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2014年6月30日 フィスコ

後場に注目すべき3つのポイント~日本通信がストップ高、MVNO関連に短期資金が集中

30日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・資金の逃げ足は速いが、割り切りスタンスで中小型株へ
・ドル・円は101円30銭付近、東京株式市場のマイナス転換で軟調推移
・日本通信<%%%9424%%%>がストップ高、MVNO関連に短期資金が集中

■資金の逃げ足は速いが、割り切りスタンスで中小型株へ

日経平均は続落。24.92円安の15070.08円(出来高概算9億5000万株)で前場の取引を
終えた。27日の米国市場が小じっかりだった流れもあり、朝方は先週末の大幅な下げ
に対するリバウンドの動きが先行した。しかし、寄り付き直後につけた15177.87円を
高値に、その後はこう着感が強まるなか、下げに転じている。

セクターではその他金融、ガラス土石、パルプ紙、サービス、食料品などが小じっか
り。一方で、鉱業、保険、不動産、情報通信、証券、輸送用機器などが冴えない。東
証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、全体の6割を占めている。規模
別指数では大型株指数のみがマイナス。

指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<%%%9983%%%>が冴えないほか、堅調な
値動きをみせていたソフトバンク<%%%9984%%%>が下げに転じたほか、KDDI<%%%9433%%%>も軟
調。また、円相場が円高に振れて推移するなか、スズキ<%%%7269%%%>、富士重<%%%7270%%%>、トヨ
タ<%%%7203%%%>などが冴えない。

円相場で一気に円高の動きが強まってきており、輸出関連などへの重しとなってい
る。また、ソフトバンク<%%%9984%%%>が下げに転じてきていることも、手掛けづらくさせて
いるだろう。一方、物色の流れは中小型株やテーマ銘柄にシフトしており、「総務省
は大手携帯電話各社が自社の通信サービスしか使えないようにする端末の機能制限を
2015年度にも解除させる」と報じられており、日本通信<%%%9424%%%>などSIM・MVNO(仮想
移動体通信事業者)などの関連銘柄に短期筋の資金が集中している。

マザーズ指数、ジャスダック平均はプラス圏で推移している。資金の逃げ足の速さに
は注意する必要があるものの、日経平均が15000円処での攻防となるなか、中小型株
などに資金はシフトしやすいだろう。

■ドル・円は101円30銭付近、東京株式市場のマイナス転換で軟調推移

ドル・円は101円30銭付近で推移。ドル・円は、月末、四半期末で東京株式市場がマ
イナス圏に転じていることで軟調推移。ユーロ・ドルは、1.3642ドルから1.3646ドル
で推移。ウクライナ東部情勢への警戒感から上げ渋る展開。ユーロ・円は、138円20
銭から138円40銭で推移。

12時17分時点のドル・円は101円30銭、ユーロ・円は138円22銭、ポンド・円は172円
48銭、豪ドル・円は95円37銭付近で推移している。

■後場のチェック銘柄

・日経平均はマイナス転換、為替相場の円高推移などが重し
・日本通信<%%%9424%%%>がストップ高、MVNO関連に短期資金が集中
・短期資金の逃げ足の速さには注意も、中小型株物色は引き続き活況か

☆後場の注目スケジュール☆

<国内>

14:00 5月住宅着工戸数(前年比予想:-10.5%、4月:-3.3%)