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2016年3月10日 フィスコ

ケネディクス---不動産を自ら保有せず、ファンドが保有するモデルで成長拡大目指す

<%%%4321%%%>  ケネディクス  486  +13
ケネディクス<%%%4321%%%>は、J-REITの6銘柄や私募REITのほか、多数の私募ファンドを運
用しており、受託資産残高は1.6兆円を超える。2008年のリーマン・ショックによ
り、一時は資産圧縮と投資の凍結を余儀なくされたが、その後の好調な不動産マー
ケットを背景として同社の業績も好調に推移。バランスシートの再構築が完了。自ら
不動産を保有せず、グループで組成・運用するファンドが保有することにより、安定
的な収益力を追求する「ケネディクスモデル」の本格稼働により、新たな成長ステー
ジに入った。2015年12月期の業績は、営業収益が前期比0.8%減の25,997百万円、営業
利益が同24.2%増の10,119百万円、経常利益が同42.5%増の9,127百万円、当期純利益
が同102.4%増の9,807百万円と大幅な増益となった。連結対象不動産の売却が一巡し
たことで営業収益はわずかに減収となったものの、主力のアセットマネジメント事業
が2つのJ-REITの上場を含む受託資産残高の拡大により大きく伸長。また、総合的な
収益力を示す純利益についても、支払金利の削減に加えて、売却益(特別利益)の積
み上げや過去投資案件の処分損(特別損失)の縮小により大きく伸びた。2015年11月
には株主還元の一環として、自社株買い約20億円を実施。2016年12月期の業績予想に
ついては、営業収益を前期比13.1%減の22,600百万円、営業利益を同8.1%減の9,300百
万円、経常利益を同10.7%増の10,100百万円、当期純利益を同2.0%増の10,000百万円
と見込む。純利益については、支払金利の削減や過去投資案件の処分損(特別損失)
の解消により増益を確保する見通しで、引き続き好調な決算が持続する。2017年12月
期を最終年度とする中期経営計画を進めている。安定的な収益基盤であるノンアセッ
ト事業をコア領域として再定義するとともに、アセットマネジメント事業を中心とす
る安定収益の成長、共同投資を中心とする不動産投資事業の推進、財務の健全性と株
主還元の最適なバランスの追求の3項目を重点施策とし、最終年度のベース利益(ア
セットメネジメント事業及び不動産関連事業の営業総利益から販売費及び一般管理費
を控除したもの)4,000百万円、3年平均ROE8.0%を目標に掲げる。