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2015年2月12日 フィスコ

18000円突破はギリシャの行方を確認してからか

 日経平均は大幅に反発。289.65円高の17942.33円(出来高概算14億1000万株)で前
場の取引を終えている。11日の米国市場はギリシャ問題を背景に、ユーロ圏財務相会
合を見極めたいとのムードから、まちまちの展開。一方で、円相場は1ヶ月ぶりに1ド
ル120円台を回復する中、シカゴ日経225先物清算値は大阪比370円高の18010円と節目
の18000円に乗せてきており、これにサヤ寄せする格好に。ギリシャとユーロ圏は救
済延長に向けて動いており、合意形成への期待が高まっている。
 セクターでは陸運、小売、保険、倉庫運輸、食料品、その他製品、銀行などが堅
調。一方で、原油安を受けて鉱業、石油石炭が利食い優勢に。その他、ゴム製品、卸
売が小安い。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1400を超えており、全体の7割を占
めている。一方で、ミクシィ<%%%2121%%%>、サイバダイン<%%%7779%%%>などが冴えないなか、マザ
ーズ指数はマイナス圏で推移している。なお、1ヵ月半ぶりのIPOとなったKeePe
r技<%%%6036%%%>の初値は公開価格の約1.5倍となる3160円となった。
 日経平均は寄り付き直後に17983.96円まで上げ幅を拡大しており、昨年末の戻り高
値(17914.55円)を突破し、昨年12月8日の高値18030.83円が射程に入ってきてい
る。ギリシャ問題の進展期待などが押し上げる格好となったが、ユーロ圏財務相会合
の結果を見極めたいとのムードも強く、節目突破は厳しいところか。また、円相場も
朝方からはやや円高に振れて推移していることも、上値追いには慎重にさせそうであ
る。
 ただ、ニッセイアセットマネジメントは12日、「繰上償還条項付 JPX日経400アク
ティブファンド 米ドル投資型 2015-02(愛称:JPXターゲット)」、「JPX日経400ア
クティブ・オープン 米ドル投資型」、「JPX日経400アクティブ・プレミアム・オー
プン 毎月決算型(JPXプレミアム)」を設定する。JPX400に関連するファンドが3本
設定されることもあり、下値の堅さは意識されそうである。
 また、指数インパクトの大きいところではソフトバンク<%%%9984%%%>が冴えない半面、フ
ァナック<%%%6954%%%>、ファーストリテ<%%%9983%%%>、京セラ<%%%6971%%%>、日東電<%%%6988%%%>、TDK
<%%%6762%%%>などがけん引する格好。
(村瀬智一)