。委託保証金率について、本日の売買分から50%以上(うち現金20%以上)とす
る。昨日は短期資金を巻き込んだ急騰で上場来高値を更新するなど短期的な過熱感も
意識される中で、信用取引規制の強化を背景に利益確定売りが膨らむ格好に。


エスイー<%%%3423%%%>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。コンクリートの強度を通常の10倍に高める技術を開発したと報
じられたことが材料視されている。コンクリートの材料として砂利の代わりに、鉄よ
り強度が高い炭素繊維の粒を使うと。生産コストは一般のコンクリートより高くなる
ものの、今後1年以内で実用化することを目指すもようで関心が高まっている。


リプロセル<%%%4978%%%>:904円(同+17円)
買い先行。ドイツ銀行ロンドン支店と、第三者割当による株式買取基本契約の締結、
新株式発行に関する契約を締結したと発表したことが材料視されている。増資は4回
にわたって実施され、25億円程度を調達する見込み。調達資金はiPS細胞の培養液や
細胞製品の販路拡大を目的としたM&Aなどに充当する方針で、前向きな資金調達と捉
えられている。

エナリス<%%%6079%%%>:1886円(同+16円)
続伸。昨日は改正電気事業法の成立が材料視され売買を伴って急伸となり、引き続
き、短期資金による物色で賑わう展開となっている。本日も手掛かり材料が乏しい中
で値幅取り狙いの短期資金が集中。ただ、買い一巡後は利益確定売りなどで上げ幅を
縮小する展開に。