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2014年7月2日 フィスコ

前場に注目すべき3つのポイント~VOYAGE GROUPが東証マザーズに新規上場

2日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:年金主導で日経平均の15500円回復が期待されてくる
■外資系証券の注文動向:差し引き20万株の売り越し
■前場の注目材料:米6月新車販売台数、季節調整済み年率換算で1698万台と市場予
想を上回る

■年金主導で日経平均の15500円回復が期待されてくる

☆日経225想定レンジ:上限15500円-下限15350円

2日の東京市場は堅調な展開が期待される。1日の米国市場は中国の製造業指数が予想
を上回ったことが好感され、NYダウは100ドルを超える上昇となり最高値を更新。シ
カゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の15410円だった。円相場は1ドル101円50銭
辺りでの推移をみせている。

中国の経済指標については織り込み済みであるが、シカゴ先物にサヤ寄せする流れに
より、日経平均は6月23日に付けた戻り高値(15442.67円)を捉えてくるほか、節目
の15500円が強く意識されよう。日経平均は前日に大幅な上昇となった利益確定も意
識されるものの、戻り高値突破となれば、売り方の買い戻しが強まりやすい。


昨日の上昇を主導したのが年金資金とみられている。年金積立金管理運用独立行政法
人(GPIF)の運用改革への思惑などもあるなか、高ROE銘柄への資金流入は続きやす
い。また、個人投資家の需給が良好である。SIMロック解除の流れからMVNO(仮想移
動体通信事業者)などのテーマ銘柄への物色が活発であった。

本日はVOYAGE GROUP<%%%3688%%%>がマザーズに新規上場する。インターネット広告サービス
を手掛けており、ネット広告関連のほか、直近IPO銘柄への波及が期待される。その
ほか、麻生財務相は1日、少額投資非課税制度(NISA)の非課税枠について言及。年
100万円の非課税枠を240万円(毎月20万円×12ヶ月を想定)に増やすことなどを検討
すると報じられている。優待・配当銘柄への関心も改めて強まる可能性がある。


なお、米国では2日に6月のADP雇用報告、3日に6月の雇用統計が発表される。4日が独
立記念日で休場となるため前日の3日に雇用統計の発表となる。三連休を前に海外勢
のフローは減少してくるだろう。先高感は強いものの、積極的にはなりづらい状況で
もあり、年金資金の動向が注目される。

■外資系証券の注文動向:差し引き20万株の売り越し

朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り1120万株、買い1100万株、差し引き20万
株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

6月25日(水):90万株の買い越し
6月26日(木):230万株の売り越し
6月27日(金):400万株の買い越し
6月30日(月):350万株の買い越し
7月1日(火):210万株の買い越し

■前場の注目材料

・シャープ<%%%6753%%%>社長、「4-6月期は営業黒字を確保」
・米6月新車販売台数、季節調整済み年率換算で1698万台と市場予想を上回る

・VOYAGE GROUP<%%%3688%%%>が東証マザーズに新規上場(公開価格:2400円)

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:50 日銀短観6月調査全容公表
08:50 6月マネタリーベース

<海外>

10:30 豪・5月貿易収支(予想:-2億豪ドル、4月:-1.22億豪ドル)